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主語と述語を問う問題で、例えば「美しい花が、たくさん咲いた。」
という文が出た時、主語は「花が、」述語は「咲いた。」と句読点をいれてしまったら間違いなのでしょうか?
その理由を教えていただけないでしょうか?

A 回答 (7件)

句読点を入れて解答したら、厳密に言うと間違いです。



主語・述語・修飾語・接続語・独立語等は、「文の成分」という要素で、これらは「文節」を単位として考えます。

「文節」とは、「ネ」を入れて区切ることのできる、言葉の意味の分かる最も短い区切り、と、初歩の文法では教えると思います(・・・が、これが古い表現で、現在はそういうふうに教えていなかったらすみません)。

2文節以上を一区切りとして文の成分を考える必要がある場合は、「連文節」と言って、主部・述部・修飾部・・・という用語を用います。
・姉と妹がけんかした(「姉と」と「妹が」が連文節で主部です)。
・私は知っている(「知って」と「いる」が連文節で補助関係の述部です)。

句読点は「記号」であり、文節を区切る印ではあっても、文節そのものに含まれるものはないので、主語・述語を問う設問で、句読点を入れて答えると誤答になります。

ちなみに、「語」という用語は、品詞(名詞・動詞・形容詞・形容動詞・連体詞・副詞・接続詞・感動詞・助動詞・助詞)の単位を表すものです。
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この回答へのお礼

詳しい説明有難うございました。
おっしゃるとおり文法を学びはじめた子供の「なぜ間違いなの?」という問いに親の私が答えられませんでした。

お礼日時:2008/02/26 07:35

> おっしゃるとおり文法を学びはじめた子供の「なぜ間違いなの?」と


> いう問いに親の私が答えられませんでした。

なるほど‥
では、その子に次のよう問題を出してみてはどうでしょうか。用意する道具は、コップ1杯のオレンジジュースです ( ^^

「この飲み物が何か当ててごらん」

子: え? 何って、オレンジジュースじゃん。
親: よく見なさい、オレンジジュースとコップだろ?
子: だって、コップは飲み物じゃないでしょ!?

そう答えさせることに成功すれば、しめたもんです ( ^^

コップに入ったオレンジジュースを単にオレンジジュースと呼んでも誤りではありません。しかし、コップはオレンジジュースなのかと言えば、そうでないことは明白です。これと同様のことが句読点についても言えます。
句読点は文章を正しく読ませるために必要な “目印” です。だから一般には句読点を含めたものを文章と呼びますが、句読点はあくまで符号に過ぎず、厳密に言えば文章の一部ではないのです。

ただし、前回も書きましたように、句読点は “目印” に過ぎないので、文意を変えることも、それ自体が意味を持つこともありません。主語・述語を書けという問題の解答欄にマルやテンが付いていると確かに目障りですが、それによって解答の主旨に影響与えるものではないのです。
ですから、お子さんに対して「マルやテンが付いているから、これは間違いだよ」と説明したら嘘になりますが、「正解だけれど、マルやテンは要らないね」と言うのであれば差支えないと思います。
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この回答へのお礼

とてもわかりやすい例をあげてくださって有難うございます。
子供にこのとおり問題を出してみようと思います。

文法の基本って理解しているようで、いざ説明となると難しいものですね。私も子供と一緒に勉強しようと思います。

お礼日時:2008/02/26 18:07

誤字訂正です ( ^^;



つまり、「あってもなくても意味は一緒」という理屈は、回答中においても同様のことが言えると私は考えます。
↓↓
つまり、「あってもなくても意味は一緒」という理屈は、解答中においても同様のことが言えると私は考えます。
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私は、厳密に間違いとまでは言えないと思います ( ^^



「 。 」(句点)や「 、 」(読点)は、正式にはくぎり符号と呼ばれます。これは文章の構造や語句相互の関係を明らかにする目的で使用されるものです。つまり、あってもなくても文意には一切影響を与えることはなく、単に読み易さや誤読回避のために用いられる “目印” に過ぎません。したがって、

「美しい花が、たくさん咲いた。」=「美しい花がたくさん咲いた」

ということが言えます。そして、そう考えるならば、

「花が、」=「花が」
「咲いた。」=「咲いた」

と言うことも可能です。
つまり、「あってもなくても意味は一緒」という理屈は、回答中においても同様のことが言えると私は考えます。
無論、「誤り」ではなくとも「余計」であることは確かです。しかし、それを以って誤答としたり減点対象にすることに合理的な根拠があるとは思えません。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
文法を学び始めた子供の問いに答える事ができませんでした。
解釈も色々あり難しいですね。

お礼日時:2008/02/26 07:50

申し訳ありません、3番の者です。


解答に入力ミスがありました。

「文節そのものに含まれるものはないので」
      ↓
「文節そのものに含まれるものではないので」

「回答」に直接関わる文の不備でしたので、前後関係からおおむね検討はおつきかとは思いながらも、訂正させていただきます。
失礼致しました。
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>間違いなのでしょうか?


残念ながら間違いです。

>その理由を教えていただけないでしょうか?
理由は簡単です。
文というのは句点から句点までのひとまとまりの意味のある
文字列のことです。つまり、句点や読点は文の要素ではない
からです。なので、主語といったら「花が」となります。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
よくわかりました。

お礼日時:2008/02/26 07:30

こんばんは。



>>>句読点をいれてしまったら間違いなのでしょうか?

間違いです。
とはいえ、テストの答案に句読点をつけて解答したからといって、それにバッテンをつける採点者は、辛いかも。


>>>その理由を教えていただけないでしょうか?

語ではないからです。
主語も述語も「語」です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。句読点は「語」ではないからなのですね。

お礼日時:2008/02/26 07:28

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