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 私が以前勤務していた会社の仕組みについて疑問に思っていたことがあるので質問させていただきました。

A社・・大手機械メーカー
B社・・A社の子会社
C社・・B社の子会社(私が勤務していた)

 C社は、B社より支給された材料、部品を加工組立てして、A社へ納入します。
 このような他社からの支給材料、部品を使用した製品の売り上げ 利益はどう計算するのでしょうか。

 B社とC社はあくまでも別の会社なので、売り上げや利益を共有することは無いと思うのですが、実際どうなのかも分かりません。詳しい仕組みを知りたいとは思っていましたが、情報を得ずして退職してしまいました。

ご教授のほどお願い致します。

A 回答 (2件)

このケースは通常ではB社が中心となります。


A社はC社に材料・部品を実際に支給してもB社に支給する伝票を起こします。B社はそれを受けてC社に支給する伝票を起こします。
C社が組み立て加工して出来上がり品をA社に納入した場合は、C社はB社に売上伝票を起こします。B社は、A社で現品チェックを行い、C社から仕入れた形の仕入伝票を起こし、次にA社に売上の伝票を起こします。支給は通常有償で行いますが、これは支給したもの全額を再度全て引き取ることを前提にします。このとき、コミッションとして+アルファの金額をオンします。この前提がなければそれを他へ転売することを認めることになり、この場合は通常売上になります。この場合は総原価に利益を加えた金額で売却することになります。支給を無償で行う場合は、これは所有権を移転しないのでこれは在庫扱いとなります。すなわち、使用した部分は売上原価になり、未使用の部分は仕入先においてある在庫ということになります。
A社の仕訳
支給品ーB社に有償支給
未収入金105仕入100
      仮受消費税5
受入ーB社より受入
外製品仕入200買掛金210
仮払消費税10

B社の仕訳
支給を受ける
材料仕入100買掛金105
仮払消費税5

C社に有償支給
未収入金158材料仕入150
      仮受消費税8

C社より完成品の受入
外製品仕入200買掛金210
仮払消費税10

A社へ納入
売掛金315売上300
    仮受消費税15 

C社の仕訳
支給を受ける
材料仕入100買掛金105
仮払消費税5

B社へ納入
売掛金315売上30
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳有りません。
ご回答有難うございます。正直なところ、私の簿記知識は日商三級程度なので、詳細は理解できないですが、大まかなところはつかみました。ありがとうございます。

ちなみに支給は無償でした。

お礼日時:2006/11/25 09:24

>別会社からの支給材料での生産活動、売り上げ利益の計算方法は?



一般に、製造業での売上総利益(=売り上げ利益)は、
   売上総利益=製品売上高-売上製品の製造原価
で計算されます。『材料代』は、製造原価の一部です。

C社が親会社B社から材料の支給を受けようが(有償支給)、他の仕入先から材料を購入しようが、製造原価の一部であることに変りはありません。つまり、材料支給代も材料購入代も等しく『材料代』です。それゆえ売上総利益の計算方法は同じです。

また、材料が無償支給されたとしても、製造原価の一部である材料代が0円となるだけの話であり、売上総利益の計算式は同じです。

>B社とC社はあくまでも別の会社なので、売り上げや利益を共有することは無いと思うのですが、実際どうなのかも分かりません。詳しい仕組みを知りたいとは思っていましたが、情報を得ずして退職してしまいました。

ABC三社間の取引がどのような仕組であろうと、それぞれの会社の利益は前記の計算式で算出されます。ABC三社の経営陣の間で売上や利益について話合いが行われたのは確かでしょうが、どこの企業グループでもあり得ることです。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳有りません。
ご回答ありがとうございます。どこの企業でもあり得るという事が理解できました。自分の勤めている会社の大まかな仕組みくらいは分かっていないと後々後悔しますね。再就職の面接時にそうでしたので。

お礼日時:2006/11/25 09:21

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