プロが教えるわが家の防犯対策術!

無垢材を使ってフローリングをDIYで施工しようと思っています。
次のような状況での無垢材での施工についてご指導ください。
長方形の約7畳の部屋に施工する予定です。(現在の状態は根太の上に合板のフローリング材を直張りしています。経年劣化でぶよぶよの状態です。)
現在のぶよぶよのフローリングは撤去し、根太の上に合板を捨て貼りした上で無垢のフローリング材を取り付けるつもりです。
フローリングは、長方形の長い辺の向きに並べたいのです。
昨日、床下から調べたところ、根太は長方形の長い辺の向きに並んでいました。
この根太の上に合板を捨て貼りして、フローリング材を長方形の長い辺の向きに並べようとすると、
根太とフローリング材が平行になっているので、釘を捨て貼りの合板にしか打つことが出来ません。(フローリング材の位置がたまたま根太の上にくる場合を除いて)
以前大工さんにフローリングを施工してもらった部屋があるのですが、
やはりのこ部屋も同じ条件たっだので、床下から調べると、根太とフローリング材の向きが平行で
釘を捨て貼りの合板にしか打っていませんでした。
ただし、このフローリング材は無垢ではなく合板でした。
無垢のフローリング材を利用して上記のような施工で大丈夫でしょうか?
例えば、
フローリングを固定するのにミニビスを利用して、固定するピッチを細かくするとか、根太を増やして捨て貼りの合板をしっかり固定するとかすれば大丈夫でしょうか?
どのような施工法であれば、長方形の長い辺の向きにフローリング材を並べても大丈夫でしょうか。
無垢の寄木のフローリングなら大丈夫でしょうか?
あきらめて、フローリング材の向きを変更するか、合板のフローリング材を使用するしかないのでしょうか。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

NO.1のものです。


忙しくて回答があったのを確認できませんでした。
根太と大引きは基本的には直交するように施工するのが一般的と思いますので、基本的には大引きの方向も変えなければならないので、大変なことになると思います。
建築士の資格を持っていないため、構造的なことは詳しくないのですが、ご質問にあるようにフロアと平行方向に根太を入れるのであれば、極端なことを言えば根太ピッチを3寸(90mm)ピッチでフロアの継手の位置に来るように入れればフロアに対して2点で支持をするので、たわみにはいいのかもしれません。
ただ間違いなく言えるのは、固定するビスは捨て貼りだけにとまっているだけでは意味がないので、根太などに必ずとめた方がいいと思います。そのためにもフロア継手の下に根太がきた方がいいと思います。また、床鳴りなどを極力防ぐためにも先に捨て貼りの固定を長ビスでしっかりと大引きに固定した方がよいと思います。
もしも可能であれば、45角の木材でもいいので、大引きと平行に材を打って、極力根太のスパンを短くした方がいいのかもしれません。(束で受ければもっといいのですが)

ちなみに上記で述べたように構造には詳しくないので、リフォームを得意とされる方でもっといい意見があるかもしれませんが、できる限り下地部分で剛性を高める方法を取ることと、フロアの固定をできる限り根太にすれば問題はないと思います。

ところで、おっしゃるとおり無垢フローリングをビス止めする方法はあると思いますが、手間が非常にかかることと、ビスをもむときの角度に注意したりしないと想定外のトラブル(ビスの頭が邪魔をして実が入らないとか、電気ドライバーのトルクが強いとわれるなど)がありますので、注意してください。

ちなみに通常フローリングを施工する場合は、接着剤を併用してもらっています。フロアは釘止めが基本ですが、寸法変化に追随できないので、接着剤を使用をお勧めします。

回答としては不十分かも知れませんが、参考意見として聞いてください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

丁寧なご指導内容で、よく理解できました。
lovesaekaさんの指導内容を参考にしながら、工事の方法を考えていきたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/02 10:18

某フロアーメーカーのものです。


一般的に根太を使用する場合、フロアは根太に直交させて施工をします。これは合板のフローリングでも無垢のフローリングでも同じです。
理由として、床は上からの荷重によって大なり小なりたわみが発生します。その支点となるのが根太になりますが、根太のスパンが飛ぶとたわみ量が大きくなるので、フロアのたわみ量が大きくなり、フワフワした感じがしたり、実の部分で固定してある釘に擦れて床鳴りを起こしたり、場合によっては床材がわれる可能性があります。
無垢フローリングは高級品でない限り、普通はUNIタイプ(縦つなぎがしてある)ですので、特につなぎ手でジョイントがわれる可能性があります。
そのためにも極力たわまない様にするのがポイントかと思います。
ですからご質問の事項に対する回答として、
(1)根太の向きを変える
(2)捨て貼り合板の厚みを厚くする
のがいいのではないかと思います。
ただし、(1)の場合は工事が若干大変です。(2)の場合は厚くすることで、たわみ剛性をあげること・捨て板に固定ができるなどのメリットがありますが、既存の敷居や他の部屋と床のレベルが変わる可能性があります。
また、もしも桁や大引きが3尺ぐらいのピッチで升目上に入っていれば、根太を使わずに24mmぐらいの構造用合板を直接貼れば、向きを気にすることはないかも知れません。
なお、根太とフロアが平行の場合、いくら釘のピッチを細かくしても下の捨て板ごとたわみますので、あまり意味がありません。
また、フロアをビスで留めるのは論外です。ビスで施工をすると、ビスの頭が大きいので、フロアの表面にふくらみを生じたり、実を差し込んでも邪魔をして、隙間が空くなどの問題があります。

以上メーカーの立場から書きましたが、施工のプロの方でもっといい方法があるかもしれませんが・・・。

また、長くて申し訳ございませんが、もう一点。フロアがぶよぶよになるということは、床下から湿気が上がってきているかもしれません。根太と捨て板の間に防湿紙を入れると少しはフロアが長持ちします。

この回答への補足

さっそくご返事を頂きありがとうございます。
理屈の通った説明でよく分かりました。
やはり根太の向きを変えるのが理想なのですね。
現在の状態はフローリング材を直接根太に接着剤で固定していますので、撤去にあたっては根太ごと剥ぎ取らないといけないのではと思っていおりす。
従いまして根太は新しく施工する必要があると考えていました。
そのとき根太の向きを変更してもいいのですが、そう簡単にできるものではないのでしょうか?大引きも変更しなければならないのでしょうか?よろしければ、参考までに根太の向きを変える方法についてご指導ください。あまり大変ならこの方法は諦めます。
捨て貼り合板の厚みを厚くする方法ですが、現在の根太への直貼りですので12mmの捨て貼りでもかなり床が高くなりますので、これ以上厚くする余裕はあまりありません。
lovesaekaさんの説明をよく理解していないとお叱りを受けるかもしれませんが、次のような方法ではどのような不具合が考えられるでしょうか?よろしければご指導ください。
現在の根太の間にもう一本根太を入れる程度に根太ピッチを短くすればどうでしょうか?床のたわみは軽減されると思うのですが、
この場合フローリング材は捨て貼り合板に釘で止めることになります。合板は可能な範囲で厚めのものを使用するつもりですが、充分な厚みはとれないと思います。
また合板には釘がききにくいと思いますので、無垢材が暴れにくいように少しでもきっちりとめるため、フローリング用のミニビスで短めのピッチで取り付けたのではダメでしょうか?
フローリング用のミニビスはクギよりきつくとめられるので無垢フローリングの施工に向いているとネットに記述があったのですが。
32mmのミニビスなら12mmの捨て貼り合板の下に貫通するのは4mm程度に納まる思います。
お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いします。
床下の湿気の件はご指摘のとおりでした。防湿紙を利用することにいたします。ありがとうございました。

補足日時:2008/03/29 00:53
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!