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今日の授業で酢酸亜鉛二水和物を水に溶かして0.1M(モラー)の水溶液を作りました。ここで質問なのですが、この場合、酢酸亜鉛二水和物に加える水の量は二水和物の量を引いた量で宜しいのでしょうか?
宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

差し引いた量と言えば差し引いた量なんですが、


0.1mol/Lの水溶液を1L作る、と言われれば、結晶中の水を「差し引く」なという作業(計算)をしなくても、溶かして全量が1Lになればそれで良いのです。

この回答への補足

回答有難う御座います。
と言うことは、酢酸亜鉛二水和物水溶液の水がXモルだとすると、二水和物のモルも全体の水のモルに含まれているということですか?

補足日時:2008/07/29 22:31
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まずは溶液の濃度についてもっと知るべきです。



1Mというのは1Lの溶媒に1molの溶質が溶けている状態です。
つまり、1M=1mol/Lです。
次に、0.1Mの場合は1Lに0.1molなので0.1mol/lです。
実際に溶液を作る操作としては溶質を正確に量りとって少量の溶媒に溶かしそれをメスフラスコに移して溶媒を混合しながら加えていき最後に標線にあわせ混合するという順序です。

今回の場合は溶媒が水なので酢酸亜鉛二水和物に含まれていた水は溶かした後は溶媒としての水と区別できなくなります。
また、酢酸亜鉛二水和物を量り取るときに分子量は219.51で計算したはずでこれは水和物としての水も含んだ分子量です。
つまり、結晶水としての水まで考えて溶質を量り取っており、その中に含まれる水は溶媒と区別できなくなるうえに正確な容量になるまで水を加えていく操作なので、結晶水のモル数は考える必要がありません。

ただし結晶水を含まない溶質(今回の場合は酢酸亜鉛)を使う場合は血漿水分を含まない183.48を分子量として用いて計算しなくてはなりませんが、おそらく潮解性の問題で正確に量り取るのが困難になります。
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