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基本的なことなのかもしれませんが…。来年カナダに研究留学するのですが、“フェローシップ”と書いてあります。このフェローシップと、よく言うポスドクは違うのでしょうか?違うとしたら何が違うのでしょうか(おもに待遇でしょうか)?(いろいろな補助金の申請でどうしたものか困っています)
ご存知の方教えてください。私は博士号まではとっています。

A 回答 (2件)

フェローシップというのは院生や若手研究者を対象とした奨学金です。

一般公募をする場合と、内部選考のみの両方がありますが、基本的に定員が決まっています。学部生のスカラーシップの院生・ポスドク版と言っても良いでしょう。審査を経て選ばれたということになるので、例えば普通のポスドクや院生よりも「~フェロー」と言った方が響きが良いという点もあります。

また、たまにサバティカルなどで他大学で研究中の教授にも~フェローという肩書きが与えられることがありますが、この場合は本人は既にテニュアを持っていて、費用も自分の研究費等から出ていることが殆どなので、奨学金の意味合いはありません。

ポスドクというのは単に学部生、院生に続く一般的な立場を指す言葉で、資金の出所には関係がありません。ですから、ポスドクの中でもフェローシップを貰っている人もいれば、ボスのグラントなどでサポートされている人もいます。
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この回答へのお礼

返信遅くなり申し訳ありません。また詳細なご説明ありがとうございます。非常に良くわかりました。今のところ、単なる“ポスドク”ということで理解できました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/10 20:24

自分は詳しくは知りませんが、


フェローシップというとお金の出所が大学や財団、公的機関などの競争的な補助金のような響きがあります。

ポスドクについては、「一般的なポスドク」と言っても、ポスドクはお金の出所や額、待遇が本当に千差万別で、「一般的」という言葉でひとくくりにできないかもしれません。肩書きも、Post-doc FellowやPost-doc Researcherの他、Visiting ResearcherやResearch Associate、Research Fellowなどいろんな肩書きを持つ「いわゆるポスドク」の人がいると思います。勤務先の大学や研究所からお金が出ていたり、直属のボスが直接お金を出していたりする場合が多いと思いますが、どこか外部のFellowshipのような奨学金を貰っている場合でもPost-docまたは類似の肩書きを貰う場合もけっこうあるんじゃないでしょうか?

質問に対する明確な答えは知りませんが、いずれにしろ、行く先でのお金の出所(誰からいくらお金が貰えるのか)と正式な肩書きは明確に聞いておく方が良いですよ。待遇(保険・退職金・有給休暇などなど)やその他の細かいことはなかなか事前に全部はわからないので、行ってから初めてわかる場合もあるかもしれませんが、保険などの必要最低限の情報は、留学準備にも影響するので事前に聞いておくことができれば聞く方が良いでしょうね。
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございます。広義のポスドクの中で、フェローの位置があるようですね。terminologyの問題だけでしょうか。肩書きも問い合わせてみます。
また、待遇・保険などは確かに大きく影響しますね。早速聞いてみます。詳細にわたりいろいろ教えていただきありがとうございました。

お礼日時:2007/06/06 00:58

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