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以前から興味のあった学芸員というものに本気でなりたいと思うようになりました。
けれど、学芸員について調べてみると、「就職が難しい(採用枠が狭い)」「新卒者よりも即戦力」「コネ(先生や先輩などからの紹介)」といった、なんとも気が小さくなる事実が出てくるばかり、、、。
そこで質問なのですが、(学芸員の資格が取得可能であることが大前提にあるとして)一般的な大学と美大(実技ではなく理論寄りの芸術学科など)を比べれた場合、やはり後者で学ぶ方が、学芸員志望者にはメリットがあるのでしょうか?教えてください。

A 回答 (2件)

 関西のある私大で歴史を専攻している学生です。



 歴史を学ぶ学科なだけあって、学芸員の資格取得者はかなりいました。卒業単位にも入りますから。
 けれども、「学芸員を目指してる」という人聞いた事がありません。ほとんどが一般企業に就職したと思います。例えば僕の元彼女は教員志望でしたが、教員だけでなく司書教諭と学芸員の3点セット持っていますよとウリにしていました。

 「コネ」と聞くとマイナスイメージに聞こえるかもしれませんが、ある意味当たり前です。教授が賄賂に弱い人ならばダメですが、力のある人を推薦するのは当然でしょう。
 
 大学ですが・・質問者さんは、何を専門にされるのでしょうか?美学・芸術学を専門にされるのでしょうか??
 これについては、専門にしたい分野に進むべきです。それぞれの教授が、コネクションを持っていますから。一般の大学の芸術学部と、芸大どちらが専門的かは、分野によってかなり違うと思います(日本近代美術史を学ぶならA大学、日本中世仏教美術史を学ぶならB大学というのがあるはずです)。質問者さんが専門としない大学に進んでも、全く意味がありません。

 ただ、学芸員の夢をやめた場合有名大学に通っていたほうが就活の時にアドバンテージがある気がしますが・・
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
自分が専門にしたい分野(現代美術です)を専門としている教授がいるかどうか、ということで考えるのが一番ですよね。
HPにいって、それぞれの大学にはどんな分野を専門としてる教授がいるのかどうか調べてみて、考慮してみます。
参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2006/10/30 22:39

私は一般的な大学(国立大学の文系)で学芸員資格を取得した者です。


大学院在学中から10年ほど、とある資料収蔵機関に非常勤職員として勤務しておりました。

採用に関する環境は、質問者さんがお書きになっているとおりです。
私の場合、資料収蔵機関の関係者が、個人的に親しい大学の教授へ人材の紹介を依頼し、教授の教え子(私の先輩)がしばらく勤めた後、その先輩から私に仕事の引き継ぎオファーが来た、という経緯でした。コネですね。

同僚には、美大卒の人、私立文系大学卒の人などもいましたが、すべて関係者や教授などの紹介でした。学芸員資格は、取得がそれほど難しいものではありませんし、実戦でどれほど役に立つかは微妙ですので、大学の種類はあまり関係ないかと。学芸員になりたいのなら、むしろ「大学で誰とめぐり会えるか」の方が重要だと思います。

不公平だとお思いかもしれませんが、中で仕事をしてみれば、なるほどと感じることばかりです。所蔵者は貴重な収蔵品の扱いを、どこの馬の骨ともわからない人物に任せたくはありません(壊されたり、勝手に持ち出して紛失されたりしては困りますし)。信頼できる人物からの紹介者というのは、学芸員としての技術うんぬんより、何よりの安心材料なのです。

人との出会いは運による部分が多いので、どういう大学がよいとかは一概に言えないのですが、アドバイスとしては、大学院へ進学したほうが、教授との信頼関係が強まり、またその分野の関係者と深く知り合うチャンスが増える。そして、資料収集に力を入れている附属図書館・資料館のある私立大学などでは、自分のところの学生を学芸員に内部採用することがあるかもしれないので、そういうところを探すとか。

どういう分野の専門学芸員になりたいのか(美術品なのか、絵画なのか、博物なのか、古書なのかetc)をはっきりさせ、専門研究に励んでください。なお、学芸員は研究論文を書くことをしばしば求められますので、国語力(論理的な文章を書く能力)も磨く必要があります。

参考になればよいのですが、経験から書かせていただきました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
やはり、誰の下で学ぶかが大切なのですね。
大学のHPの教員情報を参考に、考慮してみます。
参考になりました。

お礼日時:2006/10/30 23:08

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