プロが教えるわが家の防犯対策術!

最近、簿記の勉強を始めました。とりあえずは自習でやってます。

大家さんが受け取る家賃はどう処理されるのでしょう。仕訳を教えてください。
大家さんのお帳面実務について詳しい本やサイト、セミナーなども合わせて教えていただけると嬉しいです。

【設定】

・大家さんは不動産貸付業の個人事業主で、青色申告。
・大家さんは店子さんに居住用マンションを賃貸している。
・店子さんが家賃6万円と共益費5千円、計6万5千円を前月の25日までに大家さんの銀行口座に振り込む契約となっている。つまり5月分は4月25日が期限。なお、振り込み手数料は店子が負担。

【疑問と自分の考え】

・家賃の売り上げはいつ発生するのか?
 →前月25日だろうか。毎月その日に払うという約束なんだし。
 →でも25日以前に振り込まれることもありますよね。

・25日に払ってもらってなかったら、どうするのか?
 →毎月25日の期限に売上ができるとすれば、25日に借方売掛金65,000、貸方売上65,000で、払ってもらった日に借方現金65,000、貸方現金65,000でいいのかしら。

・25日以前、例えば23日くらいに振り込まれてしまったら?
 →23日借方売上65,000、貸方現金65,000でよいかしら?あんがい、25日までは前受金とか預り金ですか?

・そもそも、家賃6万が売上なのはいいとして、共益費名目で受け取っているお金は共益に遣わなきゃならんのだから、売上ちゃダメですよね?どう仕訳しますか?

【まとめ】

お帳面未経験者向けに、やさしくお願いします。。

A 回答 (3件)

売上の認識基準には業種業態に応じて数多くあります。


今回の質問は個人事業主の不動産所得ということですので、これに限って説明します。

個人事業主の不動産所得における収入の計上時期は法で決められています。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1376.htm

今回は契約によって支払日が前月の25日までと定められているため、この定められた支払日が基準となります。
なおこの場合、12月25日に入金される分は翌年の1月分であるため会計学的には前受収益となりますが、個人の所得税の計算上は翌年の1月分であっても本年分の収入とします。
会計と税務申告の間に乖離が生じますが、仕方がありません。


>・家賃の売り上げはいつ発生するのか?

支払を受けた日に認識します。
個人の確定申告においては、その年に収入金額とすべき金額が正しく計上されれば日にちにはこだわりません。

>・25日に払ってもらってなかったら、どうするのか?

本来支払を受ける日に支払が無い場合は、あなたの考えどおり売上債権を計上することになります。
売掛金(個人の場合は未収賃貸料の科目でもOK)/売上(受取賃貸料)65,000

>・25日以前、例えば23日くらいに振り込まれてしまったら?

25日までにという契約である以上は、実際の入金日である23日に売上を計上してもかまいません。

>・そもそも、家賃6万が売上なのはいいとして、共益費名目で受け取っているお金は共益に遣わなきゃならんのだから、売上ちゃダメですよね?どう仕訳しますか?

売上という言葉にこだわりすぎです。
個人事業者の不動産所得の計算においては、返還しなくてもよいものはすべて収入となります。
返還を要しない共益費も当然売上として収入金額に含めますし、水道費なども、家主が支払った水道費に対応させて水道光熱費の逆仕訳をする申告者もいれば、これを売上に含めて申告する人もいます。
個人事業者の場合は、「収入金額-必要経費=所得」の所得が正しく申告されればいいのであって、あまり難しく考えることはありません。

分からないことが多ければ、清文社などから出ている「賃貸オーナーのための確定申告ガイド」等の本を参考にしたらどうですか。
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この回答へのお礼

>本来支払を受ける日に支払が無い場合は、あなたの考えどおり売上債権を計上することになります。
>売掛金(個人の場合は未収賃貸料の科目でもOK)/売上(受取賃貸料)65,000

ふむふむ。そうなりますか。

前月25日より前に払ってもらっていたら、そりゃまあ気分がいいですから、お帳面には進んで23日借方現金65,000貸方売上65,000と書く気にはなります。

ただ支払期限を前月25日としても、きっちりと前月末までに払ってくれていたら、それは滞納と言わずに、「誤差の範囲」でいいと思うのです。そこできっちり売掛金仕訳して、また月末までに逆の仕訳をするのは手間かな、と思ったのでした。

いよいよ前月が当月になって、さらに当月の末になっても家賃をもらえないのなら、仕訳の手間がどうこういう程度の問題ではありませんから、何か手を打つべく動かなきゃなりません。

だからこそ、当月末あたりでまとめて優良店子さんをまとめて処理しておくことができたら、問題店子さんへの対処に注意を向けたり、また他の物件物色に労を割いたりできまして、仕事の合理化と効率化がはかれると期待しています。それはANo.1のかたのイメージに近いものですが、あなたにご指摘いただいたタックスアンサーのページは私が質問欄に書いた作業イメージを示唆していまして、これらふたつのイメージには仕事の実務に大きな乖離があります。

>個人の確定申告においては、その年に収入金額とすべき金額が正しく計上されれば日にちにはこだわりません。

ということですから、どこか中間に現実的な落としどころがあるのだろう、と想像しまして、じっさい、大家さんたちはどう乗り切っているのかが知りたいところなんです。

>清文社などから出ている「賃貸オーナーのための確定申告ガイド」等の本を参考にしたらどうですか。

この本はポイントがよく整理されているとの印象だったので買い求めました。手元にありますが、ここで質問したことへの答えにあたる記述はありませんでした。私の疑問が些事だったのかもしれませんね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/03 20:54

ANo.2ですが、入金管理に関しては25日に自動送金されるよう店子に依頼をすればよいのではないでしょうか。



書籍に関しては、総収入金額に算入すべき金額のところを御確認下さい。
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この回答へのお礼

>書籍に関しては、総収入金額に算入すべき金額のところを御確認下さい。

あ、ほんとだ。12ページに書いてありました。
ごめんなさい。。

>25日に自動送金されるよう店子に依頼をすればよい

ごもっともです。
ただ、仲介してくれる不動産屋に「それが普通」という雰囲気を演出してもらうよう、手をまわしておく必要がありますね。自分が自動送金設定を要求されたら、ナンかイヤですし。

ご指導ありがとうございます。

お礼日時:2008/06/03 23:47

・家賃の売り上げはいつ発生するのか?


 →前月25日だろうか。毎月その日に払うという約束なんだし。
 →でも25日以前に振り込まれることもありますよね。

例えば4月分の家賃は4月30日に発生を認識します。3月25日に振り込まれても3月20日に振り込まれても発生は4月30日です。

・25日に払ってもらってなかったら、どうするのか?
 →毎月25日の期限に売上ができるとすれば、25日に借方売掛金65,000、貸方売上65,000で、払ってもらった日に借方現金65,000、貸方現金65,000でいいのかしら。

3月25日までに払うべき4月分の家賃が4月29日まで支払われなかったとしても、何もしません。

4月30日も払われなかった場合、初めて、

4月30日付で、
〔借方〕売掛金65,000/〔貸方〕売上高65,000

5月、あるいは6月に入って、やっと払われたら、
〔借方〕現金65,000/〔貸方〕売掛金65,000

・25日以前、例えば23日くらいに振り込まれてしまったら?
 →23日借方売上65,000、貸方現金65,000でよいかしら?あんがい、25日までは前受金とか預り金ですか?

3月23日に4月分の家賃が支払われたら、

3月23日付で、
〔借方〕現金65,000/〔貸方〕前受金65,000

4月30日付で、
〔借方〕前受金65,000/〔貸方〕売上高65,000

・そもそも、家賃6万が売上なのはいいとして、共益費名目で受け取っているお金は共益に遣わなきゃならんのだから、売上ちゃダメですよね?どう仕訳しますか?

共益費も売上高でいいです。
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この回答へのお礼

ほお。。

4月分の家賃がそれまでのいつ振り込まれようと、4月30日に発生を認識する、という話だと、とても気が楽でよいです。

店子さんが3月25日までに家賃を払う人か、数日遅れても必ず払うような人なら、時間のあるときに振込みを確認しておいて、やっぱ時間のあるときに4月30日付けで借方現金65,000/貸方売上65,000と、処理が定型的にできますんで、物件が複数あっても手間が代わりませんね。

ありがとうございます。

お礼日時:2008/06/03 20:04

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