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青色発行ダイオードを開発した中村修二さんという人は、
日本の中小企業の社員では大金持ちになれないけれど、アメリカの大学教授になれば大金持ちになれるので、アメリカのカリフォルニア大学サンタバーバラ校の教授になったと聞きましたが、
アメリカでは大学教授は、みな大金持ちなのでしょうか?
アメリカの大学教授は、それほど高収入が得られるのでしょうか?

A 回答 (4件)

アメリカの大学教授は企業の社長みたいなものです。


アメリカでは大学からの直接援助は少なく、自分で研究費を集めてきます。自分で集めた研究費で研究員に給料を払ったり、分析機器を買ったりして研究を進めます。ですから、研究内容もさることながら、研究費を集める能力が無ければ研究を続ける事さえままならないです。企業や国家にとって良い研究をすれば、研究費は自ずと集まり、当然対価としての給与の分配も多くなります。良い研究が出来れば大金持ちになると言う事もある訳です。

いっぽう日本では良い研究者でも悪い研究者でも大学から研究費や研究員に対する給与が支給されるところが多かった(最近では自分で稼ぐ、というアメリカ的なスタイルになりつつあります)と思います。分配に関しては比較的平等となるわけです。日本の大学教授の給与は決して少なくは無いでしょうが、たかが知れています。大金持ち、と言うにはほど遠いでしょう。

というわけで、
> アメリカでは大学教授は、みな大金持ちなのでしょうか?
一部は大金持ちでしょうが、そうでは無い人もたくさん居ると思います。

> アメリカの大学教授は、それほど高収入が得られるのでしょうか?
能力次第ですね。


参考まで。
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 元米国在住です。

そもそも中村氏が UCSB の教授になったのは、
日本の企業における研究者の処遇に不満を持ったからです。決して、
UCSB に行けば大金持ちになれるからではありません。

 ただ中村氏ほどの実績があれば、スポンサー企業からの援助も望めるので、
自分の好きな研究に没頭したいのであれば、UCSB の教授になるのが
ベストな選択だったといえましょう。

 ちなみに日本の大学では、以下のような制約があります。

・ ある程度の名声がある大学は、大学教員としての実績がない
人をいきなり教授として採用することはない

・ 産学共同研究があまり進んでおらず、スポンサー企業からの
資金援助を快く思わない勢力もあり、お金が集まりづらい

 なお、米国の大学は研究系大学と教育系( 職業訓練系 )大学が
くっきりと分かれており、後者だと研究でお金をもらうのはあまり
一般的ではありません。たとえば日本でも有名なカリフォルニア州立
大学で言えば、UCLA や UCSB など UC ○× という校名なら前者、
サンノゼ州立大学のように ○× State University なら後者です。
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>日本の中小企業の社員では大金持ちになれないけれど


企業の社員として研究開発を行い、特許を取得した場合その特許によって企業に利益が生じても発明者への利益還元は微々たるモノ。

>アメリカの大学教授になれば大金持ちになれるので
アメリカの大学教授であれば、企業からの援助によって研究費は潤沢に得られる。また研究の成果によって利益が発生すると、日本の場合とは比較にならないぐらい、研究者への還元がある。

という意味じゃないでしょうか?

アメリカの大学の場合、企業と研究室の関係が密接で、研究費も得られやすいし、研究成果を企業化するのも容易。大学の研究室からスピンアウトしたIT企業もたくさんあります。
そういう意味で、技術とチャンスに恵まれた教授(研究者)はリッチになれるよ~。と考えるのが妥当かと。
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人によるでしょう。


たぶん、大学で高収入というわけではなく、
有能な教授にはさまざまな民間のスポンサーが付くってことじゃないでしょうか?
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