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宇宙に関する色々な本や資料を読めば読むほど見失ってくるのですが、科学者や専門家の方たちは宇宙の何を探っているのでしょうか?

新発見、事実、公式を見つけた時それを用いて何を探ってるんでしょうか?地球上の生物はおろか、われわれ人間自体も良く分かってない上にロケットを飛ばして宇宙の新生物の可能性とか 何か土台ができてない上に骨組み作って、家建てるような気になるのですが、皆さんはいかが思いますか?天文学を宇宙に関することだけで取り組むより宗教、哲学、科学、人体寄り添っておぼろげなものをうっすら形にすることはできないでしょうか?20世紀まではおれの理論が正しい、いやおれが一番的確だ、、見たいな論議がされてたと思うのですが、エゴむき出しの競争より一つにまとまるためのコラボレーション的な競争、論議は科学者の中でされないのでしょうか?今天文学等は何を中心に論議しているのでしょうか?何を探っているのか一番優先すべきことを見失ってたいした成果もなくロケット飛ばして大金捨てるより、戦争、飢餓で困ってる人たちに人道的なことをする方がよっぽど気が利いてると思うのですが。金の使い方や道徳どうのと言ってる訳ではなく一番知りたいこと
すなわち何を探っているのかということがとても気になります。
皆さん一緒に考えていただけないでしょうか。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

実は、私も質問者さんのように疑問をもっていた者です(過去には)。



でも、一応大学や研究機関でも天文学や宇宙に関して専門的な研究はおこなわれている訳ですし、それこそ私達の日々の暮らしに高等数学や物理学、化学は必要ないでしょうが、専門の学者等にしてみれば研究することは山ほどあるのです。

地球上にある様々な物質やそれらを基にして人類が作り上げた文明や科学、はては実生活に密着した身近なモノは元を正せば全て宇宙空間にあるものです。(一応、星は宇宙空間に漂っているガスや塵等が永い年月をかけて集合して出来たものと考えられていますから)ですから宇宙のことを調べると地球誕生の歴史を知ることができます。
また、ロケットを飛ばすのは単に宇宙の新生物の可能性を調べているのではなくて身近な地球の観測(観測・気象衛星)や遠くは星(惑星)の探査(探査衛星)を行い、大気や試料の観測・分析を行うことにより太陽系や地球の誕生のことが分かったり、専門的・科学的なことは勿論、実際の我々の暮らしの上においても実に様々なことがこれらから派生してかつ応用されている訳なのです。

そして、宇宙の不思議は宗教、哲学、科学、人体等にも共通する普遍性を含んでいるのも確かだと思います。
私が過去にこのカテゴリーで疑問に思い質問した際、「人間原理」の事が出ました。
人間原理・・・知っておられますか?(ネットで検索すると出てきます。ここではあえて触れません)

宇宙科学の最先端を研究・学問にしている高名な学者の方々も、一方では「あまりに膨大で分からないことが多すぎる。殆ど全ては仮定であってこじつけにすぎない・・・宇宙とは実はこの地球上の人間存在と紙一重ではないのか?」「結果的に宇宙や地球創造の神の存在を信じざるを得ない」等々、その著書にも書いておられるくらいですから。

確かに、一見無意味?な宇宙探査のために莫大な費用をかけてロケットや衛星を打ち上げる意味があるのか?・・・仰せの通りです。
過去冷戦時、米ソが競って国家の威信をかけて宇宙開発を行いました。
結果的に先に人類を月に送ったアメリカが勝利しましたが、国内はベトナム戦争をはじめ諸問題が山積状態で、やがて人々の関心も薄れ予算も付かず計画は途中で中止されました。そしてこれを期に地球上の解決すべき様々な諸問題へと世界が一丸となって動き出したのです。
地球温暖化や化石燃料の限界とこれに代わる次世代のエネルギー開発、環境保護、リサイクル等々・・・宇宙探査もこれらの問題に多大なデータの提供や解決の糸口に様々な形で貢献しています。

そういった意味合いからも、宇宙探査は現在または将来にわたり一昔、二昔前のようにただ単に宇宙にロマンを追うのではなく(勿論、当時からも堅実な観測は行われていましたが)、切羽詰ったこのかけがえの無い唯一地球の将来をきちんと見据えた全人的な視野でまさに地球を挙げての恒久課題と言えます。
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この回答へのお礼

アツイ回答ありがとうございます! これからもよろしくお願いします

お礼日時:2006/12/07 04:50

たしかに飢餓で死にそうな人がいるのにロケットを飛ばすのは・・と思わないでもないですが、「土台」を知りたいからこそ研究するという理由もあります。


他の天体の成り立ちを調べることが地球の歴史につながったりもするわけで・・・
たとえばテラフォーミング(他の惑星の環境を地球化すること)の研究は、地球環境を研究することでもありますし、太陽や恒星を研究するのは地球を知ることにもつながるでしょう。
太陽風とか黒点とか紫外線とか・・・作物の豊作不作、人間の健康にも関係します。

それと、人間はどうしても外側へ向かって行きたくなる生き物なのかもしれません。
古代にも徒歩やカヌーで未知の土地へ渡っていったご先祖たちがいました。

ANo.3の方のご意見にも賛成です。
天文学者ではありませんが、科学者の1人として、アインシュタインが「私は海辺で美しい貝殻を拾っている子供のようなものです」というような言葉を遺しています。
小さな子が浜辺で小さな欠片を発見をして喜んでいる。でも海は広くて大き過ぎる。
アインシュタインは神様のパズルと解きたかったとも言っています。
結果的には、研究の成果が応用されて原爆が製造されたりもしたわけですが・・・。
でも逆に、宇宙の不思議を探ることが地上の人間に役立つ知識や技術をもたらすこともあるんじゃないでしょうか。
良いことも悪いことも「図らずも」というのがありますから。

それに天気予報も、人工衛星をロケットでもって打ち上げられないと話にならない時代になってしまってますしね(少なくとも我々の住んでいるような社会では)。
カーナビだって人工衛星ですし(あれは米軍の技術の民間転用)、「衛星生中継」も衛星を使っているわけですし。
意識せず気づかないうちに恩恵を受けているのかも。

宇宙のことと言っても分野がいろいろですし、人によって理由は違うと思いますが、たとえばJAXAではこんなことをやってるようです。
  ↓
http://www.jaxa.jp/missions/index_j.html
http://www.jaxa.jp/missions/projects/sas/astro/i …
http://www.jaxa.jp/missions/projects/sas/planeta …
http://www.jaxa.jp/missions/projects/sas/plasma/ …

結局「どうなってるのか知りたい!」というのが強いんでしょうけれどね。
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この回答へのお礼

サイト参考になります。回答ありがとうございます!

お礼日時:2006/12/12 03:13

私は、科学者や専門家が一つの遠い目標に向かって進んでいるとは思えません。

ただ、目の前にある疑問、それもとても不思議で興味を惹く疑問があり、それを一つ解決すると、次の疑問がまた前に現れる…の繰り返しではないでしょうか。大勢の科学者や専門家がそれぞれにいろいろなことに興味を持ち、別の方向を向いているので「一つにまとめる」というのは難しいかもしれません。時に、別の方向を向いていた2人の専門家が共同で研究することで互いに互いの不足を補い飛躍的な発展をすることもあります。しかし、基本的にばらばらの状態なのでしょう。 あまりいい表現ではないのかもしれませんが、天文学をやっている科学者・専門家は「子ども」なのだと思います。綺麗な蝶を見つけて必死で虫取り網を振り回す子どもです。もしかしたら、新種を発見できるかもしれませんし、つくった標本が環境の変動を示す貴重な資料になるかもしれません。しかし、それは結果であって目的ではありません。あくまで目的は「綺麗な蝶が飛んでいたから追いかけた」だけです。

だから、科学者や専門家が何を求めているのかと聞かれると、私はこう考えます。
「今も昔も変わらずに夢とロマンを追いかけている」

また、宇宙開発にお金が絡むと科学者や専門家の意志を越えて国家的なプライドの話や、利権的な話も絡んできて複雑になることでしょう。飢餓で困っている人達にお金を渡すことと、ロケットに費やす費用では、得られる効果が異なります。国家としては後者の方が利益になると考えているのでしょう。
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この回答へのお礼

なるほどロマンチックですね。回答ありがとうございます!
子ども並の好奇心と大人の責任を兼ね備えてくれれば一番理想ですね。

お礼日時:2006/12/08 16:11

人間は物理学や数学、生物学などを作り出しましたが…宇宙に初めて目を向けた天文学者は「知らない事ばかり」だったので、童心に返った好奇心から「惑星」観察が頻繁に行われていたんですね。


代表的な人物といえば、ガリレオ・ガリレイやコペルニクスですね。

「宇宙の真理に近づきたい」その思いが科学の進歩になる訳ですが、とりわけ天文学はこの時代では煙たがられていたことはご存知だと思います。

宗教こそすべて、神がすべてを作り上げた。ガリレイの唱えた天動説は「神を蔑ろ」にしたと蔑まれ、20世紀に入ってからやっと、ローマ法王が天文学を認めざるを得なかったんですね。

現代の宇宙科学はどんどん進む一方で、宇宙を知れば知るほど「地球」の存在を大切にする考え方が浸透していきます。実際、衛星から撮影された地球から森林伐採や砂漠の拡大、さらに地球温暖化、オゾン層の減少などが深刻化されたのも、「宇宙」に目を向けた結果だと思います。

NASAのおかげでこういう問題に目を向けさせてくれたことに感謝しますが、もっとも、素晴らしいのは「宇宙」に関心を持つことで、人間の知恵にはまだ知らないことが多いことを知らされることです。「人間の高慢さ」なんて、宇宙全体から見れば「塵」ですら。それを自覚する意味で、今でも「天文学」「宇宙科学」が進化しているのでしょうね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

お礼日時:2006/12/08 16:07

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