映画のエンドロール観る派?観ない派?

現在、再就職先を探しています。

再就職に際して、過去の業務経験を生かしたいと思っています。
操業技術スタッフとして、20年近く鉄鋼製造に携わってきましたので、
ISO9000sや14000sの審査員の資格を取得し、それで
就職することはできないか、と考えていますが、審査員補の時点では、
主任審査員の下で、手弁当も同然の仕事を強いられるとか聞きます。

資格によって異なるとは思いますが、どの程度の収入が見込めるのでしょうか。
どなたか、教えて頂けませんか。(概略で結構です)

A 回答 (1件)

2つの観点から回答します。



1.ISOは管理技術である

 20年のキャリアは「固有技術」的側面と、「管理技術的」側面があると思います。まずこの2つの側面があることを理解していただけない場合、ISO関係で働くことは難しいと思います。
 たとえて言えば、ゴジラ松井のような選手がコーチになってもいい選手が育てられるかどうか、保証はない、っていうことです(?)。


2.同様の人は多い

 私自身、品質システム審査員補をもっています。
(ISO9001の審査員に規定の時間数の経験をつめばなれますよ、という資格)。
 しかし、実際、これだけで就職するのは、まず、無理です。
 長年の「品質管理の経験」と、それを証明してくれる人の存在、それから1週間の講習を受けること、を経て「審査員補」の資格を得ることができますが、「規定の時間数の経験」を得るのが大変難しいのです。
 実際問題、審査機関にでも属さなければ、まず無理でしょう。

 では審査機関に属するとなると、どうなるか、ですが、審査員補、ではほとんど求人がありません。
 あっても嘱託もしくは契約社員です。外資系審査機関なら多少門戸は広いのですが、英語ぺらぺらでなければ、無理、と思ったほうがいいでしょう。
 実際に給料が得られる仕事は「審査員」または「主任審査員」でなければ、無理かと思います。年齢が若ければ「審査員補」でも可能性があるかもしれませんが。
 質問者ご自身で「手弁当同然」と書いていらっしゃいますが、手弁当で「規定の時間数の経験」を積ませてくれる人がいれば、ラッキー、程度に考えなければならないのが、現実です。実際はお金を払って経験させてもらっている、ということも聞きます。

 以上、本当に概略ですが、ISOでメシを食う、のは、まず、普通の「就職感覚」では無理です。
 「知識を売る」という働き方をするなら、相当の覚悟で「自営」でする、というくらいの意気込みが必要かと思います。
 20年のキャリアに、人がお金を払って買ってくれるだろう、という自信がおありなら、ISOでメシを食うのではなく、その道の専門家としてコンサルタントを自営でなさるのが最良の手かと存じます。
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