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オシロスコープを勉強しています。
トリガを左や右に回すとどういう現象がおきるのでしょうか?
波長ってなんですか?計算で出すことは可能なのでしょうか?
教えてください。

A 回答 (2件)

こんにちは。


有意義な勉強を始められましたね。勝手ながらお若い方と推察いたします。次のようなご説明ではいかがでしょう。

まず、次の点を理解していただきましょう。「トリガ」(トリガ電圧)つまみは、一般には、波形画面の左端(波形の描き始め)と関係します。いわば、「トリガつまみで設定した電圧から波形を書き始める」のです。
例えば、波形が±1Vのサイン波だった場合、トリガ電圧を0Vに設定すると電圧がマイナスから上がってきて0Vを通過した点(波形の中心軸)から波形を描き始めます。
一方、トリガ電圧を1Vにすると波形の最も高いところから描き始めるのです。もし、この電圧の間でトリガつまみを「ふらふら」動かすと、表示波形が左右にずれるのがわかるでしょう。(あくまでも描き始めがずれるだけなので、上下には動かない)

そこで、もし、サイン波の途中の決まった場所に雑音などの短い波形の乱れなどがあり、そこを観察したい場合、その乱れのある近くの電圧にトリガ電圧を合わせれば、決まってその部分から描き始めてくれますので、大きく拡大(時間軸を広げる)して観察することも可能になります。
(トリガ電圧が調整できず、例えばいつも0Vから描き始めるように固定されていたなら、0V通過点から少し遅れた時点に観察したい「乱れ」がある場合、時間軸を拡大しようとすると、「乱れ」が画面の右側から外に出てしまう)

なお、トリガは、一般的には電圧が低いところからだんだん高くなってその電圧を通過したところから描き始めるのが基本(立ち上がりトリガ)ですが、電圧が高いところから低くなるときに通過した地点から描き始める設定(立ち下がりトリガ)もスイッチで選べることが多いです。

また、波長については次のようにご理解ください。
周波数はご存じですよね。1秒間に発生する振動の回数ですね。他方で、波は空間を走って行き、種類により走る速度が決まっています。空気の圧力の振動である「音」は1秒に約340m走りますし、水圧の振動としてなら約1000m走ります。また、電気と磁気の相互作用(助け合い)である電波は1秒に約30万Km走ります。この「走る」速度は(何と)周波数に無関係に一定です。
このとき、もし10000Hz(1秒に1万回の振動)を1秒間与えた場合、空気の音なら340mの距離の区間に1万個の波が並ぶため、1個当たりの波の長さが3.4cmとなり、電磁波なら、30万Kmの区間に1万個の波が並ぶため、1個の波の長さは30Kmとなります。これが波長ですので、計算では「1秒に走る距離(m)/周波数(Hz)」が波長(m)になります。
振動の各種の問題についてはまず周波数が主眼になることが多く波長は二の次なのですが、容器等を使って響かせる「共振」を使う場合は容器の大きさと密接に関係しますので、波長の計算は重要です。
(例えば、10000Hzの音は長さ3.4cmの0.5倍である1.7cmの管で良く響き、100MHzの電波(100000000Hz。波長3m)は、長さ1.5mの金属の棒で効率よく送信/受信が可能です(テレビのアンテナの棒の一部はこの長さ。))

アンテナの長さや、楽器の共鳴管の長さの法則はともかく、波長自体はただの割り算なので、計算を少し練習して慣れておくと便利でしょう。

さて、質問者さんの期待されているレベルがわからずに失礼したかもしれませんが、いかがでしょうか。
お役に立てれば幸いです。
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トリガーを左右に回すとトリガーレベルが変ります。
普通は右に回すとトリガーレベルが高くなり、左は低くなります。
波長とは字の通り、波の長さで直接測定も出来るし計算でもでます。
計算式は
λ=C/f

 

この回答への補足

回答ありがとうございます。
トリガーレベルが高くなったり低くくなったりするのはわかるのですが、波形はどのように変化するのでしょうか?

補足日時:2006/10/31 22:25
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