あなたの習慣について教えてください!!

簿記2級を勉強しています。

棚卸減耗費は期末の帳簿上の商品の数が実際手元の数より少ないため、
貸方に繰越商品、借方に棚卸減耗費をもってくること。

商品評価損は仕入時の単価より、期末の時価が下がったため、
同じく貸方に繰越商品、借方に商品評価損をもってくること。

では、期末商品の実際の数が多い場合、また時価が高くなった場合はどのような処理になるのでしょうか。
実際の数が本当なので処理は同じかもしれないですが、
その場合も棚卸減耗費、商品評価損勘定を使用するのでしょうか。
それとも棚卸減耗費はまだ良いとして、時価が高い場合は商品評価益となるのでしょうか。

どなたか教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

期末商品の実際の数が多い場合というのは考えられません。


棚卸減耗はその名前の通り減耗時に切る勘定なので増える場合というのは原因は記帳ミスにあると思われます。
その場合は誤処理の訂正仕訳を切るだけとなり、棚卸減耗とは関係ない処理になります。

また時価が高くなった場合は原則何もしません。
商品は取得原価主義と言って取得原価で計上するのが原則だからです。
ただ、例外として低価法が認められていて商品低価損が計上されるのです。
なぜ商品低価評価損を期末に計上するかというと、売る時に(時価が下がっているため)定価で売ないため、売ったのにもかかわらず
損失が出るという少しおかしな処理になるのを防ぐためにこの処理をするのだと考えてください。
一言でいうと損失の早期計上です。


会計学の財務諸表論という理論を学ぶとこういった簿記の処理の裏づけを学ぶので
他にも疑問が湧いてきたりなど興味があれば一度学んでみるのもいいかと思います。
ただ、会計学はこの低価法も今年度からは原則処理になったりと変化があるので学ぶ時期によって変動する学問です。
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この回答へのお礼

御礼が遅くなり大変申し訳ございません。

とてもわかりやすい説明をありがとうございました。
理解できました!!

お礼日時:2008/07/12 11:56

>>期末商品の実際の数が多い場合


記帳ミスですから決算期間の仕入と売上の伝票類をチェックし修正するのが実務です。

>>また時価が高くなった場合
保守主義の原則から言えば、評価益を計上することはあり得ません。
ただ、商品ではなく有価証券などの場合は、、税法で評価益を計上するルールが定められています。

評価損や減耗損を計上する理由は、保守主義の原則から来ていると理解しています。
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この回答へのお礼

御礼が遅くなり大変申し訳ございません。

ありがとうございました!!

お礼日時:2008/07/12 11:52

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