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 イスラム銀行とは何なのでしょうか?

 インド!?インドネシア!?にあるのでしょうか??

 それとも、イスラム教に関係する国にある銀行のことなのでしょうか?

 金利をとらないらしいのですが...

 詳しいことがわかりません。


どなたか、具体例をまじえながら、説明の程よろしくお願いいたします!!!

A 回答 (2件)

先日、NHKを見ていたら「イスラム銀行」について解説していました。


(この1~2ヶ月程の教育TV「視点・論点」あるいは総合「あすを読む」のどちらかであったと思います。)

イスラム教の国では金利を取る金貸し業はタブーとされてきました。
しかし現実として、大きな経済活動を行うためには、銀行が有効であることも事実です。
イスラム国の多くは石油産出国であり、莫大なオイルマネーが入ってくるにもかかわらず、世界の経済は西欧諸国に握られています。

イスラム教義に反せず、経済規模を大きくするために「イスラム銀行」というものが誕生したようです。

通常の銀行は企業から担保を預かり、担保の価値より少ない金額を融資し、金利を取ります。この場合、原則として十分な担保を取り、その価値が落ちないものとして考えると、融資先の企業が倒産しても、理論上、銀行の損失はありません。
つまり、担保さえ確保できれば、企業がいつ倒産しても構わないし、面倒になれば積極的に企業を倒産させようとさえします。

イスラム銀行は、企業に対して「投資」という形で、いわゆる「共同経営者」となり、それに見合った配当を企業から受けるというシステムをとるものです。(通常の銀行のように担保を取って企業に資金を貸すというものではありません。)
つまりイスラム銀行は企業が倒産すれば、出資した自己の資産を失うことになります。
その反面、企業が大きな利益を上げた場合にはイスラム銀行に入る配当も多くなります。
当然、イスラム銀行は投資前に企業の状況を厳しく監査し、投資後も企業の運営に大きく関与し、企業と自己の繁栄に努力をします。
これであれば「イスラムの教義に反しないと解釈できる」というのです。
預金者に支払われる「利子」も便宜上「配当」と解釈されるようです。
罪悪感が軽減し、預金者数および預金総額(銀行規模)が増加しつつあるようです。
これがイスラム銀行の概要です。

このようにイスラム銀行とはイスラム教の国に展開されつつある新しい形態の銀行で、「金利が無い」というのはこういうことなのです。

イスラム教の中でも宗派によって「イスラム銀行」についての考え方に違いがあり、賛否があるようで、実際には複雑な事情が存在するようです。
私ごときがこの場で説明できるのはこれが限界です。
念のため参考URLをご参照ください。
http://www.asyura.com/sora/war1/msg/834.html
http://www.obirin.ac.jp/gscl/kenkyu/1999/1984112 …

参考URL:http://www.asyura.com/sora/war1/msg/834.html
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イスラム教の戒律で金利が禁じられているわけですが、最初から何%と決まっていないだけで、いわば配当という感じの利子は付くこともあるようです


イスラム銀行は預金者から集めた金を、資金を必要とする事業者に出資します
事業が利益を出せば銀行も配当を得ます
そうして、トータルで銀行に余剰金が出れば、預金者の口座へ配当されるわけです

参考URL:http://www.netlaputa.ne.jp/~kagumi/0109-4.html
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