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「文型」というものを
どのように考えるべきか悩んでいます。

もともと、「文型」とは、
動詞と目的語、補語の関係を分類したものですから、
何を「動詞」と考えるかでどうしても考え方に差がでてきてしまいます。
例えば、以下の2文について。

(1)I am plying [ soccer ].  
(2)I am [ playing soccer ].
(1)はSVO, (2)はSVCだという解釈ですが、
この2つの解釈は両方「正しい」ということを、まずお断りしておきます。
動詞[play]のaspectに重点を置けば(1)のほうが正しいということになるし
(この場合、[be]は助動詞という考え方)、
[be]を本動詞と考えれば(2)のほうが優位になってしまいます。
(この場合、[ playing soccer ]は補語という考え方)

これはどちらが正しい・正しくないというより、
なにを「動詞」としてみるか、という、いわば「焦点」の問題であり、
5文型にしようが8文型にしようが、
「文型」という枠組みで考えるかぎり、同じような問題はどうしても出てきてしまいます。
(句動詞とかもそうですよね)

「文型は1つの文に複数の解釈の可能性がある。」
ということなのでしょうか?

注)一般に「文型」というとき、
 Functionを重視した「文型」と、
 Structureを重視した「動詞型」の2つがありますが、
 この場合は前者です。
 
また、Complement(補部)を一つとるという観点からみれば、
 (1)・(2)は同じ文型ということになってしまいますが、
 そういうことでもありません。
 普通に「5文型」とかいうときのそれだと思ってください。

A 回答 (2件)

> 「文型」というものを


> どのように考えるべきか悩んでいます。

「文型」だけに捕らわれすぎないことが大切だと思います。

英語は日本語などと違い語順が非常に重要な言葉で、そのことから「文型」が注目されるわけですが、
「文型」について論じるときには、もっと重要なことを同時に考える必要があります。

もっと重要なこととは、「意味を伝える」つまり「自分のメッセージを他人に理解してもらう」
「他人のメッセージを理解する」ということです。
これが言葉の一番大切な役割です。

我々、英語の学習者が苦労しているのもそこだと思いますす。いかに理解してもらうか、いかに理解するか・・・


そのため、「文型」を考えるときには、「この文型は何を(あるいはどんなふうに)表現するためのものか?」
ということを常に考慮する必要があります。


そういう立場で考えると

> (1)I am plying [ soccer ].  
> (2)I am [ playing soccer ].
> (1)はSVO, (2)はSVCだという解釈ですが、
> この2つの解釈は両方「正しい」ということを、まずお断りしておきます。

(2)は受け入れられません。なぜなら、文章が意味をなさないからです。
「文型」として”形式的に”解析可能ということだけでは、「意味を伝える」という立場から見れば
全然説得力がありません。


> 「文型は1つの文に複数の解釈の可能性がある。」
> ということなのでしょうか?

基本的に有り得ないと思います。有るとすれば、それはダブルミーニングを許容する悪文です。
(ただし、同じ意味を表現するということには同意でも、文法解釈の流儀の違いから
 別々の構文解釈をするということは有り得ます。)


また、こういう例もあります。

A) We avoided contacting them.
B) We wanted paying for the job.

「文型」だけを重視するなら、A) B) は、動名詞を目的語にとるということで、一見同じ「文型」ですが、
意味を考えると全く別物です。


繰り返しますが、最も重要なこととは、「意味を伝える」ことです。


 

この回答への補足

ご回答ありがとうございました。
(何か、コメントの難しい回答ですが・・・)

補足日時:2007/08/15 20:25
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この回答へのお礼

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2013420.html

同じようなテーマを扱っていたものをみつけました。
貴君の参考になれば幸いです。

お礼日時:2007/08/15 20:36

文型が理解できれば英文解釈に役立つことは間違いありません。

ただ、すべての文が5文型に分類できるかというと、あいまいな文もあります。それを無理にSVOCの分類で考える必要はないと思います.他動詞と自動詞、目的語と補語の区別さえ出来ればいいのです。

I am playing soccer.はSVOの第3文型だと思います.助動詞の be + 現在分詞(playing) で動詞のかたまりと考えます.
I play soccer. の変形したものが I am playing soccer.と考えたらどうでしょうか。

I am playing soccer. をSVC と考えるのは無理があります.
This booki is interesting. は SVC の第2文型です。この文は be 動詞が本動詞で使われていて、interesting が形容詞なので、何の問題もありません。

この回答への補足

早速回答くださり、ありがとうございうます。

>I am playing soccer.はSVOの第3文型だと思います.助動詞の be + 現在分詞(playing) で動詞のかたまりと考えます.

aspectを重視した考え方ですね。
この考え方のほうが一般的だと思うし、
なにより私自身普段はこのように考えております。

しかし、現実問題として

(2)I am [ playing soccer ].
のような考え方の是非は専門家の間では(好む好まないにかかわらず)
しばしば話題になることであるし、
J.R. Ross などは、上記の下の方の構造を、「be 動詞が [playing soccer] を目的語にとる他動詞構文である」と主張しています。
(最もこれは、目的語もcomplement:補部と考えてのものかもしれませんが)

>文型が理解できれば英文解釈に役立つことは間違いありません。ただ、すべての文が5文型に分類できるかというと、あいまいな文もあります。それを無理にSVOCの分類で考える必要はないと思います.他動詞と自動詞、目的語と補語の区別さえ出来ればいいのです。

あくまでも学習の初期に限っての話ならばそれでいいと私も思います。
しかし、それさえもままならないでいるのが初学者の実情ではないでしょうか?私はそう思います。

補足日時:2007/08/15 12:09
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この回答へのお礼

もうひとつ、
ここで問題にしているのは、

>「文型は1つの文に複数の解釈の可能性がある。」
ということなのでしょうか?

これ一本です。
篤志の方、どなたかよろしくお願いします。

お礼日時:2007/08/15 13:01

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