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初めて吃音になった時期から話します。今から時を遡って10年前の中学2年の頃に友達と話してると、よく言葉を噛むようになって友達によく笑われました。その時は自分でも可笑しくてよく笑ってました。まぁ山下清の状態です。もちろん吃音の事も全然知らないし全然辛くもありませんでした。3年になると僕のドモリは酷くなっていつもなら、ぼぼ僕も!頂戴!ってこんな感じで笑う子もいるんですが、その日は・・・ぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ僕も!って・・・誰も笑いませんでした。皆、眉間にシワを寄せて気持ち悪い物を見るような目で僕を見て・・・その時の顔は忘れられません。そして初めて自分でも異常だと思いました。その日から 僕は会話をするのが怖くなり出来るだけ話さないようにしました。吃音を恥だと感じてからは連発が難発になり、まったく声が出せなくなり中学3年時代は地獄の日々でした。学校では国語の授業で本読みが出来ない、場所を教えてもらっても読みを教えてもらっても読めない、先生に怒鳴られる、その事で同級生に馬鹿にされる、毎日お腹が痛くなって下痢になる、学校が終わっても塾、自分の名前も言えないオバカさん、それが僕でした。それでも卒業の日が近づいて一番心配だった高校の面接も御札を握りしめてドモらず無事終わりました。高校生活は中学の頃に比べると大分マシでした。お腹も痛くならないし恐怖の女子もおりませんし・・女子の前では絶対どもりたくない!という理由で男子校にしたんです。馬鹿な理由ですよね。人ごみが大嫌いな僕でしたが大学には憧れていました。広い建物、綺麗なキャンパス、色々なサークル、不思議な学科、それに女の子達、男子校でしたからね当時の僕達の憧れでした。でもやっぱり情けないですが友達に女も連れて遊ぼうぜ!と誘われても吃音で馬鹿にされたり相手を不愉快にさせるのが怖くて結局一回も会いませんでした。結局大学進学は親父の会社が倒産して出来ませんでした。経営者だった親父は破格の借金を背負い母は毎日泣いてるし、よくこう嫌な事が自分の周りで起きるなぁと思いました。しかし僕にとって会社の倒産など些細な問題でした。僕にとっては吃音がすべてだったのです。高校卒業後バイトの電話も怖くて出来ない僕は、叔父の会社の手伝い等をしていましたが諸事情により一年程で辞めました。それからはふたたび地獄の日々です・・。両親からは毎日のように罵られ家がこんなに大変な時になぜお前は働いて家を助けないんだと・・僕は涙ながらに吃音の事を伝えました、でも両親は僕がどれだけ必死に自分の言葉を並べて説明しても理解してくれません・・。いつも口論になって今どもらずに喋ってるだろ!と怒鳴られ僕の言葉は伝わりません。僕は親を憎み死にたいと考えていました。倒産した時、親父が涙を流して謝った時、僕は快く親父の気持ちを理解してあげたのに!と・・。20~22才の頃は僕の立場は小さいものでした。ノックをせずに部屋に入って来るのは当たり前、僕が眠っていると部屋の中を勝手に詮索してきて注意すると働いていない者が偉そうに言うな!と、僕には注意をする権利が無く何か言うと働かざる者食うべからず!になる訳です。僕はそれがとても嫌で良い子ちゃんの仮面を被る事にしました。とにかく逆らわない、出来るだけ顔を合わせない、自然と口数も減りました。ちなみに母とは普段は仲が良いですが僕の事を非難する時はボロカスに言います、僕も言い返しますが。22才の頃自然気胸という病気になり入院中携帯電話のウェブでインターネットを生まれて初めて使い感動しました。おかげで手術はちっとも怖く無く退院後PCも一台家にあったので勇気を出して親を説得してネット環境に恵まれました。これは素直に感謝しています。真っ先に吃音の事を調べ驚愕しました・・そこには僕と同じような人がたくさんいて、カ行が言いにくいだの、どもりそうな言葉を巧みに使い分けるだの・・およそ吃音者にしか分からない悩みが沢山載っていて・・そうそう・・そうなんだよ・・と涙が溢れました・・。今までは、ひょっとすると僕だけじゃないのか?血の繋がった肉親にさえ分かってもらえない、この悩みをこの人達とは共感し合える、そしてお互いを尊重し合えるんだと気付きました。ずいぶん気持ちは楽になりましたがそれでも僕は引きこもりです。そして今でも親は僕に怒りを感じてニート!ニート!と馬鹿にしてきますがニャリと笑って耐えます。居候とバカにされても仕方ないかもしれません現実に自分の力で生きてないんですから・・長い吃音生活で自信もずいぶん失われ対人恐怖も酷いです。ずいぶん長くなってしまい申し訳ありません。別に急いでないです。良かったら感想下さい。

A 回答 (12件中11~12件)

あなたの人柄がよく分かる文章でしたよ.


感受性も豊かな好青年って感じですね.

吃音の人には,色々な方面で優秀な人が多いそうです.
優秀ゆえに,上手く喋らなければならないと考えてしまい吃音になるのかもしれません.

短い感想ですみません.
あなたの吃音のマイナスイメージを払拭したかったのです.
ちなみに私もプチ吃音経験者です.
お幸せに.
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この回答へのお礼

>あなたの人柄がよく分かる文章でしたよ.
感受性も豊かな好青年って感じですね.

有難うございます。人に誉められるのは久しぶりなので嬉しいです。

>吃音の人には,色々な方面で優秀な人が多いそうです.
優秀ゆえに,上手く喋らなければならないと考えてしまい吃音になるのかもしれません.

僕も自分に自信が無い訳では無いのですが、やはり当時の思い出がトラウマとなって人前では絶対どもってはいけない!と決め付けています。もう恥をかくのは嫌なんです・・。

>短い感想ですみません.
あなたの吃音のマイナスイメージを払拭したかったのです.

いえいえ、少し感想が知りたかっただけですので嬉しいですよ。
そういうふうに考えてくれる人がいる事が分かっただけでもネットが出来て良かったと思いますからね。

お礼日時:2008/01/03 18:45

素直な感想を書かさせて頂きますね。



>女子の前では絶対どもりたくない!という理由で男子校にしたんです。馬鹿な理由ですよね。

馬鹿ではありません。
質問者さんが自分の精一杯で考えた結果がそうだったんですから、素敵な選択だったと思います。

そして、今、その結果を余り良くないと思われている。
それは、当時の質問者さんより、また別の可能性や考え方を質問者さんが身につけられたという証だと思います。

>僕はそれがとても嫌で良い子ちゃんの仮面を被る事にしました。
>とにかく逆らわない、出来るだけ顔を合わせない、自然と口数も減りました。

本当に「良い子」と呼べるでしょうか。

質問者さんがおっしゃっている
「逆らわない」というのは伝えないといけない事があるのに伝えないことになってしまっておりませんか?

家族なのに顔を合わせない
そして、やがて口数が減ってしまう

「良い子ちゃん」という言葉も
余り良い風には使われてきたものではありませんよ。

私も演じてきたので分かるんです。
伝えたいと思った気持ちを伝えようとしても、理解して貰えず

それに苛立って、やがて口論になって行って
最初は割りと普通だった家族なのに、段々と仲が悪くなっていって
父、妹、母、と段々と家族の輪は無くなっていきました。

何でこんな理解してくれない家が私の家族なんだ
どうして私はこんな家に産まれてしまったんだろう
コミュニケーションを取るのが苦手で、学校でも余り喋らなかった私は家族でも、学校でも、意思の疎通が無くなり、孤独になりました。

「 自分の居場所って一体どこにあるんだろう 」と。
こんな不幸な環境なら、こんな嫌な家族なら、世界ならいっそ憎しみをもったままでも死んで消えてしまいたいと。

うつ病も、対人恐怖も患っていました。
今思えば、どうしてそんな憎しみを持っていたのかは分かりません。

色々なところで答えを探していて、
それでも、何も分からず途方にくれて、どうやったら皆と仲良くやっていけるのかも分からず、苛立って。
沢山の人に迷惑を掛けて、家の壁を壊したり、わざと怪我をして親に心配させようとしたり、とても馬鹿な事を沢山しました。

何もかもが嫌になったとき。
同じような人に私は出会ったんです。
同じような境遇、自分の居場所がどこにも無いと思っている人に。

私はその人と色々とお話をしてとても素敵な言葉を貰いました。

「人に信じて貰うには、まずは自分から信じて貰えるようになれ」

これが、心友と呼べる人の言葉でした。


プライドが高すぎたのか、
自分の言葉を言うだけで相手は解ってくれるものだと思い込んでいたのか「信じてもらいたい!理解して欲しい!」という気持ちはある癖に、「相手にそうしてもらえるような行動を取っていた無かった私」がそこに居たんです。

自分を良く見せようとして、
「相手に心から信じてもらうこと」を私は忘れていた事に気づきました。

家族にも、
いつも口で言うだけで、
伝えないといけないことを怖がって、伝えきっていませんでした。

心友の言葉が引き金になったのか、
私は家族に今までの心の辛さを全部打ち明けました。
プライドも捨てて、ずっと泣きながら、何時間もお話をしました。
親が怒っても、私は怒らず、言葉を落ち着かせてお話をしました。

私は自分という私を、
相手に、家族にちゃんと理解して欲しかったから話しました。

それから、
少しずつですが、家族の仲も良くなってきました。
そして、今までは上辺だけの友達しか居なかったのに
「本当に私を理解してくれる友達」にも出会う事ができました。
(そう感じているだけで確実という証拠はどこにもありません。
 信じているだけですけれどね)


質問者さん。
もし、その場で、周りの人が自分の事を解ってくれない環境があるのだとしたら、それは、周りにも非があるかもしれませんが、ご自身にも非があるかもしれないということ、忘れないで下さい。

相手に理解される為には
まずは自分から相手を理解することを始めて下さい。

すぐには分からないですし、目に見えるものではありませんが、
過去に良い子ちゃんの仮面を被って失敗した人の戯言だとでも思って聞いてあげてください。


>僕は引きこもりです。そして今でも親は僕に怒りを感じてニート!ニート!と馬鹿にしてきますがニャリと笑って耐えます。

少し親の方に問題があると思います。
子を悪い言い方をするのは少しどうかとは思います。

私の父もそんな感じの方でした。
今は大丈夫なのですが、思い出すと本当に頭痛がしてきます。

ですが、
質問者さんを馬鹿にしている両親さんもお辛いのだと思います。
思った通りに育てられなくて、それどころか、実の子に辛い思いをさせてしまって、心のやり場が無くって、イライラしてしまって、無意識にそう言うようになっていってしまっているのだと思います。


質問者さんの吃音。
皆から少しずつ信頼を得て、心を開かれていく事で治っていくと思いますよ。

私は吃音ではありませんが、
人前では「うん」としか言えないまた別の重度な会話コミュニケーションの欠落がありましたが、今では随分と治っていますから。

仮面は時に被るのは良いかもしれませんが
質問者さんの心は質問者さんの心一つ、貴方の命もまた同じです。

吃音とか「うん」しか言えないとかそういうの関係無く、
少しずつ、自分の出せる範囲で気持ちは伝えられて行かれたら気持ちいいと思います。

伝えなかったら何も変わりませんが、
伝えようとしたら、何か伝わるかもしれません。

変える事ができる可能性があるのならそちらに賭けて行かれてみてはどうでしょうか。気持ちを伝える事のできる口と言葉があるのですから伝えないと損ですよ。

感想とは少し外れてしまったかもしれませんが、
私の思った事を書かさせて頂きました。

結果が直ぐに見えないからと言って諦めないでくださいね。
吃音は質問者さんの思いが強くしっかりしてきたら治ると私は思います。
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この回答へのお礼

さっそくのお言葉有難うございます。いやぁネットって良いですね。世界中の人達と繋がってるんだなぁと実感します。心友ですか・・良い字ですね。僕にも一人だけ大事な友達がいます。幼稚園からの幼馴染で吃音の事などよく相談しました。しかしお互いの環境が違うので気持ちは伝わりにくいですよね。僕は引きこもりで彼は社会人ですから。良い子ちゃんってのは確かに少し違いますよね。ただ嫌味を言われるのがもの凄く嫌だったんです・・もうなんともいえないような気持ちになって・・。嫌な話ですけど夢で何回も親父を殺す夢見ました・・。それで自分の判断で出来るだけ顔を合わせないようにしょうと思ったんです。精神衛生上よくないですからね。最初17才の時、初めて相談した時は真剣に聞いてくれて、お前の気持ちに気付いてやれなくてスマンかった・・って言ってくれたんです。その時僕は本当に心から嬉しかったんです(それなのに今は・・)そして一度だけ精神病院に行きました。医者は今の僕位の歳で若い先生でした。僕は気持ちを落ち着かせゆっくり丁寧に吃音の事などを説明しました。(当時まだ僕は吃音という病気を知りません)すると先生は原因も病名も何も分からないと言い精神安定剤をくれました。その医者の変な診断で親も、それ見ろ!病気じゃないじゃないか!って感じになったんです。僕の心のモヤモヤはさらに大きくなって高校を卒業した訳です。今はネットのおかげで知識もあり吃音という病名もあの医者がヤブだという事も分かります。てかなんかすみません、吃音の話ばかりしてしまって・・。基本的に家族の仲は良いんです。ただ仲が良いあまりに平気でニート!や居候のくせに!とか言うんでしょうね。他の暴言は耐えられますが、こればかりはキツイですね。まぁもう一度親に吃音の事話してみようと思います。

>結果が直ぐに見えないからと言って諦めないでくださいね。
吃音は質問者さんの思いが強くしっかりしてきたら治ると私は思います。

はい。諦めません。
僕もそう思います。どうも有難うございました。

お礼日時:2008/01/03 13:11

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