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税務経理協会のワークブックをやっているのですが、棚卸減耗について棚卸減耗費ではなく棚卸減耗損とありました。
他のテキストでは棚卸減耗費とあるのですが、正式にはどちらが正解でしょうか?

あと、このワークブックは商業もやってるのですが問題によって仕訳の勘定科目が違ったり、他のテキストや過去問とは違うような解答(解説は全く無し)であったりと、かなりやり難さを感じてるのですが、この税務経理協会のワークブックもしくはテキストを過去・現在、使用された方いましたら感想など聞かせていただきたいです。
レベルの高い問題が多く満足はしてるんですが、解答と問題の誤がいくつかあったので信用してよいのか気になります(笑)

A 回答 (1件)

正式というのが何における正式なのか分からないのですが、日商簿記検定においてはどちらも正解です。



日商では許容勘定科目表を公表しており、現在ではA欄が棚卸減耗損でB欄が棚卸減耗費になっています。
これは平成23年度(第128回)からであり、それ以前はA欄とB欄が逆でした。
このときの改定の理由は「近年の出題実績を反映させたため」です。

このことはテキスト作成者も知っているので、最近は棚卸減耗損を使っている方が多いと思います。
いずれにしても、問題中に指示がなければどちらも正解になることは変わりません。

簿記では正解が複数あることがよくあります。
特に企業の内部で使用する勘定科目は企業が自由に設定できるものなので、勘定科目名はたくさんあります。
そのため許容勘定科目表を公表して一定レベルの統一を図っているのです。

日商向けに特化している書籍ならば、許容勘定科目表や過去の出題実績に合わせていると思います。
日商を受けるのなら出題区分表や許容勘定科目表はチェックしましょう。

なお、工業簿記では商業簿記ほど勘定科目名にこだわらないので、それほど気にしすぎる必要はないと思います。
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