プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

つたない知識からの質問ですので、おかしな点もあるかもしれませんがご容赦ください。

水冷式のエンジンよりも、空冷式のエンジンの方が被弾に強いというイメージがあります。
ですが第二次大戦が終わり朝鮮戦争が始まると、対地攻撃用として再び活躍したのは水冷式エンジンを搭載しているP51でしたよね。コルセアも運用されていたような記憶があるのですが、P47が朝鮮戦争で運用されたと聞いたことがありません。

※払い下げの機体をアメリカ以外の国が運用していた例ではなく、アメリカ軍に限った話です。


■質問1
私の記憶通り、P47は第二次大戦以降は運用されなかったのか?
■質問2
もしP47が朝鮮戦争以降運用されていなかったとしたら、何故なのか?
対地攻撃という、地上からの攻撃にさらされる用途には空冷式エンジンを積んだP47の方が適していると思うのですが、何故P51だったのか。
P51の運動性能というのは対地攻撃にも有効だったのでしょうか?




ご回答よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

ダグラス A-1 スカイレイダー の登場がP-47サンダーボルトを押しのけてしまったように思います。



P-51の方は運動性能から言って、P-47より上ですので、運用上、P-51が使われたのではないでしょうか?

あくまでも個人的な見解です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。

スカイレーダーの開発、運用開始の年代を知りませんでした。
今ウィキぺディアで調べてみましたが、第二次大戦終戦直後に配備されていたんですね!朝鮮戦争から活躍していたとは知りませんでした。

第二次大戦直後のアメリカ空軍というのは、陸軍航空軍の面影が強く残っているという理解は間違いなのでしょうか。朝鮮戦争において、アメリカ海軍がスカイレーダーとコルセアを運用したのは納得できるのですが、もと陸軍航空軍というイメージのアメリカ空軍がP47でなくP51を運用した理由と言うのがいまいち納得いかないのです。


しつこくお聞きして申し訳ありません。

お礼日時:2008/02/22 20:39

ANo.1です。

お礼を拝見しての再登場です。

先の書き込みは■質問2に対しての書き込みのような形になってしまいましたが、P47は朝鮮戦争に運用されたかどうかは定かではありません。ウィキぺディアによると、P47は1948年からはF-47として、1949年まで米空軍で運用されたと書かれているので、それが事実だとしたら、朝鮮戦争では使われていない事になります。一方、P-51は戦闘爆撃機として運用されています。(これが何故なのかが質問の主旨だと思いますが、確かな理由は不明です。)

朝鮮戦争はレシプロ戦闘機からジェット戦闘機への過度期にあたる時代に勃発した戦争です。最早レシプロ戦闘機は時代遅れになっていたのかもしれませんが、その時、開発していたのがスカイレーダーに当たります。(これが最後のレシプロ戦闘機と呼ばれる所以です。)従って、ANo.1での書き込み内容を個人的に感じたのですが、確かな根拠はありません。やはり性能的な問題が大きいように思うのですが、どうなんでしょうか?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

再びのご回答ありがとうございます。

やはりP47が朝鮮戦争では運用されなかったという認識でよさそうですね。
私も実際のP47とP51の差などは知らないのですが、色々な資料を参考にしても性能の差によりP51は運用が続いたと考えるのが自然かもしれませんね。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/02/24 11:34

アメリカ陸軍航空隊は、陸軍本隊よりもカナリ、ルーズというか「飛行機乗り上がり」の一匹狼というか、組織志向に合わない人が多かったらしいです。


で、飛行機乗りにとって、一番好ましいのは「操縦のしやすさ、運動性の良さ」その点に於いて P51>P47 だったようです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

陸軍航空軍から空軍への変遷というのも興味深い話です。
やはり現場のパイロットの声というのも大きく反映されていたのかもしれませんね。


ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/24 11:41

■質問1


米空軍という括りの中では、最後は 47 年なので運用されなかったでしょう。
米国内ではこの後、州軍の航空部隊に配属されています。

■質問2
おそらく航続距離の問題です。例えば太平洋戦争終戦前にはP47は航続距離を伸ばすために主翼の再設計を余儀なくされています。

具体的な数字を挙げれば、P47は1500キロそこそこですが、P51は2500キロ超で、P51の方が長距離での運用が可能です(航続距離が長い方が戦略の選択肢が多くなるのは自明だと思います)。

また、巡航速度はP47は600キロ弱、P51は500キロ弱なので、時間にしてもP47は3時間程度、P51は5時間程度と長くなっています。つまりP51のほうが戦場にいられる時間が長いということになり、対地制圧という点からもP51の方が適していると考えられます。


因みに、対戦闘機ということであれば、どちらの機体も「大差なく落とされる」機体です。実際、ミグに対抗できたのはセイバーでした。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど、航続距離ですか!その発想はありませんでした。納得できます。

>米国内ではこの後、州軍の航空部隊に配属されています。
太平洋地域での運用はせず、ヨーロッパからアメリカ本土へ早いうちに戻してしまったということなのでしょうね。


ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/24 11:37

そもそも、P47は主に欧州戦線に配備されていたと思うのですが。


航続距離の問題で、太平洋地域に限っては、米陸軍航空隊はP51で構成されていた。
これはB17とB29の関係と同じですね。
だから朝鮮戦争に投入されたのはP51だったという、単純な理由だと思いますが。
つまり北からの侵攻を受けた時、P47は手元になかったし、わざわざ本国や欧州から運んでくるだけの意味も少なかったと言うこと。
もし東西ドイツで紛争が起きていたら、P47が活躍していたのではないでしょうか。

この回答への補足

回答をくださった皆様。

今回はありがとうございました。
自分では思いつかなかった着眼点を知ることができ、とても参考になりました。


また何かありましたらよろしくお願いします。

補足日時:2008/02/24 11:41
    • good
    • 1
この回答へのお礼

>航続距離の問題で、太平洋地域に限っては、米陸軍航空隊はP51で構成されていた。
>つまり北からの侵攻を受けた時、P47は手元になかったし、わざわざ本国や欧州から運んでくるだけの意味も少なかった

なるほど、これも自然に納得できます。


ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/24 11:39

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!