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毎年インフルエンザの予防接種を受けていますが、
疑問・不安を感じました。

「インフルエンザのワクチンは、流行を予測して作成」といわれていますが、
その予測はどのように(どのような根拠で)行っているのでしょうか?
予測が当る確率は高いのでしょうか?

予測が当る確率も含め、インフルエンザ予防接種をする意義があるのか?
インフルエンザがある程度はやりはじめてから(必要ワクチンがわかった状態で)
予防接種を受けたほうがよいのでしょうか?

教えてください。お願い致します。

A 回答 (4件)

インフルエンザワクチンは、厚生労働省より毎年指定されるワクチン製造株(ウイルス株)を、有精卵培養し、これをホルマリンにより不活化した後、各株ウイルスのHAが規定量含まれるよう調整した不活化ワクチンです。



Aソ連型(H1N1)、A香港型(H3N2)。B型の3種類の混合ワクチンです。

新型ウイルスが出現しなければこのうちどの型が流行しても効果があります。
しかし、 ウイルスの突然変異があるので効果が低下する可能性がありますが、近年は予測技術も高まっており、実際の流行とはほぼ一致しています。

本年度の選定株は ○2007/2008冬シーズン
 A/Solomon Islands(ソロモン諸島)/3/2006(H1N1)
 A/Hiroshima(広島)/52/2005(H3N2)
 B/Malaysia(マレーシア)/2506/2004

です。
 昨年は○2006/2007冬シーズン
 A/New Caledonia(ニューカレドニア)/20/99(H1N1)
 A/Hiroshima(広島)/52/2005(H3N2)
 B/Malaysia(マレーシア)/2506/2004

昨年と本年度ではAソ連型で選定株が異なっています。
この選定株の違いは、例えると車のマイナーチェンジのような事だと思っていただくと良いと思います。

実際にどのように選定されているかですが、「国立感染症研究所」より以下、抜粋いたします。

わが国におけるインフルエンザワクチン製造株の決定過程は、厚生労働省健康局の依頼に応じて国立感染症研究所(感染研)が検討し、これに基づいて厚生労働省が決定・通達している。感染研では、全国74カ所の地方衛生研究所と感染研、厚生労働省結核感染症課を結ぶ感染症発生動向調査事業により得られた流行状況、および約5,000~7,000株に及ぶ分離ウイルスについての抗原性や遺伝子解析の成績、感染症流行予測事業による住民の抗体保有状況調査の成績などに基づいて、前年度の11~12月に次年度シーズンの予備的流行予測を行い、これに対するいくつかのワクチン候補株を選択する。さらにこれらについて、発育鶏卵での増殖効率、抗原的安定性、免疫原性、エーテル処理効果などのワクチン製造株としての適格性を検討する。一方、年が明けた1月下旬から数回にわたり所内外のインフルエンザ専門家を中心とする検討委員会が開催され、上記の前シーズンの成績、およびその年のインフルエンザシーズンにおける最新の成績を検討して、次シーズンの流行予測を行う。さらにWHOにより2月中旬に出される北半球次シーズンに対するワクチン推奨株とその選定過程、その他の外国における諸情報を総合的に検討して、2~3月までに次シーズンのワクチン株を選定する。感染研はこれを厚生労働省健康局長に報告し、それに基づいて厚生労働省医薬食品局長が決定して5~6月に公布している。

となります。

現在はかなり良い成績でワクチン選定株と、良好株が合致しております。
しかし、本年度はここ数年、A香港型やB型が中心の流行であったのと比べ、Aソ連型が中心の流行となるようです。
この事から、Aソ連型の感染経験がない幼児を中心とした大流行の危険性があります。
この事からも、ワクチン接種を受ける事が大切だと思います。

また、先の方が言われているように、ワクチン接種後に、予防効果が現れるまでに数週間必要です。
本年は既に流行期に入っており、出来るだけ早く予防接種を受ける事をお勧めします。

ただし、ワクチン接種で100%の予防率があるわけではありません。
日本における研究では、65歳以上の健常な高齢者については、約45%の発病を阻止し、約80%の死亡を阻止する効果があったという報告があります。
小児については、1歳以上で6歳未満の幼児では発病を阻止する効果は約20~30%で、1歳未満の乳児では対象症例数が少なく、効果は明らかでなかったということです。

この事からも、接種を受けた上でも、人ごみを避ける。手洗いうがい。などの予防対策をとる事が、感染を防ぐ上で重要だと思います。 
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 予測が当たったとして、かかる人はかかります。

又、症状が軽くなる人もいますが、軽くならない人もいます。外れたり、受けて無くてもかからない人はいます。重くなる人もいるし、軽くなる人がいます。よって予防接種は無意味です。手洗いうがいで十分です。
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今のは当たっています.来年の予想も当たっています. もう即急に予防注射受けるべきです. 2週間掛かりますから,その間手洗い,うがい,顔洗い,マスクなどでより気を付けてください.


今までの流行の傾向で予測をして3種混合しています. 
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色々なここ何年この型が流行っているなどの統計によって予測するようですが、こればかりは当たり外れはなんとも言えないのでは?数年前、私も打って言ったにもかかわらず感染したので、先生に聞いたところ、今年ははずれたようで打った人で感染している方が多いんですよ。

と言われました。今年のワクチンはソ連A型、香港A型、B
型の混合ワクチンで、現在流行しているのは、ソ連A型だそうで、今年は予測は当たっているようですね。一応打っていれば感染した場合でも普通よりも、軽くすむというだけで感染した場合の保険だと思い受けられてもいいかもしれませんね。大人のかたなら、タミフルやリレンザなどの薬で感染してから薬で対応するという選択肢もあります。
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