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聖書に eat of という動詞句が見られますが、ラテン語の「部分を表す属格」からですか?

こちらで、partitive genitive でしたか(間違って覚えているかもしれません)、そのようなラテン語の部分をあらわす格の用法を紹介されていました。eat of もその用法を逐語的に訳したのかなと思いました。類似例として、partake of の of もありますね。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

「食べる」「飲む」といった意味の動詞が属格の目的語を伴うのは古典ギリシャ語の特徴です。

phago-n lo-toio「蓮の実を食べる者は」、pino- tou oinou「私はワインを飲む」などのように。この属格の用法がpartitive genitive か ablative genitive なのかは判別しづらいのですが。もっともギリシャ語でも食べ物が属格ではなく対格で表されることもないわけではありません。

ラテン語ではedo「食べる」の目的語は対格が普通です。

新約聖書(King James Version)で"eat of"となっている箇所は、ギリシャ語では前置詞εκ(ek)が付いています。古典ギリシャ語と聖書ギリシャ語の異なる点です。
http://www.blueletterbible.org/cgi-bin/c.pl?book …
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eat of に関しては必ずしも属格を逐語的に訳したものではないようです。



http://www.latinvulgate.com/search.aspx?key=eat% …

that you should not eat of every tree of paradise
= ut non comederetis de omni ligno paradisi

you shall eat thereof
= comederitis ex eo

shall eat of the flesh thereof
= vescetur carnibus eius

ざっと見ても前置詞 de, ex を用いたもの、奪格 -ibus を用いたものが見つかります。これらを表すのに eat of (from を使うこともある)をあてたと考えられます。「動詞+of」自体は他にたくさんある一方で eat of が今日あまり使われないのは奇妙ではあります。
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