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長塚節の短歌、「芋の葉にこぼるる玉のこぼれこぼれ子芋は白く凝りつつあらむ」の詩の形式等について、深く解説してはいただけないでしょうか(何句切れ、等・・・)。検索しても解説が出てこず、困っております。どうか宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

「深く」というわけにはいきませんが。


また、鑑賞の邪魔になってもいけないので、簡単に説明します。

句切れはなし。
三句は字余り。
二句以降に「コ」音の頭韻。
結句「あらむ」の「む」は推量。よって、子芋は目には見えておらず、
「土の中で育っていることだろう」、と想像しているわけである。
季節は晩秋。「こぼれこぼれ」の繰り返しに時間の推移が感じられる。
子芋が玉の露を吸ってはゆっくりと、しかし確実に生長するさまが感じ
られる。

作者が単なる写生をこえたところに自分の道を見いだそうと模索してい
たころの作である。
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