A 回答 (4件)
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No.4
- 回答日時:
以下の方以外でのフォークランドをのぞく、ここ40年来の紛争や内乱として(間違いがありましたら指摘お願いします。
)ニカラグアやホンデュラスでの革命(内乱?)、チリのアジェンデ政権へのクーデター、グアテマラ・コロンビア等ののゲリラ対政府軍、パナマでの運河の利権を巡る紛争(ノリエガ将軍と言えば有名ですね)アルゼンティンの軍事政権時の民衆弾圧などなど。要は日本が絡む(経済的政治的な意味で)紛争などは結構ニュース番組で流れますが、遠い彼の地での争いはあまりニュースのネタにはなりません。
ちょっと話はそれますが、ほんの10数年前にアフリカのルワンダで起こった内乱に伴う大虐殺をリアルタイムで知っていた日本人はどれだけいたでしょう?恥ずかしながら映画「ホテル・ルワンダ」を見るまで私は知りませんでした。ソマリア内戦のすごさをリアルタイムで知っている日本人はどれだけ居るでしょう?
私が言いたいのは、常にアンテナを高くすれば、今まで見過ごしていた情報が見えてくるのです。毎日30分や1時間のニュース番組では世界の状況を語り尽くせません。
こんなに情報が気軽に手に入る時だからお互いにアンテナを高くしましょう。
No.3
- 回答日時:
南米とはメキシコ、中米、カリブを除く南米大陸諸国のことですね?
南米を例外視するなんの根拠もありません。植民地の成り立ち、独立、人種構成(スペイン人、ポルトガル人を中心にヨーロッパ人と先住民、それらの混血)宗教(カトリック)政治形態(共和国)などメキシコ(は合州国)、中米とほぼ同じです。従って南米で見るのではなく中南米又はラテンアメリカとして見るのが正しいのですが・・
南米に限定すれば、フォークランド戦争はりっぱな戦争です。これを例外として南米では戦争はないとはいえないでしょう。年代は少し古くなりますが、南米の国同士の戦争、紛争は沢山あります。1865年パラグアイはブラジル、アルゼンチン、ウルガイを相手に三国戦争という無謀な戦いをした結果、国土の約半分と多くの男子を失ってその後の発展が止ってしまいました。ようやく復興したとき、今度はボリビアとチャコ戦争(1932年)を起こしています。一方アルゼンチンとチリは南米大陸最南端の先端にある島の領有をめぐって戦争寸前まで行っていますがバチカンの仲裁で解決しています。この時、アルゼンチンは不要となった2隻の軍艦を日本に譲り、これらの戦艦が日本海海戦でロシア艦隊を相手に活躍しています。(余談)
同じようにチリとペルー、ペルーとエクアドールの国境紛争が起こっています。ペルーとエクアドールの国境紛争はようやくフジモリ大統領時代に平和裏に解決しています。このように歴史的に見れば南米人が戦争嫌いというわけではありませんが、第二時世界大戦以降は紛争を二国間で解決せず、国連、米州機構などで解決するようになったため、人種、文化、宗教、言語を同じくする南米諸国間での紛争が戦争に発展する事はなくなりました。
南米は結果的に多くの国に分かれていますが、スペインからの独立戦争ではアルゼンチンのマルティン将軍がチリからエクアドールまで解放し、北からはボリバール将軍が
ベネズエラ、コロンビア、エクアドール、ボリビアを解放し、両者はエクアドールで会談を行っています。シモン・ボリバールは当時からすでに国際連盟(連合)の必要性を説いていた先駆者として知られています。
一方米国は欧州が新大陸に介入する事を嫌い第5代大統領のモンロー以来、ラテンアメリカの保護者的立場をとって来ています(モンロー主義)しかし、文化的に欧米と関係の深い中南米はアングロである米国の介入は迷惑であり、基本的にアメリカ嫌いです。
No.2
- 回答日時:
これらの国々はリオ条約と呼ばれる全米相互援助条約の加盟国です。
集団的自衛権条項を持っているため、アメリカの縄張り内という意識があります。なお,ニカラグア、グアテマラには大規模な内乱がありました。参考URL:http://www.kokugai.com/military_oas.htm
な~るほど。OASがある程度機能(適切な言葉か分かりませんが)していたんですね。
でもご指摘のように、「内乱」も「戦争」と言えば戦争ですよね。
あと、サッカー戦争なんてのもあったのを思い出しました。
有難うございました!
No.1
- 回答日時:
一言で言って、国民性では無いでしょうか?
私が住むMexicoの歴史でも、過去にトルテかとアステカが戦争をしていました。
16世紀にスペイン軍が植民地とする為に侵攻。その時、2年間に渡って地獄さながらの戦争が続いたそうです。メキシコのアステカ最後の帝国が1521年8月13日でした。
その後、現地人はスペイン人によって完全に支配された生活を長く送るようになりました。
スペイン人の現地人に対する扱い方は以下の通りです。
・小作人または使用人として自分の領土に住まわせる。
・給料を十分に与えない。
・お金が足らないので現地人はスペイン人の地主からお金を借りる。
・お金を借りているので他へはいけない。
こうして、貧乏人はずっと貧乏人。金持ちはずっと金持ちと言う構図が出来上がりました。
その後メキシコは独立しましたが、支配階級による独立だったので上記の構図は変わる事が無く現在に至っています。
そんな歴史の為でしょうか?彼等は支配されるのが当たり前。いくら頑張っても上へは上がれない。そんな考えが根付いてしまいました。彼らの口癖は「mimodo」(しょうがない)と言う消極的な言葉です。
一般に南米人は明るい性格で知られています。実は、この様な背景があるので明るくしていないと、やっていけないようです。「しょうがない。無理な事は考えず、楽しくやろう!」ある意味では羨ましい性格ですよね。悩みを持たないように出来るのですから。当然、戦争なんて縁の無い性格ですよね。
南米にはスペインの植民地が沢山ありました。細かい事情は国によって異なるのでしょうが、「mimodo」の性格には変わりないようです。
ではヨーロッパ、アジア、アフリカの戦争は?これ等の国民性は「mimodo」では無いからでしょう。
「だって、香港だってフィリピンだって植民地だったじゃん?」
そうですね。確かに植民地でした。でも香港はイギリスの植民地でしたね。フィリピンは19世紀末まではスペインの統治下にありましたけど、その後アメリカに変わっています。彼等のやり方は間接統治。それぞれの植民地の有力者を支配し、彼等に統治させる方法です。また彼等は学校普及に力を入れて教育をし、精神的文化的支配を行ったのです。
「あぁ、アメリカは素晴らしい!」
なんて類の精神を植えつけたのです。尚、道徳心に関してはカトリックの普及(これはスペインも同じ事をしてました)により改心させていきました。
さて、そんな歴史なので国民性としては「mimodo」ではありません。「しょうがないや。」って思わないので、自分の良くは満たしたくなる。自分の正しさを主張したくなる。そんなこんなで衝突が始まって戦争に至るのでは無いでしょうか?
「譲り合い、宗教や文化も含めてお互いに相手を尊重しあう。」って気持ちがもってあれば、戦争は起こりにくいのかもしれませんね。
ま、私は先生では無いので、年号などにはちょっと自身がありません。また、かなり主観的な意見も入っています事をご了承下さい。
ご回答有難うございます。
国民性はあるかもしれませんね。僕もメキシコやブラジルに訪問して「なんてこの人達は陽気なんだ!」ってビックリしました(笑)。
ただ。。
「第二次大戦以後」なぜ南米ではあまり戦争が起きていないのか?、という事についてもしご意見ございましたらお願いしたいのですが。。。
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