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全国的に不足している産婦人科医ですが、なんとか自分の町に誘致したいと考えています。私の住む町は人口16000人。周辺町村を入れても年間200人くらいしか出産がありません。いくらなんでも採算性のない町での開業は不可能と考えますが、大まかにいって何人くらいの出産数で採算ベースに乗るものでしょうか。

A 回答 (3件)

採算もありますが、労働条件が大きいと思います。


ひとりで365日24時間は戦えませんもの・・・
(5000万円で招集したけど1年で退職された尾鷲市立病院の例もありますし)

あと、助産師さんの確保も鍵ですね。
出産数が少なく採算が・・と気にされてますが、出産費用を上げれば
どうにかなります。


それよりも
産科と小児科がなくなると地域が滅びますからねぇ・・・・


参考にどうぞ
北海道医師求人コンサルタント A企画さまの
http://members3.jcom.home.ne.jp/3729975002/Menu. …
「産婦人科医を招聘する方法とその条件」が参考になるかと思います。

ある産婦人科医のひとりごと さま
http://tyama7.blog.ocn.ne.jp/obgyn/
 大変ためになります。

新小児科医のつぶやき - 分娩医療都市
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070227

勤務医 開業つれづれ日記 さま
http://ameblo.jp/med/
 【産科・小児科 休止一覧 2 】 日本全国 今後の崩壊予定が現状を知る上で使えます。
→ http://ameblo.jp/med/entry-10026652049.html

産科医療のこれから Doctors Blog さま
http://blog.m3.com/OB_Gyne/

医療法人オーク会 さまの分娩取り扱い終了のご案内 
http://www.oakclinic-group.com/info.html
 ・・を踏まえて地域のかたへの啓蒙活動されると、
   医師が燃え尽きないようにすることも肝要かと。

産科医不足!お産はこれからこう変わる - [出産医療・産院選び]All About
http://allabout.co.jp/children/birth/closeup/CU2 …
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答をいただき有り難うございます。
参照URLもじっくり読ませていただきました。
産婦人科、小児科の医師不足は全国共通の課題ですから、自分の町での開業を誘致するとなると相当の魅力がないと難しいでしょうね。
とはいえ少しでも早く活動を始めないと完全に手遅れになってしまいます。
早速明日の議会一般質問で提案していきます。

お礼日時:2007/03/13 16:26

まず 質問文から解釈すると開業医の誘致を考えておられると解釈しますが


これは無理です
都会のど真ん中でも分娩取り扱いを中止する開業医が続出し
お産難民が公立病院に押し寄せているのです

産科医の現象は採算の問題が主ではありません
1 刑事責任追求(業務上過失致死傷 看護師法違反(内診問題)など)  2 民事訴訟(損害賠償など) 3 労働条件や採算性の悪化
の三つの因子が考えられます

1 a 業務上過失致死傷 :治療の結果が悪ければ 治療行為に不適切姓が無いと
医師には感じられる事例でも刑事責任追及が生じているのが現状です。福島県立大野病院事件が有名ですが 医師が不必要に逮捕された為に有名になりましたが
在宅起訴で進行している事例がまた多々あり 産科医療を避ける動機となっています

b 内診問題 厚生労働省の2004年通達で内診(膣に指を入れて触れる診察)を看護師が行うことが助産師法違反に問われ 横浜市の民間病院が書類送検されて「構造的助産師不足があるため」不起訴処分となりました。政府は看護師内診が違法であるという見解を変えていません。よって 産科施設にフルタイム勤務の助産師を最低5人は配備しないと産科医は病棟から離れられなくなってしまいます。

内診問題について2月7日衆議院予算委員会で民主党枝野議員は以下の趣旨の質問をしました
「助産師が構造的に大幅に不足しているなかでは 産科医は違法な状況で患者を診療しなければならなくなる。そういう場合 産科医は違法を承知の上で診療するべきなのか どこか遠くの施設に送るべきなのか」
柳沢厚生労働大臣も安倍首相も「医療をネットワーク化してこれから助産師を増やすことで対応する」

と現実に今 産科医療に携わる医師を放置する答弁を行っています
時間のあるときにゼヒ原文をご確認してください
http://community.m3.com/doctor/showMessageDetail …

長くなったので民事については省略します
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この回答へのお礼

回答有り難うございます。
私は現職の議会議員で、今日は一般質問でこの問題について話しました。

私の町はリゾート地であり、都会から移住してくる方がとても多くて、最近では小児科医の方が誘致活動無しに移り住んできました。まだ開業には至っていませんが、遠からず始めるようです。
そのような地の利を活かした産婦人科開業医の誘致をと考えていましたが、回答者様のご指摘通り、訴訟などから誰も守ってくれない現況を考えると個人開業には勇気が要るでしょうし、かといって勤務医では激務に耐えられないという、誰だって内科に変わりたくなるのも納得がいってしまいます。
更に勉強して最悪の事態にならないよう頑張りたいと思います。
また宜しくお願い致します。

お礼日時:2007/03/14 20:22

私は、産婦人科医ではありませんが、医師一般の話を使用と思います。


結論から言うと無理です。
帝王切開を使用とすると、医師は最低2人必要です。
また、帝王切開中に、状態の悪い患者がいると医師がさらに一人いります。
また帝王切開して、出てきた子供を見るために、小児科医がいります。
医師に来て欲しければ、最低1500~2500万円/人です。
30日間いつでも手術できるようにするためには、のべ60人x日の人数がいります。6人では、一人5日間の当直と、5日間の待機が必要です。
10人いれば、一人3日間の当直と、3日間の待機ですみます。
結構人間的な暮らしが出来ます。
人件費は2億5千万いります。用意できませんね。
小児科医も同じくらいいります。小児科医も無条件で来てもらうためには2000万円はいります。10人に来てもらいますか?
2億いります。医者の人件費だけで、4億5千万かかります。
用意できれば、公募すれば、必ず来ます。
場所が悪ければ+1000万してください。
安ければ誰もいきません。資本主義の原理です。
年間200人では採算は取れません。
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この回答へのお礼

回答有り難うございます。
我が町には総合病院があって、産婦人科医が2名います。
ご多分に漏れず、いつ分娩休止状態になるか不安を抱えているわけなので、何らかの打開策を打ち出さないといけない状況にあります。
産婦人科医の半数近くが高齢者というデータもありましたので、新規開業でなくても総合病院の施設を使うなどのオープン病院化により勤務時間、労働条件の緩和なども考えられるかも、と淡い期待をしています。
いずれにしても自治体として今後も調査研究していきたいと考えています。

お礼日時:2007/03/14 20:09

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