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使役動詞、例えばmakeなどを受身にする場合、なぜtoが入るのですか。
ご存知の方、教えていただけないでしょうか。
例えば以下のような例:

能動態:I make him drink. (私は彼にお酒を飲ませる)
受動態:He is made to drink by me. (彼は私に飲まされる)

この時のmadeとdrinkの間のtoです。
これはなぜ、必要なのでしょうか。

A 回答 (4件)

>使役動詞、例えばmakeなどを受身にする場合、なぜtoが入るのですか。



[A] 能動態ではtoがない理由
御質問の文のhimまで聞いた段階では (つまり、次の(1)の文は) ( )内の3つの意味のいずれかになります。
(1)I make him.((a)私は彼をさせる/(b)私は彼に作る/(c)私は彼を作る)

(1)を聞いた人が、(1)は(a)だと思ったときは「何をさせるの?」と続きを期待し、(b)だと思ったときは「彼に何を作るの?」と続きを期待し、(c)だと思ったときは「彼を何に作り上げるの」と続きを期待します。そのため、himの後にdrinkという動詞を置きさえすれば「そうか。飲ませるのか。」と何の抵抗もなくよく分かるからです。

[B]受動態ではtoがある理由
理由1
御質問の文のhimまで聞いた段階では (つまり、次の(2)の文は) ( )内の3つの意味のいずれかになります。
(2) He is made.((a)彼はさせられる/(b)彼は(○○に)作られる/(c)彼は(○○を)作られる)

しかし、(2)は受動態であるため、その主語 (he) は自分で何かの行いをするという感じがしません。その主語はあくまで他人から、させられ/作られます。別の言い方をすると、その主語は行動的ではありません。そのため、「彼は○○の動作をするようにさせられた」 という意味にしないと文の意味が取りにくいので、動作を促す意味である 「ように」 つまり to が必要だからです。

理由2
次の(3)のようにすると動詞が2つ続くことになりますが、動詞が2つ続く言い方は英語には滅多にないので、いかにも変な感じがするからです。

受動態でtoが必要であるのは、理由1と理由2の両方によると思われます。どちらが主かと言えば、理由1が主でしょう。
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この回答へのお礼

なるほど、とても納得しました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/22 09:08

アメリカに38年半住んでいる者です。

 私なりに書かせてくださいね。

これは、使役動詞の受動態だからではなく、受動態と言うフィーリングがもうすでに使役動詞の役割をしていないからなのです。 つまり、makeと言う特別な使い方をする動詞ではなくなる、すなわち違う表現方法になってしまっている、と言う事なのです。

この文章を言う人がmakeと言う単語を使っているとは感じないわけです。 つまり、使役のフィーリングがなくなってしまっていると言うことだけに過ぎないのです。

使役動詞の受動態が云々と言っているといつまでもおかしなことを知識のひとつとして残ってしまい結局他の使役も受動態に出来るだろう、と思ってしまうわけです。

同じような質問がありましたので下のURLを参照してください。

これでいかがでしょうか? 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。 

参考URL:http://okwave.jp/qa3085913.html
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この回答へのお礼

参考になります。
どうもありがとうございます。
また質問させていただくことがあるかもしれませんが、
よろしくお願いします。

お礼日時:2007/06/22 09:09

#2です。


訂正します。

「理由2」の末尾に次の1行が脱落していました。追加します。
(3)He is made to drink by me.
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はじめまして。



動詞同士(ここではmadeとdrink)の衝突を避けるため、便宜上入れられているようです。

このto不定詞に、特に意味・用法はありません。

see、hearなどの知覚動詞も同様に、受身ではto不定詞が入りますが、上記と同様の説明になります。

以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

Parismadamさん
お答えいただき、どうもありがとうございます。
すっきりしました!

お礼日時:2007/06/21 12:12

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