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ある実験で試料の内部細孔の水分量を減らすため、冷却乾燥機を使用してます。
その乾燥機の環境として、温度ー50度程度、真空度20~30Pa程度により乾燥しています。
この水分量を減らすための乾燥作用として、なぜ-50度程度で冷却し、真空度をこの値程度にするのかを、よろしければ教えてください。

A 回答 (2件)

↓は役に立ちませんか。


極低温に冷やすのはやはり自然に近い組織を残したいのでしょう。
すると蒸気圧が下がりますから超真空が必要なのでしょう。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA% …
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水分を凍らせて減圧することにより、昇華(氷から直接、水蒸気として蒸発)させています。

そうすることにいろいろメリットがありますが(#1さんのあげているフリーズドライ食品の利点があてはまります)、この場合は、内部細孔構造を壊さないようにではないでしょうか。水は表面張力が高いので、水のまま蒸発させると水の体積が減ったときに周りの物質を引っ張り、構造を崩してしまいます。
同じような目的で、水を二酸化炭素で置換して臨界点乾燥とか、表面張力の低い溶媒に置換して真空乾燥という方法もあります。

>温度ー50度程度、真空度20~30Pa程度により乾燥しています。

機械によって能力も違いますし、材料によって最適化するということはあると思いますが、基本的には必ずしもその条件でなければ凍結乾燥ができないということではないです。
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