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「生産高」とは、ある期間に、会社が生産をした量(ボリューム)を
金額に換算した量だと言うことはわかるのですが、具体的に、どういう
計算方法で求めるのが正しいのでしょうか?
 ○販売高+期末製品在庫-期首製品在庫
  →この計算では、製品を完成させた量の金額が計算できます
 ○販売高+期末製品在庫-期首製品在庫+期末仕掛品-期首仕掛品
  →この計算では、製品を完成させた量というよりは、製造途中の
   製品も生産高に反映される事になると思います。製造途中の
   ものも生産活動の結果ですので、ある意味生産高に反映される
   べきだとも思うのですが、どうなんでしょうか?

この辺りの計算について、詳しい方がおられましたら、ご教授いただ
けると有り難いです。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

製品アイテムを原単位として原価計算させれば生産高を金額表示できるのは理論としては可能です。

しかし、実際は受注生産だと同品種でもワンロットの内数が違うこともありますし、見込み生産でも稼動日数によって製品原価がぶれますし、歩留まりの問題もあります。人員数による場合とか作業者個人の出来高の個人差や、賃率も加給賃率とミックスされているケースもあります。
という理由から原価で表現するよりも売価で表現するほうが、金額決めについて管理しやすいので無難に思われます。ただ、学問としては生産高は原価で表示するのが原則となっています。
売価で表示する場合は完成品も売価、仕掛品も売価X進捗率で表示できます。ただし、この種の計算については一般的なものは存在しないと思いますよ。
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この回答へのお礼

貴重なご意見ありがとうございました。
ぜひ、参考にさせていただきたいと思います。

お礼日時:2008/07/31 14:30

残念ながら「生産高」を量でなく金額で表現するのはかなり難しいと思います。


>販売高+期末製品在庫-期首製品在庫+期末仕掛品-期首仕掛品
この方法だと売価と原価が入り混じるし、仕掛品の評価方法によっては出てくる金額についてあいまいさが残ります。
原単位が決められていて、且つ仕掛品の評価基準がしっかりしていれば生産高を金額で正確に表示できるとは思われます。
また、販売高を販売原価にして計算すれば精度は若干上がるかもしれませんね。しかし、その場合は今度は完成品(製品)在庫の評価方法が問題になってきます。「生産高」を金額で出すのは答えの永久にでない「円周率」みたいなものです。あるいは無理して出しても屁理屈をこねた独りよがりになりがちです。
ちなみに当社では(販売高+期末製品在庫-期首製品在庫+期末仕掛品-期首仕掛品)か、(製品原価X数量)を生産高と称しています。

この回答への補足

仰る意味わかります。金額に換算する上では、計算式にあてはめる
値が「売価」を基準にしているのか、「原価」を基準にしているか
統一しておかないと、計算結果が意味のない数字になってしまいま
すよね。更に仕掛品を計算式に含めたとして、売価を基準に考える
場合については、「仕掛品の売価」については、何らかの方法によ
り換算する必要性が出てきますね。そこまではよくわかります。
ところで、私の質問にもどりますが、「仕掛品の売価換算額」が
計算できるとするならば、生産高というのは、期間中に完成した
製品の量を金額(売価若しくは原価)ということではなく、
期間中に製造(製造途中の仕掛含む)した量を金額換算(売価
若しくは原価)したものという解釈が適切という考え方が一般的
なのでしょうか?

補足日時:2008/07/19 11:26
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