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北朝の子孫である明治天皇はなぜ南朝を正統としたのでしょうか。また明治天皇すり替え説や、孝明天皇暗殺説についてはどう思われますか。

A 回答 (4件)

孝明天皇暗殺説について


幕末の京都の医師、土肥春耕の手記として、慶応2年12月夜半に侍医をしていた閑院宮家からの急の迎えの駕籠で、明らかに御所と知られる秘密に連れ込まれた邸宅で、40過ぎと見られる総髪の貴人を看取った。   貴人は脇腹を深くえぐられ手の施しようなかった。  絶対口外禁止とされ、手記にのみ残された。  春耕ははっきり貴人を「お上」と断定していて、天子が御所内にてそのような目に遭うとは、縁下にひそむ刺客が下から突き刺したものであろうか。  予期すべからざる椿事、畏るべしと結んでいる。   この手記は門外に出ることのないうちに火災で焼失したという。
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この回答へのお礼

返答ありがとうございます

お礼日時:2007/01/25 15:09

逸話として


岩倉具視がいまわの際に、側近から
「孝明天皇はなぜ?」との問いに
含み笑いをして、こと切れたと言いますね。
限りなく暗殺に近い。
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孝明天皇は、間違いなく毒殺されたのだと思います。


毒殺したのは、薩摩藩か長州藩ではないでしょうか?
天皇は会津藩主・松平容保公を心底信頼していましたし、その会津藩は幕府の要請によって京の治安をまかされていました。

 つまり、孝明天皇が容保公を支持している限り、会津藩は天皇の軍であり、れっきとした官軍であったわけです。
その会津藩に対して攻撃を加えたりすれは、薩長は賊軍となってしまいます。土佐藩を脱藩した竜馬がどう影響したにせよ、孝明天皇が健在では倒幕などできるはずがありません。

 孝明天皇は、生前健康であったといいます。それが突然倒れて、うなされて、くるしみもがき、虫の息になり死んだ・・・と書かれてあるように、まだ30半ばで急死する原因は、ズバリ毒殺であると思います。
孝明天皇が崩御されてからは、倒幕の動きがいっそう激しくなりましたから、薩長のたくらみどおりだったと思います。

 明治天皇のすり替え説については、私もわかりません。薩長ならやりかねないとは思いますが・・・。
 
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幕末の志士達は、水戸黄門の編纂した「大日本史」などを読んで、尊皇攘夷の思想的柱にしていたのではないかな。


黄門様は系図的には南朝の忠臣である新田義貞の子孫ですから、南朝を正統と位置づけます。
こういった背景から、皇位を簒奪した足利氏はけしからんと「足利氏木像梟首事件」なども起こり、維新になれば南朝が正統であるということは、世の中の常識になりますから、政府としても民意を汲んでどこかで折り合いをつける必要があったのでは。
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