
こんばんは。
社債に関しての設問で、下記の2ケースがあるとします。
<ケース1>
当店は売買目的でA株式会社の社債(額面総額\1,000,000)を額面
\100につき\97で買い入れ、手数料\10,000とともに現金で
支払った。
<ケース2>
当店はケース1で購入した社債のうち(額面総額\500,000)を額面
\100につき\96で売却し、代金は月末に受け取ることとした。
以上に関してご相談が2件あります。
Q1.額面総額について
基本的なことですが、額面総額とはどういったものなのでしょうか?。
ケース2では、所持の半分を処理したようなイメージでしょうか。
Q2.仕訳について
2つのケースの仕訳の解答は下記でした。
<ケース1>
(借)売買目的有価証券 980,000 (貸)現金 980,000
<ケース2>
(借)未収金 480,000 (貸)売買目的有価証券 490,000
(借)有価証券売却損 10,000
ケース2の売却の仕訳ですが、計算の出し方が
今いち良くわかりません・・。ケース1で算出した取得時の原価は
使用しないのでしょうか?。
※売値マイナス原価が利益算出のような
お手数ですが、アドバイスお願いします。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
#1です。
>この場合、「10,000」という数はどこから出たのか・・と思ったのですが。。//
設問にある通り、社債1口は額面100円で総額が1,000,000円ですから1,000,000/100=10,000口です。額面総額から2桁減らせば良いだけです。
>あと取得原価からの単位原価の算出ですが、
>980,000 / 10,000 =98
>のような計算によるものでしょうか?。//
そうです。ただ口数を計算しなくても、この98が額面に対して98%=0.98になるという意味を分かっていれば、
980,000 / 1,000,000(額面総額)=0.98 から98%つまり単位額面100円に対して98円が単位原価と理解できます。
社債の場合、単位額面が100円であるが故に、この%の概念をうまく用いると計算しやすくなりますよ。
No.1
- 回答日時:
Q1:額面総額\1,000,000のA社社債とは、満期まで保有していたらA社より\1,000,000受取る事のできる権利を表わした有価証券です。
社債の保有数は口数(額面\100の社債を10,000口とか)で表わします。今回のケースでは10,000口保有のうち5,000口を売却したということになります。尚、社債の購入・売却価格には額面\100についての金額が付されていることが殆どですから、計算する際にはその金額を%表示だと思って計算すると楽です。例えばケース1では、
1,000,000x97%+10,000
とすれば購入時の支払総額980,000が容易に計算されます。
Q2:売買目的有価証券についての別のご質問でもご説明したと思いますが、有価証券の取得原価には取得時の付随費用を含める必要があります。結果上記の計算で出した980,000が取得原価となりますので、単位原価は@98となります。@97(\100につき\97で買い入れ)は売ってくれた人の売却単価と考えましょう。購入側にとって@97は取得原価の計算に必要であっても単位原価にはなりません。これを単位原価としてしまうと、売却時の計算から購入時の手数料が無視される事になってしまい、正しい損益計算でなくなってしまいます。
ケース2の意味するところは、現在保有しているA社社債のうち\500,000分を売却単価@96とした場合の損益計算をすることです。単位原価@98の有価証券を@96で売却するのですから、@2の売却損がでることは明らかです。従って、
売却する社債の原価総額:\500,000x98%=490,000
受取るべき未収金の金額:\500,000x96%=480,000
売却損の金額:\500,000x2%=10,000 (又は490,000-480,000=10,000)
となり、解答通りの仕訳となるのです。
常に単位原価を意識しましょう。
アドバイス有難うございます。大変参考になりました。
取得原価、単位原価として再度整理してみようと思います。
あと取得原価からの単位原価の算出ですが、
980,000 / 10,000 =98
のような計算によるものでしょうか?。
この場合、「10,000」という数はどこから出たのか・・と思ったの
ですが。。
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