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私自身、年齢55歳、腎臓に疾患があり、昨年7月に精密検査のため、CTスキャンを2回ほど検査を受け、その後、9月に健康診断で胸のレントゲン撮影を受け、本年2月に健康診断のため胃バリウム透視検査を受け、今回、4月後半に腎臓周囲に症状がでましので再度、腎臓のCTスキャンを受けました。
検査結果は、日常生活に支障なしとのこと。
しかし、調べるとCTスキャンは通常の胸部単純X線の200枚分の放射線被爆量と聞きました。その点を医師にききましたところ大丈夫と一蹴されましたが、はたしてどうなのでしょうか。
専門家の放射線技術者の方に教えていただければ幸いです。
なお、検査のときに表示されていた機器の名前が「日立 Pront」と書かれておりました。新しい機器ではないなと感じました。
これにおける放射線被爆量は?その影響は? 教えてください。

A 回答 (1件)

医師が心配ないということを、ここで改めて心配ないといったところでなんら説得力をもたないとは思いますけどね。



まず原子爆弾をうけたというわけではないのならば「被爆」は不適当です。「被曝」が正しい表現です。

よく言われているのが、胸の単純X線写真は0.065-0.3mSv、腹部のCTだと0.23mSv程度ですね。胃透視が一番多くて2.0-4.1mSvです。多く見積もっても5mSvもいかない程度です。

 これがどれくらいかというと、パイロットやキャビンアテンダントといった航空機乗務員が年間に被曝するのと同程度ですね。地球からも宇宙からも放射線が出ているので、日常生活をしているだけで被曝します。航空機は高度が高いので、宇宙からの放射線被曝量が増えます。成田ニューヨーク路線の往復被曝線量の計算値は約0.086mSvとのことですから、胸部単純X線写真をとるよりも多い被曝量です。
 また、ある調べによると、年間5mSvを被曝する英国放射線科医師は被曝しない一般臨床医よりもがん死亡率が約3割低かったということで、結局発ガンにもそれほど寄与しない量と考えられます。
 というわけで、担当医が一蹴したのも当然です。機器が古いことを心配されていますが、新しい機械だと被曝量低減を心がけていますが、その分、撮影量が多くなっていますので、機器の新旧と被曝量は一概にどうこうは言えません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
腹部CTの線量を10mSv程度と記載しているHPが複数あり、ほんとうのところがわかりませんでしたので、質問させていただきました。
ですので、専門家に実際のところをお尋ねしたしだいです。
大変参考となりました。
あらためて御礼申し上げます。

お礼日時:2008/04/24 19:33

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