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地球は常に動いていますが、いくつの動きでしたでしょうか。
自転、公転、太陽系の動き、銀河の動き・・・ それ以降は?

またどのくらいの速さで、どの方向へ 動いているのでしょうか?

A 回答 (3件)

 この問題を考えると、「絶対座標」というものが必要になります。


基準となる絶対に静止している場所ということです。

 宇宙では、このような「絶対座標」が存在しません。宇宙そのものが光速で膨張しているといわれているほどですから。

 なので、いくつの動きを、どの早さで、どの方向に…という疑問には、答えがでないと思いますが…。
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どの方向へというのは難しいですが、早さは計算等で求められるものもあります。


おおまかに、自転は赤道付近で約秒速470m、公転は秒速約30km、太陽系が銀河系を公転する速度約秒速250km、ってところだと思います。
銀河系の速度はそれこそ何に対してというところがなければ出せないでしょうね。
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 ガリレオの相対性原理では、たとえば走っている電車の中でキャッチボールをするのは、地上でやるのと全く変わりなく行えることを主張します。

物理法則が変化しない。しかし、回転しているメリーゴーラウンド上や加速しているエレベータの中でキャッチボールをすると話が違ってくる。どの座標系でものを測るかによって物理法則が変化します。
 今ではアインシュタインの一般相対性理論のおかげで、どんな座標系で見てもいつも同じ法則が成り立つような、そういう法則の表し方ができるようになりました。メリーゴーラウンドでは一見ボールが変な動きかたをするように見える。地上と宇宙とでは重力が違いますし、エレベータに乗れば重力の変化を感じる。そういった事を全部込みで同じ法則の中で表せる。
 そんなわけで、特別な座標系、言い換えれば基準というものがなくなってしまいました。(だから「相対性」と言うんです。)すなわち天動説は地動説と対等です。世界は私を中心に回っているのよ。ほほほ。って言ってもあながち間違いじゃありません。134さんの仰るのはそういう意味だと思われます。

 でも、幾ら同じ法則と言っても余計な重力場をなるべく使わないで、回転で説明できるところは説明して話を単純にしようや、って考えますと、地動説に落ち着きます。16moonさんの仰る回転運動はこの立場ですね。自転の速度は日本ぐらいの緯度だと丁度空気中の音速位です。太陽が南中した瞬間に大声を出して西側の遠くにいるヒトがこれを聞くとき、そのヒトいる場所で丁度太陽が南中する。
 天の川銀河の動きに関しては、近くの数個の銀河と一緒になって銀河団を形成しています。現在アンドロメダ星雲との距離が縮まりつつある。これは単純な回転運動と言うより、相互の重力のバランスで複雑に動いていますし、実際ぶつかっちゃったりします。天体力学では個別の動きを無視して熱力学を使った扱い(気体の分子の代わりに銀河が粒子なんですよ!)をすることもあります。さらにこの銀河団も他の銀河団とダマになって超銀河団を形成している。こういう大きなものの固有運動は距離が膨大であるのに比べて動きは遅いから、その瞬間の回転中心がどこなのか見定めるのは難しいですね。

 宇宙の膨張に関しては、どこが中心ということはないと考えられています。だから宇宙の膨張のせいで自分がどっちに動いているか、と問えば「動いていない」が答ですし、遠くにあるものがどっちに動いているか、と問えば「遠ざかる方へ」が答です。
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