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最近、疑問に思っている英語の質問を二つさせてください。

【一つ目】
一つ目は題名の
I have no words with which to thank you for holding the party for me.
という文の

word with which to thank

なのですが、なぜ"to"があるのでしょうか? 
with -> which -> to の語順のそれぞれの文法的役割がわからず困っています。whichは関係代名詞としても… with which に to がくっついてるのか… toの前に何か省略されてるのか … と考えてもわかりません。
アドバイスお願いします。

【二つ目】
発音に関する質問です。

hard day は 「ハードデイ」ではなく 「ハーデイ」と発音したり、
get down は 「ゲットダウン」ではなく「ゲッダウン」と発音したり、
英語では前の単語の語尾が破裂音(t,d,b,p,f,v)で終わり、その次の単語の語頭が同じ口の形の破裂音の場合、重なる発音を省略すると習いました。

ただ、
I've been waiting....
の I've been のように vとbの発音が連続でくると発音しにくくってたまりません。でもbとvでは口の形が違うので省略してはいけないと思ったのですが、省略してはいけないのでしょうか? アイビーンって言いたくて仕方無いのですが…  

アドバイスお願いします。

A 回答 (1件)

こんにちは。

昨年の4/16のご質問ではご丁寧なお礼のお返事を有難うございました。

ご質問1:
<なぜ"to"があるのでしょうか?>

先行詞の名詞no wordsにかかる形容詞句だからです。

1.この英文からwith whichをとってみると分かり易いでしょう。
I have no words to thank you for holding the party for me.
(直訳)「あなたに~を感謝するべき言葉がない」
→(意訳1)「~していただいてお礼の申しようもありません」
→(意訳2)「~していただいて何とお礼を言っていいのかわかりません」

2.このto不定詞は名詞wordsにかかる形容詞的用法として「~すべき言葉」「~するため言葉」の意味で使われているのが分かります。

3.ただ、この場合、no wordsをto以下に戻すと前置詞withが必要になります。
例:
thank you with words for~
「~に対して言葉で礼を言う」

4.Withを伴う名詞wordsがto不定詞の前に前置された時、このwithは後置前置詞として、この場所に残っていなくてはなりません。
例:
words to thank you with for~
「~に対して(それで)礼を言うべき言葉」

5.ご質問文は、その前置詞を名詞wordsのすぐ後におくことで、名詞との関係をwith wordsであることを強調する文になっています。With wordsのwordsが先行詞として反復するため、それをwhichという関係代名詞で置き換え、その名詞がそこにくることを暗示しているのです。

6.このwith whichは関係詞の働きをしながら、先行詞との関係を前予示する働きを兼ねている用法です。

7.訳し方、考え方は、上記1の形容詞的用法のto不定詞の例文と同じです。Whichを使わないで、withを後置することもできるのですが、with whichと前置することで、読み手・聞き手に言いたいことより伝わり易い文になっているのです。


ご質問2:
<vとbの発音が連続でくると発音しにくくってたまりません。~省略してはいけないのでしょうか? アイビーンって言いたくて仕方無いのですが>

省略して、アイビーンでいいんですよ。

1.正確にはアイヴィーンに近くなります。

2.確かに「v」の発音は日本語には存在しないので、区別のつきにくいところです。しかし、英語では明確に異なります。

3.「v」は上の歯と下唇の隙間から息を震わせてでる音で、半分無声音に聞えることもあります。

例えば、「v~~~~」(ヴー)と伸ばしても常に「V」の音は残りますが、「b~~~~」(ブー)と伸ばしてもBの発音はすぐ消え「ウ」の長母音だけが残ります。

4.ご質問のI’ve beenのように、v+bのつなぎになる場合は、発音は「v」の発音を流す感じで次の母音につなげていけばいいのです。

5.発音の仕方は、「v」(ヴ)を軽く発音した後、すぐに唇を軽く合わせる感じで「ヴィーン」と流せばいいのです。この「ヴィ」には「v(ヴ)」+「b(ブ)」が込められますが、最初にくる「v」の語感がやや強く残るか「b」の語感が強く残るかは、個人差があります。


以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

Parismadam様
本当に丁寧な説明をどうもありがとうございました。
ポイントをいくつかに分けていただいたこと、一つ一つの説明がわかりやすいことによってすんなり理解できました。
説明のうまさという点で 日本語としても勉強になりました。
ありがとうございます。
また 余談ですが、ひとつひとつの回答に対して冒頭に質問者さんへの挨拶をいれておられるのですね。 WEB上のコミュニケーションは顔を合わせず文章だけのやり取りなので関係が薄くなりがちですが、そんな中でも決して挨拶を欠かさず、人と人のつながりを大切にするParismadam様の姿勢に勉強させられました。
長くなりましたが、回答ありがとうございました。
 

お礼日時:2008/08/13 10:19

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