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いつもお世話になっております。
素朴な疑問なのですが、カルシペックスとビタペックスは何が違うのでしょうか?自分なりに調べたところどうやら水酸化カルシウム濃度が違うらしいというのは分かったのですが・・・どの程度違うのかもハッキリしません。
また、症例によって使い分けがあったりするのでしょうか?
宜しくお願いいたします。

A 回答 (1件)

簡単に言ってしまえば、カルシペックスが水酸化カルシウム糊剤であるのに対し、ビタペックスはヨードホルムが多く含まれていると言う所でしょうか。



両者とも作用としては殆ど同じですが、文献によっては
ビタペックスは
・シリコンオイルが含まれているので根管貼薬には不向き。
・逆に水酸化カルシウムの溶出が緩慢なので根充に適している。
という差を出していますから、殺菌の為の貼薬にはカルシペックス、根充にはビタペックスというところでしょうか。でも使い分けている歯医者は少ないと思います。

このほか、ビタペックスはヨードホルムが含まれているため、ヨードアレルギー患者には使用できないという短所があります。

また研究者によっては、カルシペックスよりビタペックスの方が僅かに炎症を残す、或いは炎症傾向を持つと言う人が居ます。

ちなみに私の経験でも、ビタペックスに根充後の痛みを訴える場合があり、最近ではカルシペックスだけを使用しています。
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この回答へのお礼

有難うございます。
そういった違いがあるのですか・・・
ここまで答えていただける先生がいなかったので、本当に有難いです。
また、宜しくお願いいたします。

お礼日時:2007/08/03 07:31

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