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キャッシュフローは当該期中の実際の資金の収支を示すと理解しています。営業・投資・財務それぞれキャッシュフローの定義や計算方法はほぼ理解しているつもりですが、
「資金の収支(キャッシュフロー)」は「BL上の現金・預金の増減」と同じことなのか?違うのか?が理解できていません。
手元に残る現金の増減ということであればBLで表現されているこの項目のことだろうし、実際キャッシュフローを細かく計算しているとなんとなく現金預金の増減を裏から計算しているように感じます。
純資産の部の増減がどのように反映されているのかとかよく理解できていないところがあるのでそこで混乱しているようですが・・・。
財務は素人なのでここを理解して目からうろこを落としたいと思っています。わかりやすくご教示いただけたらありがたいです。

A 回答 (2件)

>キャッシュフローは当該期中の実際の資金の収支を示すと理解しています



当期中、実際あった現金収支の実情を示すものです。

例えば、ある企業が、売掛金を計上し、それが回収できていない状態のまま、決算を迎えたとします。
B/S上は、売掛金の増加により、当期純利益の増加となります。
P/L上も、売上高の増加により、当期純利益の増加となります。
見た目は黒字決算ですが、会社のお財布は、どうでしょう。
売掛分の現金を回収できてないわけですから、得したとはいえませんよね。
この状態が、ず~っっっと続けば、会社は、表向きは黒字計上のまま、いずれ資金難を迎えることになります。
だけど、B/SとP/Lだけでは、そうした会社の台所事情までは、観察できませんよね。
商取引が多様化した現代、掛取引が平常化された世の中で、
外部関係者には把握できない赤字を抱えた状態で、いわゆる、黒字倒産に至る企業も出てきました。
その一方で、悪知恵を働かせる企業が、当期の赤字を、一時的に回避させるべく、
架空の売掛金をどんどん増やし、嘘の利益を計上できる危険性も出てきたわけです。
そこで、外部公表用の財務諸表に、企業の資金繰りの実情を指し示す、もうひとつの機能を加えるべく、新たにキャッシュフロー計算書が誕生したわけです。

買掛金では、反対のことが云えます。
ある企業が、買掛金を計上し、それを支払っていない状態のまま、決算を迎えたとします。
B/S上は、買掛金の増加により、当期純利益の減少となります。
P/L上も、仕入高の増加により、当期純利益の減少となります。
見た目は赤字決算ですが、会社のお財布は、どうでしょう。
買掛分の現金を支払っていないわけですから、損であるとはいえませんよね。

これが、キャッシュフロー増減の、からくりなのです。
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この回答へのお礼

中途半端な理解をしていましたが、確認できました。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/07/19 09:46

簡単にいえば表面上は同じことです。


 ただ、キャッシュの質を見ることがキャッシュフロー計算書の目的でもあります。
 (1)一般に企業は営業CFで稼ぎ、投資CFがマイナスで財務はその時々で変わります。
 (2)営業CFがマイナスの場合は、少なくても売掛金等で未回収が増えたということで、それは残高の前年比マイナスか財務のプラス(借金)に跳ね返ってくるでしょう(まれに投資のプラスもあります)。
 (3)前の方も述べたように、BS上は黒字で純資産があるようでも、中身が不良在庫の場合というのもありえます。その場合徴候はCFに現れてきます。その道具と考えてはいかがでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。中途半端に理解していましたが、お蔭様でもやもやが消えました。

お礼日時:2007/07/19 09:49

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