
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
一般的は方法はないので、具体的な例で説明します。
(大根、白菜)昔の品種は、暑い時期に暑い場所で栽培すると病虫害の被害を受け、商品になりませんでした。また、低温を経験した大根等が春になると花を咲かせる(抽苔ちゅうたい)するという問題がありました。現在は、耐病性の品種改良が進んだ上に、(1)夏場は高冷地で栽培し消費地に輸送する、(2)平地で春に収穫する栽培では、トンネル栽培などにより低温の影響を打ち消し開花させない(脱春化処理)などの栽培をしています。
(ホウレン草)ホウレン草を夏場に栽培するときの最大の問題は抽苔でした。ホウレン草は1日のうちの明るい時間(日長時間)が長いと抽苔する性質を持っていますが、日本の普通の品種はすべて日本の夏場の日長時間で抽苔します(子孫を残すための性質)。日長時間によるものですから、高冷地で栽培しても抽苔します。そこで、デンマークなどの高緯度地帯のホウレン草(日長時間が16時間くらいにならないと抽苔しない)の品種が導入されました。最近では、デンマークなどで日本人向けの品種が作られたり、外国品種の性質を取り入れた品種が日本でも開発されているそうです。なお、抽苔しない品種であっても夏場の栽培の場合、収穫後の品質管理の関係から比較的涼しい地域で栽培が行われているようです。
以上のように、栽培地の選定、栽培技術、品種改良などの組み合わせで昔できなかったことができるようになりました。
なお、コストを度外視するのであれば、温度・光等を完全に制御した植物工場で栽培という方法もあります。
お答えいただきありがとうございます。
すごく分かりやすかったです。
やはり、場所、技術、品種改良などいろいろ試行錯誤されているのですね。
ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
もちろん日本国内でのハウス栽培に依存する種も有得ますが季節が正反対のニュージーランド等からの輸入に依存している面も持合せているのは自明です。
現に(http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/seikao … )での解説(2)の輸入野菜の項では「かぼちゃがニュージーランド産の入荷量が減少した、云々」との記述が見られますので

No.2
- 回答日時:
冬野菜…大根とかネギとか白菜、ほうれん草、かぶ、などでしょうか?
冬野菜といっても摂氏5度とか10度とか以下の寒い時でなくてはならないなんてこともないですし、適当な日射時間、日射量、温度管理と種まき時期を設定してやれば、年中OKでは?
遮光、遮熱のためのものもありますし、外部より冷涼にするハウスで作ることも。
高地で栽培して冷涼野菜として出荷されている場合もあります。
ハウスだと、温度管理、日射の管理、水分管理などしやすいから出荷時期を考えて栽培しやすいんです。
お答えありがとうございます。
そういった方法もやはりあるんですね。
勝手なイメージで、冷涼にするハウスはできてもかなりコストがかかるんだろうなぁっと思っていましたが、実際に行われているんですね。
ありがとうございました。
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