【大喜利】【投稿~10/21(月)】買ったばかりの自転車を分解してひと言

もうすぐ31歳の女性です。
これまで大学卒業後、金融機関に5年ほど勤め、そこからベンチャー企業に転職し、そこが1年ほどで潰れてからは派遣社員として事務の仕事をしています。
このところ、「私の人生、このままでいいんだろうか」と思うようになりました。
事務屋の仕事は楽ですが、お世辞にもやりがいのあるものではありません。
若い頃は、プライベートのほうが大事で、給料が出ればいいやと思い、やりがいのない仕事でも気にならなかったのですが、このままでは今後はだんだんと仕事がなくなってくるんじゃあ・・・という不安がでてきました。
派遣社員は、40歳を過ぎたら仕事をなかなか紹介してもらえなくなると聞いています。
そこで遅ればせながら、今から専門職のほうに替わりたいという気持ちが芽生えました。
例えば行政書士、司法書士などです。
行政書士では食べていく給料が出てこない、かといって司法書士は難しいと聞いたことがあります。
私には夫がおり、夫の収入だけでも十分といえば十分ですが、自分自身のためにも仕事は続けたいです。
中でも、法律関係の仕事に憧れます。
法学部出身ではないものの、法律関係の科目はいくつか履修しており、成績はまあまあ良いほうでした。(しかし、すでに何年も前の話。)
いずれにせよ、独学ではなく専門学校等に通うことになろうかと思いますが、専門学校のパンフレットには、都合のいいことばっかり書いてあるような気がします。
入学すれば受かる力はつく、みたいな。
大金を払うわけですから、本当のところが知りたいです。
このような私が、法律関係の資格を取得することはできるものなのでしょうか。
また、行政書士や司法書士以外でも、パラリーガル等の法律関係の専門職などは、きちんと就職先があり、食べていけるのでしょうか。また、試験は難関なのですか。
ちなみに、なぜ法律関係がいいのかというと、正義の味方(ヒーロー?)だと思うからです。
法があるからこそ、みんな安心して幸せに暮らしていける。それを守っているのが法律家だと思うからです。
こんな考えは外野から見た、現実が何もわかっていない見方で、実際はもっとギトギトして汚い世界なんでしょうか?
質問が多くなってしまい、すみません。
どれか一つだけでもいいので、教えてください。

A 回答 (5件)

>このような私が、法律関係の資格を取得することはできるものなのでしょうか。



あなたにやる気があればできます。自分を磨くことに、遅すぎる、ということはありません。

当たり障りのない回答を期待しているわけではないと思いますので、率直な私の感想をいわせていただければ、まず行政書士という資格はそれほど難しい資格ではないと思っています。国家公務員III種くらいなのではないでしょうか。だからといって、それは誰でも受かるというわけの試験といっているわけではありません。しかし、合格するためには「天才」までは全く求められていないことがわかると思います。

行政書士が食べていけるかといわれれば、なかなか厳しいと思いますが、食べていけないことはないと思います。収入は、行政書士としてはそれほどは見込めません。1通数千円の仕事では成立しにくいのは、あなた自身、行政書士に仕事を依頼することがほとんどなかったでしょうから、すぐにわかると思います。ですので、多くの方は、中小企業診断士併用でコンサルしながら行政書士の業務も取る、といった行政書士の仕事+αという仕事の取り方になります。ですので、数千万円稼ぐ行政書士という噂を聞かれると思いますが(私は見たことはありません)、それは純粋な行政書士の仕事だけでは全く無理です。何百通も書かなければほぼ不可能ですから、簡単にわかると主ます。他の仕事を込みで、行政書士資格を活用してそれくらい、ということなのです。

なお、他の独立系士業でも共通することですが、ご自分で自営されるには初期投資が必要になります。事務所設営、機材、行政書士会入会金等・・・。

司法書士は明らかに行政書士試験よりも難易度は上がります。個人的には行政書士試験を合格されてからでもいいのではないかと思います。難易度的には国家II種前後ではないかと思います。行政書士試験と大きく違うところは登記が大きな比重を占めるので、これに特化した勉強が必要になります。

司法書士は、現在は行政書士以上の年収をもらっている人が多いとききます。が、司法書士さんに話を聞くと、やはり年々仕事は少なくなってきている、ということです。バブルのころと比較しておっしゃっているので、司法書士の需要が少なくなったということではないとは思いますが。いずれにせよ、将来バラ色、というわけでもなさそうです。

パラリーガルという職種は最近のものです。実際、ちゃんとしたパラリーガルは大手の法律事務所でも行かない限りはないと思われた方がいいです。他の事務所などでは、パラリーガルと一般事務員との区別はほぼありません。実際は従来の事務員とおなじです。呼び方はこれはいろいろありますが、事務員、事務局員、秘書、等ですね。いずれにせよ、法律系といえば法律系ですが、あなたの望む仕事かどうかは分かりません。法律資格取得のための修行だというならこういう選択肢もあると思いますが。また、パラリーガルになるための特別な資格は現在のところありません。

>ちなみに、なぜ法律関係がいいのかというと、正義の味方(ヒーロー?)だと思うからです。
>法があるからこそ、みんな安心して幸せに暮らしていける。それを守っているのが法律家だと思うからです。

私自身は、そのイメージは悪いとは思いません。よいことだと思います。しかし、あなたは裁判官になりたいわけではないようなので、あなた自身が社会正義を全うすることには限界がある、ということを法律家になりたいのなら、心のどこかに持つ必要があります。裁判官以外は、どちらか一方の当事者の言い分しか聞きません。そのなかで正義に、というのはなかなか難しいです。

>実際はもっとギトギトして汚い世界なんでしょうか

半分当たりで半分はずれだと思います。
行政書士、通常の司法書士は紛争を処理することはできません(認定司法書士は簡易裁判所で代理人になれます)。ですので、どちらかといえば、これらの資格の役割は紛争を未然に防ぐためのもの(実際は書類)が多くなるでしょう。ただ、内容証明や各種届け出によって救済される場合もあります。その中で扱う大半の業務は財産ですから、汚いといえば汚い世界でしょうし(例 相続)、正当といえば正当な権利(例 交通事故の被害者)でもあると思います。

私は法律とは、舗装された道路と、その横のドブの間にあるものだと思っています。真ん中を走っている人にとっては、法律は普通、関係がないことなのです。何らかの理由で道路から落ちそうになったとき、そこを踏ん張る手助けをするのが法律家だと思うのです。間違ってドブに落っこちた人を助けるのも法律家だと思います。

ですので、私は法律家というのは、片足は綺麗なスーツを履きながら、もう片方はいつも泥をかぶっている、道路とドブの境界に立つべき者である、そういうものであるべきだと思います。そこを踏ん張れなければみんなドブのなかで苦しまなくてもよい苦しみを感じることになってしまう。うまく立ち回るということは、現実ではできないと思いますし、法律家としてはすべきではありません。

そんな感じだと思います。
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この回答へのお礼

丁寧なお答えをいただきまして、ありがとうございます。
法律家の中で、唯一裁判官のみが中立的な立場であるということは、言われて初めて気がつきました。
法律の力で困っている人の助けができるという点では、その他の片方の言い分しか聞かない法律家の立場であれ、たいへんやり甲斐のある仕事だろうなとは思いました。
やはり、まずは行政書士からチャレンジしたいと思います。

お礼日時:2008/06/14 18:55

行政書士有資格者で現在法科大学院在学生です。



まず、近時の行政書士試験は相当難しくなっています。理由はいろいろありますが、一昔前みたいに3ヶ月テキスト読んで合格するほど甘いものではありません。いわゆる受験予備校や専門学校等は、「カンタンに合格する」とか「短期合格」などと謳って客寄せをしていますが、生半可な気持ちで受験して合格することはできません。

司法書士も同様です。まあ、司法書士はもとから難しいものですし、手続法がらみが多いせいか、ある意味司法試験よりも難しいかも知れません。

>ちなみに、なぜ法律関係がいいのかというと、正義の味方(ヒーロー?)だと思うからです。
>法があるからこそ、みんな安心して幸せに暮らしていける。それを守っているのが法律家だと思うからです。
>こんな考えは外野から見た、現実が何もわかっていない見方で、実際はもっとギトギトして汚い世界なんでしょうか?

理想に燃えて仕事をするのはおおいに結構ですし、また法律家として必要な倫理観というものはそうした理想に裏打ちされたものであると考えています。食っていくためにやむをえないといって、違法行為(よくあるのが非弁行為です。行政書士に有償法律代理が認められていないにもかかわらず、示談交渉したりすることです)をする行政書士・司法書士もいるようですが、多くの書士は立派に仕事をしています。ただ、きれいごとで食べていけるほど甘い世界ではないようですので、食べていくために汚い世界に首つっこんでいく人もいるようです。その中で、うまく立ち回った、ごく数%の人が年収数千万という高額所得を得ているみたいです。

>また、行政書士や司法書士以外でも、パラリーガル等の法律関係の専門職などは、きちんと就職先があり、食べていけるのでしょうか。また、試験は難関なのですか。

宅建とかは需要があるということを聞きます。ただ、宅建主任は、独立開業系の法律職ではないので、本来の意味での法律家というものではないので、必ずしも質問者様の望むような業務にあたるとはいえません。
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この回答へのお礼

詳しく教えていただき、ありがとうございます。
やはり合格率数パーセントの世界ですので、相当難しそうですね。
それなのに仕事といえば食べていけるやら、食べていけないやらとは、なんとも心もとないです。
よく考えてどれにチャレンジするか決めたいと思います。

お礼日時:2008/06/06 22:27

行政書士の資格だけで食べていくのは難しいようですが、


質問者さんの場合、ご主人の収入もあるので大丈夫かもしれません。

確かに予備校や通信講座のパンフレットにはうまいことが書かれていますが、下に挙げた本には、資格を取得した後の実態が書かれています。
資格を取って独立開業することは大変なようです(親の後を継ぐ場合はまた別)。
立ち読みでもいいですから、目を通して置くことをおすすめします。

参考URL:http://www.7andy.jp/books/detail?accd=32034771
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この回答へのお礼

こんな本があったんですね!?
おもしろそうで、さっそく注文しました。
私が現在持っている資格についても書かれてそうで、楽しみです。
ありがとうございました

お礼日時:2008/06/03 10:31

行政書士にしろ、司法書士にしろ、地味な仕事ですよ。

 漫画がかきたてているだけです。

 訴訟代理できる弁護士なら、正義の味方もできるかもしれませんが、どちらか片方の代理をするわけですから、その人が正義かどうかはわかりません。

 でも、資格をとることは、勉強にもなるし、選択肢が広がりますので良いと思います。
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この回答へのお礼

確かに最近は、弁護士ものの漫画やテレビドラマなんかをよく見かけるようになりましたね。
たとえ資格という形につながらなくっても、勉強するのは自分のためにもいいと思うので、何かやってみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/03 10:12

目標を定めることに遅すぎると言うことはありません。

きっちりと定めて後はそれに向かってまっしぐらです。不可能そうに思えてもやり方しだいで必ず実現できるものです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。勇気がもてます。

お礼日時:2008/06/03 10:10

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