準・究極の選択

現在、翻訳の勉強をしているのですが、いまいち読解力に自信がありません。
それでお聞きしたいのですが、読解力を鍛えるのに、リスニングの能力は必要なのでしょうか?

確かに、リスニングの能力があれば、英検やTOEICでもかなり高いレベルでの
級やスコアも望めるし、実際のオーラル・コミュニケーションにも役立ちます。

しかし、今、僕が一番、自分に確信して持ちたい英語能力は、辞書さえあれば、専門用語の意味さえわかればどんな英文でも読みこなせる、という優れたリーディング能力です。

できれば、今はそれだけを優先して勉強していきたい、そんなやり方では駄目なのでしょうか?

僕は、大学時代からとにかくリスニング大の苦手で、中学生でも分るような簡単な英文でもリスニングになると全く理解できなかったり、と、何故か、リスニングには抵抗があり、勉強も思うようにいきませんでした。

今も、スクリーン・プレイのCDを聞いて、少しでも自分の興味を持てる教材を使って勉強してるのですが、正直、ストレスがたまります。

TOEICや英検の資格取得のためにも、リスニング能力は必須だとも考えているのですが、取りあえず、今、何より、リーディング能力を向上させ、将来翻訳業をこなしていけるだけの安心を自分につけたい、と、考えています。

英語学習には十人十色、実に様々な勉強方法があると思いますが、今回は、リーディング学習における、リスニング能力との相関性を踏まえての回答で、お答え願います。

A 回答 (6件)

リスニングとリーディングに相関があるかないかと言えば「ある」という答えになります。

が、リーディング力を高めるため(特に翻訳の仕事のため)にリスニングの練習に時間を割くというのはあまり得策とは思いません。
私自身、(プロではありませんが)いちおう翻訳でお金をもらったり、私の訳したものが書店に並んだりもしていますが、正直言ってリスニングは苦手です。ネイティブ同士のナチュラルスピードの会話などはほとんどわかりません。
ですので、あなたが翻訳という目標を立てられたのなら、ひたすら読解力を伸ばす方向に集中した方が良いと思います。
それと、翻訳に必要なのは、英語力と同時に「日本語力」であることもお忘れなく。いくら内容が正確でも、下手な訳文を読まされるのはそれだけで苦痛ですから。どんな分野の翻訳をされるにしても、日本人の書いた小説やエッセイをたくさん読んで日本語力を高めておいてくださいね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。実際に、翻訳のお仕事をされた、実務経験者の方からご意見を頂けるとは、光栄であると同時に、何だか恐縮していまいますね。

プロの翻訳家の方でも、リスニングは大いに苦手、という方の話をよく聞きます。
しかし、それでも、翻訳を生業とされてる方は、読解力に物凄いセンスをもっておられるのだろうな、くらいには思っていました。

なるほど、やはり、リーディグは徹底したリーディングでですか・・・。
これまでのご回答の方の中で、リスニングの訓練も併用しての勉強の効果的、といいう意見も多数みられましたが、将来的に、リーディングに重点を置いた取り組みが重要になっていくと予測される僕には、リーディングに絞った学習のほうが都合がいいみたいですね。

そういうわけで、これからは、ひたすら、英文と毎日格闘していこうと思います。

同時に、日本語力の強化のための読書と、とにかく、和語、英語と、読書尽くしの勉強の方に切り替えてみるつもりです。

これで、当面、リスニングに対するコンプレックスや余計な気負いをしなくてすみそうです。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2002/12/25 00:16

逆じゃあないですか?


リスニング力強化にリーデイング力の強化も必要。
これは音は聞き取れるけど意味が分からないばあいですけど・・・。
音が聞き取れないのは問題外ですけど。

リーデイングは文を読んでいく上で、いろんな可能性のある意味の中から正しい訳を頭のなかでつくっていくことですよね。そうです、読みながら修正しつつ訳を作っていく訳ですよね。それはそのままリスニング力につながります。
読解の遅い人はリスニングはできないことになります。

読解力の強化はリーデイングの練習のみでも上がるはずです。

しかし別の意味でリスニングの効果があります。
書いてある文章を訳すのは何度でもその文を見返すことができますが、リスニングは1度きりなので頭の中に記憶しておかなければなりません。
英文を一瞬頭に蓄える作業というのも重要です。英文を訳す時に一度ぱっと英文をみて英文を隠して訳す練習をすればいいとおもいますよ。
中学レベルの英文でもなかなか難しい。
複雑な文では返り読みができなくなりますし。リーデイング力はあがるでしょうね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
今まで、全くなかった発想ですね。リーデイング力を伸ばして、リスニング力を伸ばすんですか・・・。なかなか面白ご意見かと思います。

そう言われてみれば、いくら英語を聞き取れても、それを理解するのは、やはり、英文の読解力を十分に伴っていますね。

難しい英文のリスニングほど、それがそうだと、いえるような気がします。

お礼日時:2002/12/24 23:55

言語の本質はまず第一に音声です。


とりわけ英語の場合、表音文字を使いますので、
文字と意味が、直接結びつくものではなく、
文字から音声、音声から意味への変換は重要です。

しかし、要は「音声から意味への変換」ができればよいのです。
読解に限定して言えば、
英語を『英語の音』で聞き取ったり、話したりできなくとも、
『バリバリの日本語なまりの音』で
文字から音声、音声から意味へ変換できれば良いのです。


音声は日本語なまりで構いませんが、
英語の単語の意味を日本語の単語の意味と1対1で結び付けることなく、
あくまで英語は英語として理解することが前提です。

>今、僕が一番、自分に確信して持ちたい英語能力は、
>辞書さえあれば、専門用語の意味さえわかればどんな英文でも読みこなせる、
>という優れたリーディング能力です。

この目的からすれば、リーディングに集中して良いと思います。
いくらリスニングができても、それだけでは絶対リーディングはできませんし、
逆にいくらリーディングができても、それだけでは絶対リスニングはできません。
リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングにはそれぞれ
特有のスキルが必要ですので、
リーディングを伸ばすには、リーディングを伸ばすための、
リスニングを伸ばすには、リスニングを伸ばすための、
スピーキングを伸ばすには、スピーキングを伸ばすための、
ライティングを伸ばすには、ライティングを伸ばすための、
訓練が不可欠です。

最後に、

>今も、スクリーン・プレイのCDを聞いて、
>少しでも自分の興味を持てる教材を使って勉強してるのですが、
>正直、ストレスがたまります。

これはリスニングに限らず、リーディングでも言えることですが、
ストレスになるほど難しいことをするよりも、
自分のレベルに合わせて訓練したほうが身に付きやすいです。

先ほど言いましたように、
リスニングとリーディングには別々のスキルが必要ですので、
当然リスニングとリーディングでは用いる教材のレベルが異なります。

リスニングが大の苦手ということでしたら、
最初は中学生用のリスニング教材でも構いません。
ただ文章の意味が内容的に簡単すぎてつまらないようであれば、
少しレベルを上げてしまっても良いでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
昔、大学時代の同級生に、言語は、読む、書く、話す、聴く、の総合的な学習が必要で、その一つ一つの要素を個々に勉強しても駄目、みたいなことを言われたことがありました。

ですから、今回のartist0さんの意見はある意味斬新な意見だと思いました。

それから、別の参考書では、ある程度自分のレベルより高い教材を使って勉強しないと、英語力は伸びない、ということで、最近、リスングではCNNの放送を聞いたりしましたが、内容が全く理解できず、5分ともたずして眠くなったりしてました。やはり、勉強は極端な背伸びでやったつもりになってるだけでは、絶対に、伸びが期待できないと、改めて思いました。

リーデイングの方の教材も、自分のレベルをもう一度見直し、再度、検討したりしてみようと思います。

お礼日時:2002/12/24 23:43

某大手予備校の模試データによると、(高校生の話ですが)1年次にリスニング能力が高かった集団は、その後の指導によっては2年次から3年次にかけて読解力が劇的に伸びているそうです。

逆に1年次にリスニング能力が低かった集団はその後の指導でもリスニング能力の高かった集団ほどは読解力の伸びは見られなかったそうです。一般的に英語教育においてもそういったことが脚光を浴び始め音を重視する指導がどんどん取り入れられていると聞いています。ですから、大いに相関関係はあると思います。

「英語リーディング論」金谷憲(河源社)でも、読解のプロセスがかれていますが、リーディング能力と読んだ文字が即座に音韻化できる力の相関関係の高さを指摘されていたはずです。英語の場合は日本語の漢字と違い文字では意味を表しません。ですから、いったんまとまった音にしないと意味にならないのです。すなわち、リスニング能力云々よりもリスニングや音読を繰り返しているうちに文字→音、音→意味の処理のスピードアップを図ることによって読解力の養成がはかられるものだと思いますが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
そう言われれば、確かに・・・という気もしますね。
英文を読むときに、はっきりと、目で文字の羅列として識別するより、単語を音ととらえた方が、脳にも意識的に働きかけられる、という気がしますね。

ですから、全く、相関性はないとは思ってせん。

ただ、それでも、リーディング学習のみで英の読解力を上げられたら、僕にとっては好都合かと、思い、それで今回の質問を提示させていただいたわけです。

でも、まあ、時間が許せば、リスニングの方も是非、磨いてみたいですね。

お礼日時:2002/12/24 23:29

私は、1年半前までTOEIC290点でしたが、1年間英語を勉強し、現在イギリスの大学院に通っている者です。



リスニングとリーディングは全然関係ありません。リーディングが物凄く出来るけどリスニングが全然ダメな人は沢山います。(リスニングは慣れが必要。)

リーディングの能力を上げるためにはリーディングに集中してください。リスニングは関係ありません。
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この回答へのお礼

大学時代、英語を専攻するものとして、自分のTOEICのスコアの低さには、かなりのコンプレックスを持っていましたが、Nori-UKさんのような方の御話を聞いていると、それが全てではない、という気になってきました。

そして、自信もを持って、「リーディングの能力を上げるためにはリーディングに集中」という意見を抱き、何だかほっとしました。

フリーターをしながらの独学なので、割ける時間には限りもあり、あれこれ、なかなか手を回せないのが正直なところです。

ですから、時間の節約、という意味でも、リーディングだけに絞って学習効果を期待できるという意見は大変ありがたいですね。

お礼日時:2002/12/24 23:22

こんな人がいます、↓。



参考URL:http://village.infoweb.ne.jp/~fwif2034/
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
英語学習に携わる上でも、実に興味深いサイトのリンクだったので、いろいろと
興味をもてることと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2002/12/24 23:14

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