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普段バスに乗らないのですが、昨日バスに乗ってアナウンスが気になりました。
「次は○○、□□をご利用の方は次の○○がご便利です。」
と流れてましたが「ご便利」という丁寧語?は日本語として正しいのでしょうか?
「ご便利」で検索するといろいろなところで使われているようではあるのですが、なんか不自然な感じがします。

A 回答 (5件)

はじめまして。



ご質問1:
<「ご便利」という丁寧語?>

丁寧語ではありません。

1.「便利」は「簡単」「困難」と同類で、「判断」をあらわす中性的な名詞として使われます。

2.これらの名詞はそれぞれ、「便利な」「簡単な」といった形容詞から派生した名詞ですから、「ご便利な」「お簡単な」という丁寧語が存在しないように、「ご便利」「ご簡単」という丁寧語は存在しないのです。


ご質問2:
<「ご便利」という丁寧語?は日本語として正しいのでしょうか?>

正しくありません。理由は上記の通りです。

1.また、判断を表す形容詞からの派生語である名詞は、丁寧・尊敬・謙譲といった敬語は適用されません。つまり、判断を表す名詞は、人の動作には関係ないので、尊敬語や謙譲語とも無縁となります。

2.ちなみに、ご質問文の「ご利用」は「利用」が乗車客の動作になりますから、客に対する尊敬語としての接頭語「ご」が使われています。

3.「便利」を用いて丁寧な表現にするのであれば、以下のように述部を丁寧語で表現します。
例:
「次は○○、□□をご利用の方は次の○○が便利です。」
「次は○○、□□をご利用の方は次の○○が便利でございます。」

「です」は「だ」のまぎれもない丁寧語なのです。「ございます」は「あります」の丁寧語で少々過剰な気がしますので、「です」で問題ないでしょう。

以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

詳しい解説をありがとうございます。
ちなみに私が乗ったのは阪神バスです。

お礼日時:2007/10/02 22:53

No.4です。

補足があります。

ご不便、ご困難といった判断を表す名詞に「ご」がつくことがありますが、これは、「不便」「困難」という名詞が、相手の「持ち物」というニュアンスで捉えられているからです。

従って、これらの単語を用いると「ご不便がある」「ご困難がある」というように、「ある」という動詞が=「持っている」という意味で使われます。これは、「不便」「困難」という名詞が、「所有物」「付属物」と考えられているからです。

この時、ご不便、ご困難の「ご」は、相手の持ち物に対する尊敬語となります。

一方「便利」は「便利がある」とは言わず、持ち物ではないので、尊敬語の「ご」もつかないのです。

ご参考までに。
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「ご不便」の対義語として「ご便利」と言っているのではないでしょうか?


正しい(通常使っている)日本語とは思えません。
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この回答へのお礼

有難うございます。

お礼日時:2007/10/02 22:47

ご便利と言うのは確かに不自然ですね。

「ご」をつけずに「便利」でいいと思います。私は「ご便利」という言葉は聞いた事がないので、正しい日本語じゃないと思うのですが・・・
最近考えるのですが、日本人向けの日本語学校があったらなぁ・・・と思います。
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この回答へのお礼

そうですよね、こんな日本語ないですよね。
それがバスのアナウンスで毎日聞かされる人は
刷り込まれてしまいますね。

お礼日時:2007/10/02 22:46

どこの方言でしょうか。



聞いたことがありません。
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この回答へのお礼

有難うございます。
私も数十年生きていてバスで初めて聞いて変な感じがしました。

お礼日時:2007/10/02 22:43

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