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アボガドロ定数がいかに大きいかを示すために・・・

1.コップ一杯の水を海にこぼして十分攪拌後、もう一度コップで海水をくんだ時、もとのコップに入っていた水分子は何個位回収されるか
2.愛する人を亡くして火葬した場合に、愛する人由来の二酸化炭素は、残された人が一回呼吸するたびに、何個位、肺の中にとりこまれるか

を詳細にどうやって計算すればいいのか、その計算方法を知りたいのです。なにとぞ、宜しくおねがいいたします。
(このような話が書かれてあった本が以前にあったのですが、断片的な記憶しかなく、表紙の色や著者の名前などが全く分かりません。掲載されている本のタイトルをご存知でしたら、そちらも教えていただけると、非常に嬉しく存じます。)

A 回答 (2件)

私も昔興味があってご質問の2について計算してみたことがあります。


空気1リットル毎に、ある人間に由来する二酸化炭素分子がおよそ10万個程度含まれることになったと記憶しています。通常の呼吸だと大体このくらいを吸いこむと考えていいのではないでしょうか。

人間ひとりの体が含有する炭素は、重量ベースでざっと体重の16~18%ぐらいだそうです。従って、体重60kgの平均的男性で大体10kgが炭素の重さになります。

10kg中の炭素原子の数は、
10,000g÷12(原子量)×アボガドロ定数、ということになります。これが全て酸化し、また地球の大気全体に均等にばら撒かれると仮定して大気の総量で割ると冒頭の数になります。
(大気は地上10kmまでで均等の密度として便宜的に計算しましたので、実際にはもっと濃度は高くなるはずだと思います。半径6410kmの球体の体積と同6400kmの球体の体積の差を大気の総量としました。)
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
計算してみますと、ご指摘の通り、約100000個程度の結果が得られました。

お礼日時:2002/09/02 10:01

>人を荼毘に付した場合に生じるCO2の大気への拡散



エコロジーのところの問題だとすると、人体の有機物より、「燃料」の問題が大きいのではないでしょうか?

というのはともかくとして、
体重の60%は「水分」ですし、のこりの感想重量のほとんどが有機物として、炭素原子はやっぱり10kgぐらいかな。

計算が面倒なので、確認しませんが、私が昔計算したときは(空気中の二酸化炭素の分圧、というのがあるので?)、10万個よりだいぶ少なかったような記憶があるのですが…?

1の計算は、100gの水に含まれる分子数×100g/海水の量(g)で直ぐでますね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
計算してみると、1は1000個程度。
2は一リットルあたり100000個程度とかなり驚きの数値ですが。。。

お礼日時:2002/09/02 10:00

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