
こんにちは。
映画を観ていると、初盤(又は後半)などで、あれから○年経過、といった意味で『24months later』『36months later』という使われ方がされているのをよく目にします。
『2yeras later』『3years later』でなく months 表記するのに何か意味があるのでしょうか?
『年』を『月』表記することによって、時間の流れ(早い/遅い)をフィーリング的に伝えていたりするのでしょうか・・・(うまく表現できなくてごめんなさい)。
軍事英語などで、例えば、混乱を防ぐために午後4時=1600(sixteen-hundred)、といった言い方がされたりするように、この年⇒月も何らかの意図があるのか、もしくは↑のように観る側に与える時間経過のフィーリング的な要素があるのか・・・
気になりました。
ご存知の方、アドバイスを頂けたら嬉しいです。
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
Gです。
こんにちは!! 私なりに書いてみますね。なぜこのような言い方をしたくなるのか、この表現を使いたいと感じるときのフィーリングはどういうものがあるか、と言うことですね。 非常に大切なことだと私は思います。 なぜこのような表現を使うのかわかれば、そのフィーリングが自分にもあるときに「使える」わけですね。
つまり、軍事英語表現ではこう言い方をすれば「誤解がなくなる」し、11:00AMと書いてEleven O'Clock in the morningと言う必要がなくなりますし、また、俺はそんなこと今まで考えずにただ軍の中ではその言い方をするから俺もしているだけに過ぎない、上官に言われているから仕方ないじゃん、と言うフィーリングを持っていっているのかもしれないわけです。
誤解がなくなるし、と言うフィーリングであれば、軍外でも使えますね。 軍だからそうしているに過ぎない、と言うフィーリングであれば、入隊中の話だよ、と暗に示すことが出来ますね。 小説家であれば「必要な知識」ですね。
軍でよく使われる表現です、の知識だけでは私はもったいない、この知識をいつか使うぞ、と言うくらいの意気込みで「身に付ける」姿勢を持つことも英語力を死ぬまで向上できると言うことなのです。 学校英語の知識はいつまで使えると言うのでしょう。
では他の場合はどうでしょう。
1.5と1.500の違いはお分かりですね。 1.500は1.501ではないことを示しているのですね。 それだけ、正確な表現であると言うことなのです。
このフィーリングを2年ではなく24ヶ月と表現したくなるときがあります。
今私は「アメリカに39年ほど住んでいる者です。 私なりに書いてみますね。」と書いています。 あと2週間ほどで、「アメリカに39年住んでいる者です。 私なりに書いてみますね。」に変わります。 そしていつか「アメリカに40年ほど住んでいる者です。」になるか「アメリカに39年6ヶ月ほど住んでいる者です。」となるか、そのときのフィーリングによって変わると思います。
つまり、39年と書いてきて、その後に39.9年と言いたいのに40年ほどと書いたことでこれを読んだ人がそうなんだ38年くらい住んでいるんだな、なんて思ってしまうかもしれませんね。 それを防ぎたいと私が思い、あくまでも39年より多いことを示すには「40年ほど」ではなく「39年半住んでいます」としたいフィーリングがあるかもしれませんね。
この正確さ、と言うのは、たとえば、幼児服などで、18ヶ月と24ヶ月では大きさや体重がかなり変わってきていると感じる親御さんもいるわけです。 18ヶ月はまだ1歳なのです。 これを1歳と2歳と言う風に分けてしまったら、サイズの違いをうまく出せないですね。
月ごとに変化を示す乳児・幼児を持っている人はこのげっすうを使った表現を使うことが自然と感じるわけです。 そして、年を聞くときに、親御さんに対しては、How old is she?と聞くことも出来ますが親御さんのフィーリングを知りつつHow many months (old) is she?と言う風にも聞き、親御さんもShe is 15 monthsという表現を使うわけです。 ちょうど二歳でもShe is 24months old.とかShe just turned 2 years old.と言う風に24ヶ月だ、と言うフィーリングを出しているわけです。
しかし、このことを知らない2歳の子はI'm two!!と言い、28ヶ月でもI'm two!!なのです。 30ヶ月くらいからもうI'm two!!ではなくなります。 この子のフィーリングはすでに「もうすぐ3歳!!」なのです。 (もっとも親御さんがそういわせているということもありますが<g>)I'm almost 3!!に変わるわけです。 I'm 30 months old!!ではないのですね。 almost 3!!と言いたいフィーリングがあるわけです。
他にはどんなときがあるでしょうか。
それは、数字が大きければ、現実も大きいだろう、と意思的に待たぬ意識的にそのフィーリングを伝えたいときです。 その伝えたいと言うフィーリングがあるからこそ、It's been already 2 years!!よりもIt's been already 24 months!!と表現した方が、yearとmonthの違いよりも2と24の違いの方が何か長いような気をさせるわけです。 この文章には、alreadyと言う単語がありますね。 もちろん、すでに、と言うフィーリングをあらわしたいから使っているわけですが、その上に24なんだよ、と言う表現を使って、もうすでに2年たった、ではなく、もう24ヶ月もたってしまった、と言うフィーリングを出すことも出来るわけです。
しかし言葉ですからすべての人がひとつの表現でひとつのフィーリングを本当に出せると思っているわけではないですね。 「わたし」と「わたしく」とではちょっとフィーリングが違いますね。 でも、「私」と漢字で書いた場合どっちの読み方になるかわかりませんね。 「わたくし」のフィーリングをどうしても出したいと言うのであれば、そしてその表現知識があればその人は「私」と言う漢字を使うでしょうか。 「わたしく」と書くのではないでしょうか。
ここにフィーリングと言うものの複雑さがあるわけですね。 しかし、その複雑さを巧妙に使いこなせるようにはなれる、と私は信じています。 なぜなら、同じ表現でもいっている人のバックグランドや状況によって区別を付けられる英語力は不可能ではなく、可能性の高いものであると言うことを私は痛い目にあいながらも知るようになったからなのです。
営業マン、精神科医師、コーチ、指導員、心理学者、モチベーターなど相手のちょっとした表現の違いで微妙な状況・状態を判断しなくてはならない人はこのフィーリングの違いを感じ取らなくてはならないわけです。
23monthsといった人がなぜ2年と言わなかったのか、なぜもう少しで2年と言わなかったのか、絶対に23ヶ月と言いたい理由があるはずだ、と感じるわけです。 27ヶ月なのに2年と言う人がいたらなぜ正確に27ヶ月と言わないのか、英文を書かれたまま2年と訳すだけで事は終わったと言う自称「英語力がある」と言う人はこのフィーリングを感じ取れない、まだまだ英語力があるとは言えない、と判断されても仕方ないわけですね。
そして、英語が上達する人とは、フィーリングを感じ取れるようになりたい、訳すだけでは英語力があるとは言えない、と感じ、更に、どうしたら、英語を「もっとこなせるようになるか」を考える人が今日ある英語力よりも向上するわけです。
向上する要因がこのフィーリングなのです。
文法知識からもこのフィーリングを感じ取れるようになれます。 しかし、専門用語を使うだけの学校文法の知識ではそれ以上の向上は期待できないわけです。 使える文法の知識とは基本的な文法知識でもあるわけですし、高度な文法知識は使える英語力を向上させる道具にもなるのですね。
フィーリングとは何か漠然としているように見えますが実際は大人としての人間付き合いがあるわけですから、フィーリングを大切にした英語習得はそれほど難しいことではないのです。 その逆に、体系付けているように見え、理解したように感じさせる学校文法的な説明は簡単そうに見えるだけで結局は使い物にならないわけですし、英語力向上には非常に効率の悪いものだと言うことなのです。 学校文法と社会文法(いわゆる文法)との違いをはっきり知ることで自分を向上させることが出来る土台を持つか持たないか、が決定されてしまうわけです。 学校文法の重要視した文法書がとんでもない英文を作り上げていることを知っている人は何万人いることでしょう。
これでいかがでしょうか? 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
こんにちは。
御礼が大幅に遅れてしまいまして、大変失礼いたしました。
そして、ご丁寧かつ非常にポイントをついた各アドバイス・・・ 嗚呼・・・ と頷く部分が多々で、とても興味深く拝見させていただきました。
上で挙げて頂いたうちの子供服のケース、手に取るたびに実は気になっていたことでした。
心の中で引っかかっていたこの表現に対するフィーリングをどうしても掴みたくて、今回のこの質問でしたが、Gさんのアドバイスで靄が晴れた気分です。
大変参考になり、感謝感激です。
本当にどうもありがとうございました。

No.5
- 回答日時:
映画のことはよく分かりませんので、以下、全くの想像です。
このような使われ方をするのは、言及している話題の中に、6ヶ月、30ヶ月等が絡む事項も含まれている場合で、発信者がそのことを少しでも意識している場合、あるいはその場の人達がそのことを、共通認識として持っていればあり得るのかなと思います。
あるいは、曖昧さがあると問題となる金融に関する話題の場合、厳密さが必要ですので、そのような使われ方もあるのかなと思えます。
英語圏からの発信と思えるweb上の"24months later" "36months later"等が使用されている例に遭遇してそのような想像をしました。
また、科学の世界では、観察時点として、1年、2年だけでなく、1年と3ヶ月、1年半、2年半等があれば、そのような使われ方はあり得ると思います。
こんにちは。
御礼が大幅に遅れてしまいまして大変失礼いたしました!
>発信者がそのことを少しでも意識している場合、あるいはその場の人達がそのことを、共通認識として持っていればあり得るのかなと思います。
私もここの部分が非常に引っかかり、今回の疑問につながりました。
ご回答頂きましてどうもありがとうございました。
とても参考になりました。
No.4
- 回答日時:
本当に?
『24months later』『36months later』なんて見たことないけど。
Hoursは切迫感を出すためによく使われますが。
最大で72時間までだけど。
36monthsが3年だなんて計算できる西洋人あまりいないから、気のせいだと思いますよ。
何の映画ですか。
>36monthsが3年だなんて計算できる西洋人あまりいないから、気のせいだと思いますよ。
何の映画ですか。
気のせいでなく、本当です。
映画をたくさん鑑賞していらっしゃる方であれば、多分1度や2度はこの表現は見たことがあるのではないかと思いますが。
一緒に映画を観ながら、この疑問を投げた友の意見では、『サスペンスや軍事系統の映画に多いかもね』ことでしたが、彼も定かでないようでしたので、気になってこちらでアドバイスを仰いでみようと思いました。
ちなみに今回はマーク・ウォールバーグ主演の『Shooter』という映画の冒頭でした。
この部分で映画を記憶しているわけではないので他の映画は今は思い出せませんが、こういった使われ方(18months Later, 24months Later・・・などで)は存在しているので、いつも何気に気になってはいました。
もう少し他の皆様からのアドバイスも待って参考にさせていただきたいと思います。
コメントをどうもありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
補足
△1シリングは12ペンス。240ペンス(20シリング)で1ポンドです。
○1973年までは1シリングは12ペンス。240ペンス(20シリング)で1ポンドです。
No.2
- 回答日時:
年で表すのも少ないわけではないのですが、6months 12months 24 monthsなどが頻出するのは、西洋の数字の概念の中に長く12進数が存在していたことにもよると思います。
たとえば英国のお金でシリングというのがあります(今はユーロの影響でマイナー?)
1ポンドは100ペンスですが、1シリングは12ペンス。240ペンス(20シリング)で1ポンドです。
また1 フィートは 12 インチ。
さらに日本でいう九九は、9×9ではなく、英米カナダともたぶん12×12まで学校で教わります。
このように西欧のある地域(英国影響圏)には、12もしくは6という数字が日常に潜在的に存在していると感じます。
時間の表記は、これはまた別で単に混乱を防ぐためでしょう。
>西洋の数字の概念の中に長く12進数が存在していたことにもよると思います。
なるほど・・・。生活文化の中で浸透している数字の概念からくるものという考え方もあるのかもしれないのですね。
オーディエンスへ向けての製作者側の意図・・・、月表記にした方が年表記よりも細かい訳なので、その事件が起こってから現在、までの経過した時間を強調させる、とか何か、そういったニュアンスがあるのかな、なんてちょっと意味不明なことも考えてしまいました^^。
もしくは、時間で挙げたような英語の使い方の問題か。。。
興味深く拝見させていただきました。
アドバイスありがとうございました!
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