アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

入声はなぜ「にっしょう」と読むのでしょうか?仏教用語は呉音が多いそうですがその場合はにごるのが多い?と聞きました。この場合はどうなのでしょうか?

A 回答 (3件)

「声」を「ショウ」と読むのはお察しの通り呉音です。

にごるのが多いかどうかはよく分かりませんが別に必ずにごるわけでもないでしょう。

「入」の方ですが、これは呉音漢音の違いではありません。これは現代仮名遣いでは「ニュウ」ですが、旧仮名遣いで書くと「ニフ」になります。これは促音化すると「ニッ」になるのです。(元「ニウ」で現代仮名が「ニュウ」のものは促音化しません)
これは「十」(ジフ)が「ジッ」になるのと同じことです。このように日本語音で促音化を起こすのが「入声」の発音の特徴です。
    • good
    • 0

「平声」「上声」「去声」「入声」は、いわゆる中古(随・唐)の時代の「四声」ですね。

「声」を「しょう」と読むのは「入声」だけでなく、下記サイトでは4つとも「しょう」と読むように書いてあります。その読みが普通かどうかは分かりませんが。
 ところで、ご質問は「入」が濁るのか、「声」が濁るのか、どちらかよく分かりません。
 「入」について
呉音 ニュウ(ニフ) 漢音 ジュウ(ジフ)( )内は旧字音仮名遣いです。
 これが濁るのは、本来の漢音ですが、これはあまり聞きません。あるのはむしろこの音が変形した慣用音で、「入内」(ジュダイ)「入水」(ジュスイ)というわが国独自の用法ですね。
 「声」について
「ジョウ」と濁る場合は、前に「ン」で終わる漢語が来るとき、「大音声」「連声」など「ジョウ」に変化しますね。
 「入声漢語」の下にくる特定の語が変化する場合
「一」「日」(いずれも呉音で入声)の後に「本」などがくると、「イッポン」「ニッポン」のように「半濁音」になることがありますね。

 いずれにしても、あまりよい回答にはなっていないようです。m(__)m

参考URL:http://homepage2.nifty.com/kanbun/izanai/izanai1 …
    • good
    • 0

「声」は「シャウ(呉音)」、「セイ(漢音)」で、濁音の読みはありませんね。


「入」が「ニフ(呉音)」、「ジフ(漢音)」で、促音化の場合は「ニュッ」「ジュッ」
などとはならず、「ニッ」「ジッ」となります。

以下に「○フ」⇒「○ッ」の例をいくつか挙げておきます。
入:ニフ(呉音)⇒ ニッ:入声(ニッショウ)、入唐(ニットウ)、入集(ニッシュウ)
入:ジフ(漢音)⇒ ジッ:入魂(ジッコン)
合:ガフ(呉音)⇒ ガッ:合作(ガッサク)、合併(ガッペイ)、合唱(ガッショウ)
合:カフ(漢音)⇒ ガッ:合戦(カッセン)、合羽(カッパ)
十:ジフ(呉音)⇒ ジッ:十本(ジッポン)、十戒(ジッカイ)、十手(ジッテ)
雑:ザフ(呉音)⇒ ザッ:雑種(ザッシュ)、雑草(ザッソウ)、雑誌(ザッシ)
納:ナフ(呉音)⇒ ナッ:納豆(ナットウ)、納得(ナットク)、納所(ナッショ)
執:シフ(呉音・漢音)⇒ シッ:執行(シッコウ)、執筆(シッピツ)、執権(シッケン)
立:リフ(呉音・漢音)⇒ リッ:立体(リッタイ)、立地(リッチ)、立派(リッパ)
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!