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おたずねしたいのですが、
税務調査が10年以上も来ていない会社というのはあるのでしょうか?
とある方の話を聞いて、その方の会社は税務調査など入ったことが無く、
税務署より優良企業とみとめられているとのこと。
会社がそういうふうになるには、何が必要なのでしょうか?
できれば税金はちゃんと払いたいと考えているのですが、
税務調査が入り、税金を追加でもっていかれることがあり、
そのたびに、疑問が、、、、。
むりに何かを経費などにしてほしい等、そういうことは
税理士の方にも相談したりしたこともなく、
ちゃんと納めているつもりで板だけに、どうしたものかと
なやんいます。
どなたかお返事いただきたいと思います
よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

>税務調査が10年以上も来ていない会社というのはあるのでしょうか?



原則論ですが、一般的に活動している一定規模以上の法人で、所得があり累損
がない会社であれば10年以上税務調査が無い事は皆無です。
一般論で10年以上税務調査がないのであれば休眠会社かそれに近い会社だと思わ
れます。
一般的に黒字会社か、赤字申告でも本当は黒字じゃない? って思われている
会社は、3年~5年に一度税務調査が行われています。
 ※ある意味、公務員の中で一番働いているのは税務署員ですから、なかなか
  3年に一度の全件税務調査が行えないのが実情です。
  しかし悪質な会社は2年程度で税務調査が行われる場合があると聞いています。
(勿論、会社規模や税務申告内容により、全てが当てはまるわけではありません)

>税務署より優良企業とみとめられているとのこと。

優良申告法人のことでしょうか。
確かに昔の優良申告法人は、税務調査面で優遇されていました。
(私は過去に優良申告法人に在籍していた事がありますが、10年間一度も
 税務調査がありませんでした)
しかし、現在は優良申告法人でも税務調査は行われます。
http://www.joho-fukuoka.or.jp/library/yomimono/k …

優良申告法人は全法人の1%程度ですから、選ばれるのはかなり困難です。
優良申告法人に選ばれる事は”名誉”な事です。

優良申告法人の審査基準。
http://warai.de-blog.jp/wk/2008/02/post_83bd.html
http://www.space-rent.co.jp/yuryo/index.html

>税務調査が入り、税金を追加でもっていかれることがあり、
そのたびに、疑問が、、、、。


記載内容だけでは何ともいえませんが、税務調査のたびに”税金を持って
いかれる”事は税務署と見解の異なる税務処理をしているか、故意である、
無いに係らず、税法(通達を含む)に違反する処理をしているからです。
(御社が特殊と言う意味ではありません。一般的には御社のような会社が
 ほとんどです)

>税理士の方にも相談したりしたこともなく、

(税務署が考える)正しい納税を行う法人しか優良申告法人には、なれま
せん。つまり常に正しい税務知識(通達を含む)を熟知し、税務署と異な
る見解を持ってはいけません。よって経営者は税務行政に極めて関心が高
く、且つ担当者は税理士や税務署と常に連絡を取り合い、正しい税務知識
を持たねばなりません。
脱税をするため税理士に相談するのでなく、正しい納税をするために税理
士と積極的に相談しなければなりません。


ここで、考え方を変えてみましょう。
  ○税務調査で1円も追徴金を納付しなくてよいような、税務署にとって
   都合が良い経理処理をする為に、完璧な税務処理をするための労力
   を厭わない。
          と
   脱税するつもりはないが、世間一般的な人件費をかけて普通の経理
   処理をして、税務調査時に指摘されたら修正申告に応じる。

   両者を比較した場合に、トータルでどちらの支出が大きいかで判断
   してみましょう。現時点で優良申告法人でない会社が優良申告法人
   になるためには、それなりの人的コストがかかりますから、名誉を
   除くメリットがあるとは思えません。


以上を勘案して、今後の対応をされてはいかがでしょうか。

この回答への補足

ご返答をいただけて、大変感謝しております。
本当にありがとうございます!
詳しい内容をいただけて、とても参考になります。
ご提案くださった点をよく考えて、
今後に備えたいと思います!

補足日時:2008/05/20 11:04
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日本中のすべての会社に税務調査に入ることは事実上不可能です。


ですから税務署は、様々な基準で調査対象の事業所を抽出して調査しています。
基本的には3年に一度を目処にしているようですが、10年以上来ない会社も結構あるようです。

抽出にあたっては事前に税務申告の内容をチェックして対象先を決めるようですが、聞いた話では、休眠状態の会社や売上がほとんど変わらない会社、また規模に対して高額納税している会社や長年法人会の会員になっている会社などの「優良法人」は調査までの期間が長くなるようです。

それと一度調査に来ると必ず「おみやげ(追加納税)」を持って帰ります。

この回答への補足

ご返答ありがとうございます!
やはり、三年に一度ということ自体は、
一般的と言っていいのかもしれませんね。

今後に役立てさせていただきます。
いろいろとありがとうございました!

補足日時:2008/05/20 11:08
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