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先日初ライブをライブハウスで行いました。
メンバー皆が初心者で、手探りの状態のままリハーサル。リハは最後で、前にリハをした方々の様子を伺っているとPAの方に色々と頼んだり、ステージから降りて調節したりしているようでした。

自分達は一体何をどこからどうすれば良いのか、また色々な用語もわからなく、一度1曲通しただけで終わってしまいました。

次回はちゃんとやろうと思っているのですが、周りに聞ける人もいないので、困っています。
どうすれば良いのでしょうか?教えて下さい。お願いします。

A 回答 (7件)

まずは初ライヴおめでとうございます。



リハーサルは、演奏している音(各アンプから出ている音やドラムの音、ヴォーカルなど)をマイクやラインでPAに送って、客席に良い音で出してもらう為に調節することと、演奏者が自分たちの演奏している音を把握して(モニターして)良い演奏をすることのためにステージ上のモニター音を調節することの二つの目的が在ります。まあ、照明のチェックや立ち位置のチェックなどもありますが、その辺は置いといて。
対バンのひとが客席に降りていたのは、実際に客席ではどんな音で聞こえているかのチェックですね。ただ、実際にお客さんが入ると音がまた違ってきますけどね。
ただ、不慣れであれば客席側の音はPAの方に任せるのは必要なことと思います。また、後学の為に次回からは自分たちも(ヴォーカルやギターの人は演奏しながら動けますからね)客席に降りてチェックしてみることと、対バンのリハーサルを観ておくことをお薦めします。ステージ上の音とどれくらい違うものなのか知っておくと良いでしょうし、どのように指示をすると音が変わってくるものなのか知っておくとよろしいかと思います。
慣れてきたら、具体的にPAさんにこんな風にと伝えることも出来るようになるでしょう。特にドラムの音は生音とPAである程度加工した音は違います。また、ベースもラインでとることが多いですから、スタジオ等での練習時の音やステージ上(モニター用にステージではアンプも使うことが多いので)で聴こえる音と、客席に聴こえる音では違うことが多いでしょう。ギターもアンプからマイクで音を拾う事が多いと思いますが、マイクの向きでも音が変わりますから。
また、ステージ上で自分たちの音はどうでしたか?例えばヴォーカルの人が自分の声が聞こえず歌いづらいとか?そういったことはありませんでしたか?自分たちが演奏しやすいようにモニター(足元のスピーカーのことです)の音のバランスや音量を調節してもらって下さい。別に専門用語でなくても構わないのですよ。「ギターの音を小さくして」とか「コーラスが聴こえません」とか具体的に言えば大丈夫です。

リハーサルで気をつけたいのは、選曲です。例えば曲によってヴォーカルが変わる場合などは、両方の曲を試しておかないと声量や声質の問題がありますから。時間が無ければ一曲通さずにさわりの部分だけ2曲やってもいいわけですしね。ヴォーカルが変わるほど極端ではなくても、ギターの音色が大きく違うなどがあれば、なるべくチェックしたほうが良いですね。本当は全曲、曲順通りにやれればベストですが、対バン等もありますから、なかなか出来ないと思いますが、本番で困らないように、ステージ上の音の変化にPAが対応できるように情報を与えとかないと。あと、必ず挨拶を忘れずに。本番もお願いしますとか言われるとスタッフだって気持ちよくバックアップできますから。
具体的には、自分たちのリハまでチューニング等を終えて待機(出来れば対バンの見学をするぐらいの余裕があると良し)、順番が着たらすかさずセッティング。この際、アンプのセッティングをしたら忘れずに本番でも同じ音質音量で(忘れそうならメモして)行うこと。ただ、最後にリハで本番最初ならばそのままのセッティングで置いてくれば良いわけですが。電源の位置(エフェクターを繋ぐときやキーボードなどで必要な時)や、モニターの位置の確認も必要でしょう。本番で実際に立つ位置でモニターを調節しないとね。一人づつ音を出すように云われると思いますので、指示通りに順番に音を出してみる。ココで、ある程度音をPAさんが調節します。PAさんからOKが出たら、演奏して(一曲通す必要なし)みて、違和感があれば具体的にPAさんに伝えます。確認の為にもう一回演奏。この段階で、なるべく自分たちが演奏しやすいようにモニター調整。余裕があれば客席の音も確認。問題が無ければ「本番もお願いしまーす」と声を掛けておしまい。
蛇足ですが、リハ順が最後と云うことは、本番での出番は1番最初でしたか?逆リハ(本番と逆の順番でリハーサルすること)といいますが、普通は逆リハでやることが多いですね。
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この回答へのお礼

お礼が遅れてしまってすみません、とても丁寧なアドバイスをありがとうございます!!
疑問に思っていたことがほとんど解消できました。
初ライブではチューニングやアンプの接続トラブルも起こしてしまったので、次回は万全の体制で望めるように頑張りたいと思います。

ライブレポート等を読みまわしてみつけた疑問なのですが、「~返して下さい」というのは、モニターの音を上げて下さい、という意味なのでしょうか?

ちなみに逆リハでしたので、本番は1番でしたよ^^

お礼日時:2007/08/28 02:45

No.2&4です。


良い回答が、続々来ていますね。
逆に言えば、私も含めて、ベテランの皆さんだって、初心者の頃に「恥ずかしい失敗経験」がいっぱいあるということです。誰でも通る道ということですね。だから、自信を持ってバンド活動して下さい。

さて、私のアドバイスに追加質問いただいた「ギターアンプのボリュームの目安」ですが、No.5さんのご回答のとおりで、アンプの種類、出力、ステージの大きさ、プレイヤーの配置、ハウスそのものの音響特性といった、「とにかく現場で見てみないと解らない。見てもわからないかも(*_*)」といった要素が多すぎるので、一概には言えません。ごめんなさい。

可能なら、他のバンドはどのような設定(で、かつどのような音色)でPAからOKを貰っているか、じっくり観察して下さい。
その意味で、No.6さんのおっしゃるとおり「対バンの優しそうな人狙って聞いてみる」ことは、私も思います。

なかなか「音量の相場」が掴めずにステージに上がらざるを得なかった場合は、私のNo.2のアドバイスでも触れていますとおり、まずは、「ドラムやベースが鳴ってても、なんとかぎりぎり自分の音が聞こえる程度」に音量を抑えるところから始めて下さい。
たぶん、リハでボーカルも入ると聞こえなくなると思いますが、とにかく1度はギリギリの音量で試す。そして、PAさんに「ギターアンプは、もうちょっと上げても良いでしょうか?」と聞く。本人がギリギリのつもりが、傍目にはとんでもない大音量だったら「ダメ」と言われますが、そうじゃなかったら「少しならいいよ」とか言って貰えると思います。上げて良いと言って貰えれば、少しずつボリュームを上げ、その都度音を出して、PAさんに「これくらいならいい?」「もうちょっと上げても良い?」と確認を取りながら、限界値を見極めて下さい。
これが限界となって、それでも聞き取りにくい時は、モニターのギター音をもう少し上げて貰えないか頼んでみましょう。

ただ、No.5さんのおっしゃるとおり、セッティングにもたついてリハ時間を食ってしまうと、そういう調整作業をする時間が無くなってしまいますので、その点要注意。

初心者がライブに挑む時のポイントとしては、プレイヤーの立場では、確かに「自分にとって気持ちよい音が聞こえないとノリが出ない」等の不満は有って当然なのですが、ステージに上がれば、アマチュアであっても「自分のため」ではなく「観客のため」に音を出すべきだということです。そういう考え方ができない人は、そもそもステージに上がることがもってのほか…なんですね。

このことは、頭ではわかっていても、経験を積まないとなかなか「骨身に染みない」ことでもあります。何せ私もそうでした。
でも、ライブをやる時は「いかにお客に良い演奏を聴かせるか」「そのためには、多少の不具合はなんとか耐える」という考え方は、初心者のうちは大事です。

と、年寄りなので説教じみてしまいましたが、引き続きがんばって下さい。
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この回答へのお礼

そうですね、失敗ばかり気にせずに手探りでもなんでも学ぶ姿勢を大事にしていきたいです。

音量についてもわかりやすいアドバイスをありがとうございます。メンバーにも説明し、実行してみます!
やはり初ライブでは自分達のことだけで精一杯で、観客の皆さんのことを考えることができませんでした。
さまざまな角度から見てくれていることを忘れずに、よりよいバンドに育っていきたいです。

ライブにもますますやる気がでてきました!
これからも頑張ります!ありがとうございました!

お礼日時:2007/08/30 22:44

前述の方々の回答で十分だとは思うんですが


自分も色々失敗したので、経験からのアドバイスを・・・(^^;

・エフェクターはまとめておく
エフェクターボード使って、配線やらなにやらひとまとめにしておいて、
ステージ上がったら最低限のシールドと電源を
挿すだけで良い状態にしておいた方がいいです。

ステージ上は暗いことが多くて、そこで配線していくのは難しいので(^^;

・電池を使う楽器(エフェクター、アクティブ仕様のギターやベース)はライブ前に電池入れ替えておく。

あと、「ステージから降りての調節」と書いてあって
これはおそらく外音(客席側の音)の調節だと思うんですが
コレは無理にやらなくてもいいと思います。
そのライブハウスの音の特性は、そこのPAさんが一番知ってるだろうし
外音聞くのに一人が演奏から抜けた状態で演奏すりゃあ
バンドサウンド全体のバランスも変化してしまうと思うので・・・
よっぽどわかる人でない限りは、ヘタに口出しされるのもPAさんにしてみりゃ気分悪いだろうし。

あと、対バンの人とかで優しそうな人がいたが
声かけてみて、教えてもらうっつぅのもイイです。
なんだかんだで、その場その場で違うことが多々あるので・・・

ご参考までに。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
シールドについてもかなりゴタついてしまったので、アドバイスを参考にして直ぐ準備を整えられるようにします。

自分の前にリハをしたほとんどのバンドさんがステージから降りての調節をしていたので、自分もやる必要があるのではと考えてしまっていました。その心配もないとわかって安心です。

そうですね、わからないときは聞く勇気ももって、頑張りたいと思います!
アドバイスありがとうございました!

お礼日時:2007/08/30 22:35

No.1です。



マイクの網の部分です。アイスクリームで言うと、握るべきはコーンの部分でアイスではないですよね。同じと考えてください。スタジオで音量を上げて自分で試してみるとなんでかが解ると思います。
マイキングって意外と軽視されてますが、重要です。
ヴォーカルの方はマイクの使い方もテクニックのうちです。

アンプの音量は難しいですね。何しろ上げすぎないって事です。
エフェクターと云うか音色作り全般ですが、その場で色々試し始められても困っちゃいますから。ベストなのは当日使用するアンプ・エフェクター・ギターで音作りはやっておくって事です。会場のアンプを使いまわすときなどは事前にどのアンプなのかチェックしてスタジオ等に有れば音を作っておく。無ければ借りる。無理な場合は・・・、どうしましょう。まあ、どんな機材でも自分の音がすばやく作れるって言うのも腕前のうちです。
何しろセッティングに時間が掛かるイコール自分のリハーサル時間が減ると考えて行動したほうが良いです。ましてや対バンの時間を食っちゃうなんて・・。

No.4さんのおまけで触れておられますが、シールドは断線等のトラブルを避けるために予備は必須。
自分は予備のシールドとタコ足は必ず持っていきますね。
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この回答へのお礼

前回に加えわかりやすく教えて下さってありがとうございます。
機材についてはやはりまだまだ知識も経験も不足しています。
なので、機材に慣れることから始め、加えて知識も深めていきますね!

対バンの方々やスタッフの方々に迷惑のないよう、
今回答えて頂いた数々の内容を忘れず取り組みたいと思います。
丁寧なアドバイスを本当にありがとうございました!

お礼日時:2007/08/30 21:42

No.2です。


ドラムの件については、前回のアドバイスには「太鼓1個ずつ」としましたが、うーん…実際の現場では、ケースバイケースって部分もありますね。

PAオペレータの手抜きというのは置いておいて…(って、実際あるけど)
ハウスのベテランのオペレータなら、ステージに据えてあるドラムセットやマイク等の「癖」を熟知しているので、次のドラマーが位置あわせで「トントコ」叩く音だけで、ほぼ必要な調整は「見切って」しまい、すぐに全体のチェックに移ってもOKだ…というケースは多々あると思います。
実際、私のようなアルバイトレベルでも、そこそこ現場経験積んだら、ほんの1音2音で、そのドラマーの概ねの技量と音量は「なんとなくわかる」ものです。

だから、ドラマーの方は、「本当は1個ずつのチェックだけど、省かれたらそれはそれでOKなんだ」と、素直に割り切ってもらって問題ないと思います。スネアやシンバルを交換した場合も含め、PA側で要チェックと感じたら「ちょっと○○だけ音ちょうだい!」等、PA側から指示が出るはずです。言われなければ、もうチェックOKです。あとは手抜きでないことを祈って下さい(爆)

キーボードやベースのように、DI等を使って「ライン送り」をする楽器は、演奏者に技量があって出音の粒が揃っていると、ごく少ないチェックでOKが出ると思います。それに、キーボードやベースは、バンド全体の音と対比しないと最終調整が難しいので、ほどほどに音を確かめたら、とっとと曲リハをやる方がよい場合も多いですね。

No.3の方の「やってほしくないことリスト」、ごもっともです!激しく同意ですねっ
特に「2.マイク叩くな」は、絶対守ってね。もう、これやっただけで、PA側はそのボーカルさん蹴り倒そうかと思います。これはもう、絶対のタブーなので、いちいち口で注意なんかしてくれないですから。叩いたらその瞬間から、人間として認めてくれません。マジです。

「1.アンプの音量」は、PA屋もほとんどはバンドキッズ経験あるので、初心者丸出しのバンドなら、それこそ口で注意せず「仕方ないな」と大目に見て貰えることはありますが、リハ中に担当の人が、勝手にステージに上がってきてアンプのボリューム絞ったら、もう、そのボリューム位置は『絶対』です。以後触ってはいけません。そこで聞こえないからと勝手に上げたら、マイク叩きに匹敵するタブーを犯したことになります。
ボリュームを絞られてしまったが、どうしてもギターが聞こえない時は、
それこそ「ギターをもう少しモニターから返して貰えませんか?」と頼んでみましょう。「ダメ」と言われたら、それはもう、相当アンプの音が大きくて、PAが譲れる限界ぎりぎりだと思って下さい。

「3.練習しない」は…うーん、ライブ経験ある人なら、誰でも1回くらいはやっちゃった経験ある話ですねぇ。私も身に覚えが…でも、やらないようにして下さいね。

私からは追加として
4.(特にギタリストは)エフェクターの調整は素早く行うこと!楽屋で動作チェックは済ませておくこと!
を、上げておきます。
実際、普段と違うアンプを使うケースも多いので、調整は慣れないと難しいのですが、アンプ側も含めて素速く調整できるよう、日頃から研究して下さい。エフェクターの取り扱いも演奏技術のうちです。
また、ステージに上がる前に動作チェックは済ませておくこと。初心者では、ステージに上がってから「音が出ない」と担当に泣きつく人は多いですが、それは自己責任です。こっちだって、見たこともないエフェクターの音が出ない原因なんか、とっさにはわかりませんしね。

おまけ
シールドとチューナーは、バンドで1組は予備を持っておいた方がよいですよ。意外と本番寸前でトラブル発生するんです、これが…
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この回答へのお礼

返信ありがとうございます!
色々と不安にもなってきましたが、めげずに頑張ります。

アンプの音量に関しては、目安とかはありますか?
追加項目も納得、やってしまいそうな(実際やりました・・)ことでした。
エフェクターの使用に関しては自分が持っているものをメンバーにスタ練時だけ貸してという状態で、メンバーがそのエフェクターについてちゃんと知る機会をつくれなかったというのが原因の一つでした。

これからは機材の取り扱いも演奏技術のうちということを頭に置いて取り組んでいきますね。

お礼日時:2007/08/29 03:07

No.1です。


>「~返して下さい」
前後の状況が判りませんが、普通、PAに廻った音をモニターに(ステージ上に)返す事だと思います。
例えば、
PAさんから「ギターの音をモニターに返します、チョット聴いてみてください」なんて言われたりすると思います。でも、あんまり言わないかなぁ。その辺は人によりけりなのかも。

後ですね、No.2さんが詳しく答えてくださると思うのですが、他のバンドでドラムの音を作っても、ドラマーが代わればもう一度と云うか補正しますね。叩くパワーとかが違いますし、音色も変わってくるでしょうから。同じドラムを使いまわすとしても、スネアぐらいは交換しますしね。まぁ、何処までやってくれるかでもありますが。

蛇足ですが、私もアマチュアライヴでミキサーをやったりしますけど、出演者にやって欲しくないこととしては、
1.やたらとアンプのヴォリュームを上げる。ギターの方がよくやりますけどね。他のマイクが拾っちゃうんだよね。
2.マイクを叩かない。これは余程の素人じゃないとやらないけど。叩かないまでも、握り方とか間違っている人が多いです。
3.練習しない。これも初心者にありがち。間違えたからもう一回なんて言われたら蹴りを入れたくなります。
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この回答へのお礼

返信ありがとうございます!

やって欲しくないリストは自分には同時にやってしまいそうなリストでした;;マイクを叩いてはいけないのはわかっていますが、ついやりそうになる時があるので…;;絶対やらないように気をつけます。
握り方といいますと、先の網の部分を持ってはいけないというものでしょうか?

お礼日時:2007/08/29 02:56

初ライブは、とまどうことばかりですね。


基本的な注意事項は、No.1の方がとても詳しく説明して下さっています。私も読んで感動しました。一度に覚えきれないかもしれませんが、熟読をお勧めします。

ということで、私からはPA屋の目線から…(といっても、プロじゃなくアルバイト程度ですが)
また、内容は一部No.1の方と重複しますし、とっくにご存じの内容もあるでしょうがご勘弁を。

リハ以前の問題として、ステージに上がる前には、楽器のチューニングは済ませておいて下さい。リハの際、PA席は傍目にはのんびりしているように見えるかもしれませんが、実は結構忙しいのです。ヘッドフォンしてじっと腕組みしているとしても、それは全体の音が出てくれないと次の作業ができないので、イライラしながら?待っていると考えて下さい。ステージに上がってからのんびりチューニングされると、結構頭にきます(苦)。
不慣れなバンドの場合、ギターやベースの人は、メーターでチューニング済ませて来てくれてても、キーボードの人がチューニングできていないというケースが時々あります。特に、キーボードの都合?で全体のチューニングを少し変えていて、キーボードが決まらないと全体が決まらないというバンドが希にあります。楽屋でキーボードもきちんと合わせておいて下さい。
ドラムだけは、ステージに上がってみないと位置あわせができませんが、それはPA側もある程度は心得ています。でも、対バンのあるステージでは、あまり時間が割けませんので、ほどほどで妥協をして貰わざるを得ないこともあります。これはすいませんが慣れて下さい。ペダル持ち込みの場合など、ペダルを素早く付け替えることも、ライブハウスでは、ある意味「演奏技術のうち」です。必要なら練習しておいて下さい。

ギター、ベース、キーボード等は、ハウスによって繋ぎ方が違うと思います。これは担当者の指示に従って下さい。普通はギターはマイク録り、ベースとキーボードはDI録りと思いますが、初めての場所では勝手に当てずっぽうで繋がないように。ただ、担当者が人数が少なく、さらに新米で、なかなか自分のところに来てくれないこともあります。「ベースですが、どこに繋げばよいですか?」と、呼んで貰っていいんですが、担当者も忙しくてパニクっていることも…ある程度は空気を読んであげてくださるとありがたい。ただ、担当者も人間ですので、執事や下僕に対するような言葉遣いはしないであげてね(たまに居るんだ、そういう人が)。

アンプを使う楽器は、繋ぐ時はマスターボリュームは最低に絞ってからプラグを差す。これ常識。そして、DIを使う楽器は、PA席もしくは担当者に「ベースです、DIに繋いでよろしいですか?」と確認してからDIにプラグを差す癖を付けて下さい。本当は、PA側はいつ繋いで貰っても良いようにスタンバイしておくべきですが、人間ですからうっかりということも。前もって一声かけてくれる演奏者には、ありがたさを感じます。
担当者から「こっちでやるから手を出すな」と言われたら、それは指示に従って下さい。ただし、どこに繋いでいるかは、演奏者もちゃんと見ておくこと。本番の時、それを知ってるかどうかでトラブルが防げます。

さて、楽器を無事に繋いでも、原則としてPA席または担当者から「○○(楽器名)の方、音出して下さい」と指示が出るまで、音を出してはいけません。キーボードがPAやアンプには音を送らない状態で、手持ちのヘッドフォン等で音色を確認するとか、ギター/ベースがチューナーを完全ミュート状態でチューニングチェックする程度はかまいません。とにかく許可無くアンプから音を出してはいけません。
ドラムだけは、位置あわせの際に軽く叩いてみないとセットが決まりませんが、それはPA側もわかってます。ただ、楽器音を1個ずつ確認していく段階では、勝手に叩かないように。
普通は、ドラムの太鼓1個ずつからチェックが入るはずです。次がベース。しかし、ドラムが手間取っているようなら、ベースやキーボードといったライン録りの楽器を先にチェックすることもあります。そういう場合は、ドラムを叩いても良い時があるので、ステージ側担当者の指示に従って下さい。

個別サウンドチェックでは、PA側は各楽器の「最大の音」と「最小の音」を知りたいのです。やり方はいろいろな流儀があるので、PA席の指示に従うしかないですが、「最大」と「最小」が知りたいのだということを念頭に置いて貰えれば、指示の意味がわかりやすいと思います。
また、ギターの場合、生音、歪んだ音等エフェクトによって、自分の「最大音量」と「最小音量」をPA側に効いておいて貰うことも、念頭に置きましょう。

そして、「全員で曲を流して」という意味の指示が出たら、今度はバンド全体の「最大」と「最小」の音が知りたいのです。ですから、一番やかましい曲の一番やかましいフレーズと、一番静かな曲の一番音数の少ないフレーズは、PA側に聴いて貰う必要がある…と思っておいて下さい。
両方の要素のある曲なら、一曲通すのもアリですが、PA側は、そのバンドのいろいろなケースを知っておきたいので、普通は曲を通しで聴きたいとは思っていません。(全曲通すことが許されるのはプロだけ…と思っておいてね)
このとき、PA側に「一番音の大きいところやります」「一番静かなところやります」等々、声をかけながらできればベストです。

特に、一番大きいフレーズでは、モニターが聞き取りにくいということがあると思います。これは、遠慮無く言って下さい。「ベース前のモニター、もうちょっとボーカルいただけませんか?」「キーボードのモニター、ギターは少し下げていただいて結構ですぅ。」みたいに。(言い回しは、各地域で失礼のない言い方ならOK)
ただ、短時間での調整は限度がありますので、ある程度の妥協は必要です。それと、自分のアンプの音は、聞こえないからと言ってむやみに上げないように。むしろ、初心者の場合は、自分が何とか演奏可能なぎりぎりまで、アンプの音量を下げることを考えて下さい。その方があらゆる面で結果は良い方向に向かいます。

まずは、これくらいが理解できて実行できれば、PA側から見てライブ初心者は卒業です。つまり、PA側も「あ、こいつらはわかってるな」と安心でき、バンドからの注文を受け付ける余裕ができます(この余裕が大きいのです)。
なんだか、いっぱい覚えることが多いように見えますが、要は慣れです。これからもがんばって下さい。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってすみません、PA側からの貴重なアドバイスをありがとうございます!!とても参考になりました!
中には心当たりのある失敗例もあり、恥ずかしさを感じつつ読ませて頂きました。

ドラムは太鼓を一個づつが普通とのことですが、他バンドがリハをやった後でもその作業は必要なのでしょうか?

とにかく場数を踏んで、慣らしていきたいと思います。頑張ります!

お礼日時:2007/08/28 03:09

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