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お世話になります。
ふと思ったのですが、「雨情」という言葉の意味を教えてください。
雨の降る風景、とかそういう意味合いなのはなんとなくわかるのですが、
ネットにも辞書にも正式には言葉として登録されていないようです。
これは誰かの造語なのでしょうか?

正確な意味合いをご存知の方いらっしゃいましたら教えてください。
また、意味を記載されているサイトなどもありましたら教えていただければ嬉しいです。

A 回答 (3件)

明治~昭和の詩人、野口雨情がペンネームに用いているが、その意味は以下サイト参照。


http://www016.upp.so-net.ne.jp/yamahpdir_8/MyPen …
この人の詩で有名なのは、「コガネムシは金持ちだ~」
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曹洞禅家の言葉に「雨情雲思(うぜいうんし)」とあるようです。


打禅の奥義を行住坐臥における綿密の宗風にあると説き、それは降雨に情けを覚え行雲に思い至ることにも通じるのだという意味でしょうか。
参照:石川素童「獅子吼」の下篇「雨情雲思」
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/943945/134


野口雨情自身がその由来をどのように説いたかはさておき、「雨情」からは「雨涙(うるい)しとどの抒情」ともいうべきセンチメンタリズムの精髄が、その純情ならぬ「殉情」の響きさえ感じられます。
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>雨情の意味。


正確な意味合いでは無いかもしれませんが、一般に使われている内容や漢字から受けるイメージで書いてみます。(野口雨情に関しては既に出ているのでコメントしません)
●”雨” には ”涙” あるいは ”せつない” という含みがあります。 涙雨、別れ雨: 故郷から生活の場へ戻るとき降る雨を自分で勝手に解釈して「故郷が別れを惜しんでいるのだな」 と良い方に考えます。 雨は何かを ”切り離す” ”遮断する” ”中止させる” ”断念する” 様な意味合いも持っていると思います。
●”情” には 情景(風情)、 ”愛情” ”なさけ” ”情が薄い、濃い” ”情に棹さす” などが浮かびます。

併せて「雨情」 とした時、 その人の経験した人生により捉え方がかなり変わってくるかと思います。 恋人と別れたときに降っていた雨を思い出し、切ない思いが蘇る。 故郷での楽しかった日々と友人達との別れの時、最後に降った雨 を思い起こす。 この様に 「雨情」 にはその人の経験値により、深くもなり、浅くもなる何かひきつけられるものがある言葉ではないかと思います。
雨の降る情景は同じ様な(似たような)シチュエーションの時に ”唐突に過去との意識がつながる” その様な力を持っていると思います。(雨だけではないかもしれませんが、雨にはその印象が強いですね)

※無理やりにまとめるとしたら ”雨に関わる(人生の)情景” でしょうか。

つぎのURLには演歌の 「雨情」 に関連したことが出てますが ”題名だけでも” なんとなく参考になるのではないでしょうか。

http://www.bing.com/videos/search?q=%e9%9b%a8%e6 …
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