
リサイクルをしている会社をやってます。
前からトランス変圧器の中にPCBがはいってるということが言われておりましたが、今までそんなにPCBについて気にしてなかったのですが、ネットで調べるとPCBは人体毒性がかなり強いということを知り、不安になっています。トランスは中に銅が含まれており、リサイクル品としてリサイクル業者のあいだで取引きされています。1975年前のものはあぶないのであつかわないようにしておりますが、それでも調べれば調べるほどもしPCBが入っていたらと思うと不安になります。具体的にどのように危険なのか?オイルにさわるだけで駄目なのか?近づくだけでも駄目なのかオイルを抜いたあとの容器、オイルが垂れた場所も汚染されて近づかないほうが良いのか?どなたかよろしくお願い致します。
A 回答 (3件)
- 最新から表示
- 回答順に表示
No.3
- 回答日時:
PCBはポリ塩化ビフェニルといい、209種類の異性体があり、特に平面構造をもつコプラナーポリ塩化ビフェニル(Co-PCB)が有毒性が高いとされており、ダイオキシン類の1つとして属しています。
1999年にダイオキシン類対策特別設置法、2004年に残留性有機汚染物質(POPs)条約が設置され、対策がとられています。その特徴は自然界で分解されにくく、環境に残留してしまう環境汚染物質です。また、疎水性な為、油によく溶けます。このため海洋に流れたPCBは海で希釈されることなく、PCB油滴は、プランクトン、小魚、魚へと順に集まり、生態系によって生態濃縮が行なわれ、この魚を捕食した鳥が大量に死ぬという問題が報告されています。これが人体に摂取された場合、難分解性な為、肝臓などの臓器では分解できず、また、残留性が高く排出することも困難です。このため皮膚障害や内臓障害、ホルモン異常などを起こします。さらに、女性に蓄積された場合、脂肪分に溶けやすい為、母乳中に多く含まれます。このため母乳を介した次世代への影響が懸念されています。「環境ホルモン」としてのPCBの作用は、エストロゲン様作用を示します。これは、構造が女性ホルモンであるエストロゲンに似ているため起こるもので、性周期の延長や出生児の死亡率の増加、発育異常などが動物実験により報告されています。(補足)PCBのなかで、最も毒性の高い3, 3, 4, 4, 5-Pentachlorobiphenyl(PCB126)は、毒性等価係数(TEF)0.1で、青酸カリ、コブラ毒、テトロドトキシンをも超える毒性をもちます。また、揮発性があるので、条件の整った部屋でしか扱えません。
この回答への補足
sutoromaさん回答ありがとうございます
PCBの毒性の強いものはトランスやコンデンサには含まれていませんよね?
青酸カリなんて触っただけで大変だと思うのですが、
No.2
- 回答日時:
私はPCBの専門知識を持っていないので詳しいことはわかりません。
PCBは専門の機関で処理しているようです。
こちらに問い合わせしてみてください。
http://www.jesconet.co.jp/business/
あなたの安全のために専門機関で処理されることが望ましいです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AA% …
http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/5f/pcb.html
http://www.knights.jp/e/e_pcbdokusei.html
http://www.kyudai-derm.org/yusho/6.html
http://www.pcb.jp/
No.1
- 回答日時:
現在出回っている変圧器にはPCBは含まれていません。
各工場、などで管理保管しておく責任があるからです。
許可を受けたものしか処理は出来ませんから、
PCBが含まれると判断したら手を出してはいけません。
私たちはPCBを素手で触ってきました、それらを使う設備を運転してきました、
熱媒として使っていましたから、蒸気も沢山吸っています。
問題が発生したのはそれらが食品に混じって大量、継続的に摂ったからです。
。
この回答への補足
nitto3さん回答ありがとうございます
PCBが入っている油を素手で触ってもすぐに影響がでるということではないんでしょうか?
ほんとに問題があるならば製造段階で作っている人やそれを日々扱っている人に問題が起きますよね。
でも大丈夫だとは言い切れないし、油断は禁物だということなんでしょうか?
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
chemSHERPA
-
メタクリル樹脂って環境ホルモ...
-
コールタールは今でも道路を作...
-
値付けと不確かさ(環境分析)
-
放流水のTSでの規制について
-
埃の粒度分布
-
遺骨について教えて下さい。 キ...
-
PRTRの算出方法を教えてくださ...
-
ある粉体物質の導電率(S/m)を体...
-
濁度単位(ppm→FTU)の換算方法...
-
テドラーバッグ
-
鉱物油と動植物油の分離または...
-
酢酸エチルと酢酸エチルエステル
-
コバルトはどの程度の環境規制...
-
中国から輸入された製品の人体...
-
活性炭って何が活性?
-
カップ麺と環境ホルモンの害(...
-
重金属等の池への蓄積について
-
カカオマスとバイオマスって
-
ハロゲン系難燃剤の範囲とは?
おすすめ情報