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報告書など文書を書く機会が多いのですが、「原因」と「要因」、「趣旨」と「主旨」の違いについて、国語辞典的な意味の違いは分かるのですが、使い分けがイマイチ迷います。分かりやすく解説いただけないでしょうか?

A 回答 (1件)

 要因と原因の違いですが、「原因」は突発的な事故、事件などの出来事、ある変化のもとになったこと、です。

あの人が失敗した原因、交通事故が起きた原因、病気になった原因、などです。ここには要因は使えません。
 「要因」は、あることが起きた、発生した、ある状態になったときに、それを引き起こした、欠けてはならない大事な原因です。
 「要因」は「原因」よりも、少しばかり高尚な物事の推移、変化の原因について言うのではないかと思います。
 あのビルが倒れた「原因」は……。安倍内閣が今後倒れる「要因」として挙げるべきことは……。
 「趣旨」は主として、ある人の言わんとしていること、ある物事をしようとする理由や目的を指しますね。「あなたのおっしゃる趣旨は、よく理解できます」「拉致被害者を救う会の趣旨に賛同します」「彼の入会は、この会の趣旨に反するよ」などです。
 「主旨」は文章や意見などの、中心となる意味、中心的な事柄です。主意と同じですね。「私の論文の主旨を、よくつかんでくれよ」「判決の主旨はこういうことではないのか」
 ただし、主旨を使わず、主旨の意味で「趣旨」と言い換える場合も、最近は、多々あるようですよ。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
私は、「原因」は、反対語が「結果」なので、「ある結果を引き起こした理由」のことで、「要因」は「主要な原因」のことだと理解し、「複数の原因のうち主要なもの」という風に理解していました。
私が高校生のころある先生は「『要因』とは良いことの原因、『原因』は良い悪いどちらでも可」という意味のことを言っていた記憶があります。
>「要因」は「原因」よりも、少しばかり高尚な物事の推移、変化の原因について言うのではないかと思います。
・この「少しばかり高尚な」という部分が微妙なのです。仕事柄、いろんな文書を読んでいますが、用法の違いがイマイチ分かりません。

「趣旨」と「主旨」についても、「ある人の言わんとしていること」と「中心となる意味」の違いも、???です。新聞などでは「趣旨」で統一されているようですが、私としてはこだわりたい部分です。

お礼日時:2007/03/01 12:01

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