最速怪談選手権

「conduct」のように品詞の交換を別個の語にまかせるのではなく、アクセントの交換だけで済ませるのはなぜでしょうか?教えてください。

A 回答 (1件)

意味別に単語を作って行ったら、単語の数が多くなりすぎると言う感覚がまずあると思います。


つぎに、単語の感覚と言うか、単語の意味と言うべきか、それが同じで、その捕らえ方だけが違うと言う場合、なるべく同じスペルで済ませたいと思うわけです。

produce「生産する」 は、名詞形はproduction「生産」 と言うのがありますが、これは、抽象名詞のような感覚があり、「生産する」と言う動作として実際に行って見せることが出来る意味と言うか概念ではありません。その意味で、produceとproduction は、抽象度の明確な違いがあります。
しかし、produce「農産物・生産物」と言う意味の時、「生産する」と言う動詞の意味合いと、かなり抽象度が近い感覚で使われているのです。
つまり、「生産する」活動があれば、即それが「農産物・生産物」と言う形で残ると言う感覚です。

record:「記録」、「記録する」とか、アクセントの移動で品詞の区別をしますが、動詞は、edがついて過去形、過去分詞形を作るので、語尾を強く言う必要があり、動詞の時のアクセントは後ろに来るのが普通です。名詞はその区別のためか、前にアクセントが来ます。

また、water のように、「水」、「水をやる」の名詞、動詞の両方の意味で使うことが出来る単語も数多くあります。

結局、単語は意味そのものではないので、意味としての連想が非常に近いところにあれば、同じ単語で済ませてしまったほうが覚える量が少なくてすむと言う感覚があるのだと思います。
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この回答へのお礼

丁寧な解説、どうもありがとうございます。
やはり経済性から同じ単語ですませるのですね。単語には古い歴史があるからなぞが多いですね。

お礼日時:2007/06/11 10:07

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