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鉄道旅行者にはロングシートはかなり嫌われているようですが、なぜ車両転換されたりする際にロングシート化されるのでしょうか?

なにかメリット(導入・維持コスト?)があるのでしょうか?

A 回答 (12件中1~10件)

都市部でのアンケートでは逆に知らない人と2人きりになったり向かい合わせになるクロスシートやボックスシートが嫌われ、現地調査をしてもクロスシート部分は1人目又は1グループが座ると他のお客様は座らない傾向があります。



また、窓側に座ると降車時に通路側のお客様をまたぐような状態で通るのがいやだと言う声も多いようです。

JR東海では地元自治体の要望もあり、ボックスシートで製造中だった新型車を資金をかけてロングシートに変更しましたし、JR九州やJR西日本の都市部では「座席が多いから転換クロスは我慢する」という声が多いようです。JR東日本でも高校生の喫煙等のモラルは向上しているそうです。

ロングシートの場合は座席数が減少してしまうデメリットがありますが、乗降時間や清掃時間の短縮、床下構造の簡素化というメリットもあり平均乗車時間と立ち状態の受忍限度や着席率とのバランスと地元の自治体とお客様の意向を考慮しながら決定してゆきます。

ただ、長時間乗車やグループ旅行とか空いていて1人で占領できる場合はクロスシートが好まれる傾向ですが、どんな調査をしてもボックスシートに知らないひとと一緒に後ろ向きに座るのは嫌われますね。

この回答への補足

全員の方にポイントを差し上げられないのが残念です。
ありがとうございました。

補足日時:2007/01/12 03:39
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

たしかに、ボックスシートが歓迎される場面というのは、空いていることが前提なような気がします!
相席や後ろ向き乗車のことまで想定したら、ボックスシート賛成派にも別の意見も出てきそうな気がしました。

お礼日時:2007/01/10 02:56

#10さんの回答についてですが、他の地方でも気になることが鉄道雑誌や書籍に書かれていましたね。



#3の近鉄名古屋線の場合ですと、「車内での大声での会話を減らすことに成功した」、などと書かれていましたし、東北地方の701系は、50系客車を置き換えていったものですが、50系時代は、高校生が非冷房車で窓が開けられているのを逆手に取って窓から鞄などを入れて席を取る行為などが問題になっていたようです。701系は、冷房車で窓も一部しか開かないので、このような行為も無くなったそうです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

たしかに、ボックスシートはリラックスできる代わりに、車内マナーも悪くなりそうですね。
色々な事情がわかり参考になりました。

お礼日時:2007/01/10 02:53

伝聞で恐縮ですが,車内治安の問題もあったとか。


セミクロス車だと,ボックス部分で喫煙など好ましからざる行為を行う輩がいるため,
運転士や車掌からの視線が行きとどき易いロングにしたとか。
(実際,朝の弥彦線で115系に乗ったときは,高校生が吸う煙草の煙で車内がすごいことになっていました。
越後線のE127では喫煙する人は誰一人いなかったのに。)

あるいは,ボックスの向かいの席に土足を乗せる輩も後を絶ちませんね。
これもロングだと解消できます。
ロングでも土足で寝そべる猛者はいますが……

こういった,利用者の「自業自得」的側面もあるかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

たしかに、ボックスシートはリラックスできる代わりに、車内マナーも悪くなりそうですね。

お礼日時:2007/01/10 02:52

#6さん


>座席数が多いし
ロングシートにすると座席数は少なくなります。
その代わり立席スペース=廊下の面積が増え、
詰め込みが利いたり乗降しやすくなったりというメリットがあります。

JR東日本の考えでは、地方閑散線区の場合、
昼間は乗客数が少ないので座席数は必要としないこと、
ラッシュ時間帯は、閑散線区なので4両、5両など、長い編成にしたくないので、できれば3両以下の列車に詰め込みたいこと、
等が理由に閑散線区にロングシートが導入されました。

しかし、現地の方からすれば「立たされるくらいなら自家用車や自転車に乗るよ」という印象だと言うことです。現に車両置き換え前はボックスシートの車両で長い編成で運転されていたのですから。

逆に、西へ行くに従い、ロングシート比率は下がる傾向にあるでしょう。とくにJR九州の製造した普通・快速用電車は815系をのぞきすべてが転換クロスシートです。817系に至っては革張りです。
「乗ってもらう」努力が違いますね。ほっといても勝手に客が乗る東京の思想とは異なります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

ローカル線でも時間帯によっては混雑が激しいところもあるみたいですね。
また、多くの旅行客は普通列車をあまり利用しないことから、ロングシートの方がニーズに合っているのかもしれませんね。
同じJRでも会社によって雰囲気や方針がかなり違うみたいですので、東と西で異なる現象があるのかもしれませんね。

お礼日時:2007/01/10 02:51

#3・4・5です。



>首都圏等においては、乗降時間の短縮が重要なのはわかるのですが、赤字ローカル線などにおいてもロングシート化されているようだったので疑問でした。


赤字ローカル線について、何故ロングシート車が導入されているかについてのご質問ですね?
コスト面についての問題化と思います。#4に投稿したように、短編成の列車でも時によっては、乗車率が高くなることはあります。そうすると、クロスシート車とロングシート車が同じ程度の乗車定員でもロングシート車の方が乗降時間が短くなる場合が多いですが、データイムや夜間の時間帯において運用する車輌と多客時の車輌とを両方用意するのは大変です。また、普段の赤字ローカル線の利用者の中心は通学者や高齢者ですので、短距離の移動が多いと思います。長距離の移動は、特急や自動車(高速バス等を含む)など他の交通機関になってくると思います。

ロングシートの問題は、結局コストの問題になってくるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

再度ありがとうございます。

赤字ローカル線とはいえ、時間帯によっては混雑が激しいところもあるようですね。
それに、多くの人は長距離移動に特急(新幹線等)やマイカーを使うので、普通列車には旅行客を意識する必要があまりないのかもしれませんね。

お礼日時:2007/01/10 02:47

関東の場合あまりボックスシートでも着席定員は増え無いのが現状です・・・


1両6人しか増えないのですから・・・
ですが1編成で考えると小さな値ではありませんが。

東日本の場合ですが
たしかに国鉄時代の列車はボックスシートが多く新しい列車はそれに比べれば少ないですが、最近はまたボックスシート車の割合がまた増えています。
製造順に
E217系15両中3両
E231系15両中4~6両
E531系15両中7両(3月頃からは30%が6両に)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

そう言われてみれば、編成の一部車両にボックスシートが導入されている車両を見かけたことがあります。

お礼日時:2007/01/10 02:43

 関東圏ご在住の方でしょうか?



 関西圏では、ロングシート車がほとんどです(JR以外)。JRでも、学研都市線はロングシート車ですね。ちなみに、大阪市営地下鉄や近鉄(奈良線・けいはんな線・京都線)を主に利用する私にとって、クロスシートに初めて乗った車は近鉄のL/Cカーでした。

 自分の経験から考えてみると、近距離の移動はロングシートの方が便利です。座席数が多いし、乗り降りがしやすい。また、クロスシートと比べて廊下(?)の幅が格段に広いですから、多くの人が乗れます。
 最近は京阪電車の特急(9000系・8000系)をよく利用して、大阪・京都間を往復します。座席を確保できたときはいいですけど、混んでいる時は最悪ですね・・とにかく立ち客のスペースが狭いです。

 もちろん、長距離で座席が確保出来た時はクロスシートの方が快適です。けれども、近距離で混雑が激しい区間では不向きです。郊外の人口が増えるにつれロングシート車が増えてきたことは、自然の流れではないでしょうか。あくまで推測に過ぎませんが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

都市部などの近距離ではロングシートのほうが乗客にも好評みたいですね。
ただ、長距離ローカル線でもロングシート化されていくのが疑問でした。

お礼日時:2007/01/10 02:42

一部の車輌がロングシートに改造されました。

→一部の車輌がセミクロスシートに改造されました。

に訂正します。失礼しました。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/JR%E6%9D%B1%E6%97%A …
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この回答へのお礼

再度ありがとうございます。

お礼日時:2007/01/10 02:40

>ところで、旅行者にロングシートが嫌われるのは着席定員が減少するからなのですか?


私は、風景が見づらい・(空いている列車でも)パーソナルスペースを確保しづらい・進行方向と垂直に座る等が理由だと思っていました。

仰るように外の景色が見え難いという理由もありますし、ローカル線でも1~2両程度の短編成に時間帯によっては多くの乗客が居る場合もありますから、場合によっては座れない乗客もいるので、ロングシート車は困るという乗客もいると思います。長時間座れないとは限りませんが、青春18きっぷが使用できる時期は、木次線(島根県の宍道-広島県の備後落合)や関西線の加茂-亀山間でも、時間帯によっては乗客が多いときもありますので、この状態は疑問に思います。その他では、列車内での飲食がし難いという理由もありますね。

東北地方では、701系電車が全車ロングシートで当初は運転されていたのですが、床に座り込む者が居て問題になったことがあったそうです(鉄道雑誌の記事より)。現在は、一部の車輌がロングシートに改造されました。
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この回答へのお礼

再度ありがとうございます。

少しでも着席定員が多い方がよいとの理由もあるのですね。
それから、車内飲食という理由も、通勤車両と違い長距離路線では確かに必要ですね。

お礼日時:2007/01/07 18:01

近鉄名古屋線などにロングシートが増えてきた理由を鉄道雑誌や書籍などで読んだことがありましたが、乗降時間の短縮、清掃の容易(短時間)化などが挙がっていました。



乗降時間の短縮は、都市部では深刻な場合もあると思います。
ロングシート車の定員がセミクロスシート車とほぼ同じ(113・115・211系では両者の定員はそれ程変わらないですね)でも、立席スペースが増えますので、乗降時間が短縮し易いと思われます。しかし、着席定員が減ってしまいますので長時間乗車の人には評判が余り芳しくないですね。また、冬場の暖房についてですが、暖房は座席の下に有る場合が多いのでロングシート車では寒く感じますね。

仙石線では、103系が引退して代わりに205系が導入されましたが、ロングシート状態とクロスシートとを変換できるデュアルシート改造がされています。八高線でもキハ30・35・37の代わりにキハ110・111・112が導入されています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

首都圏等においては、乗降時間の短縮が重要なのはわかるのですが、赤字ローカル線などにおいてもロングシート化されているようだったので疑問でした。
清掃の短時間化は気がつきませんでした!

ところで、旅行者にロングシートが嫌われるのは着席定員が減少するからなのですか?
私は、風景が見づらい・(空いている列車でも)パーソナルスペースを確保しづらい・進行方向と垂直に座る等が理由だと思っていました。

お礼日時:2007/01/07 17:08

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