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室内で食用のハーブを育てたいと思います。
カルセラというセラミックの土があるときいたのですが、食用のハーブを育てるのに、カルセラという土を使うことは、安全面で大丈夫でしょうか。

また、ガーデニングが初めてなのですが、比較的簡単に育てることができるお勧めのハーブがあれば教えてください。

A 回答 (2件)

こんにちは。

その土は知らないのですが、検索してみますと花だけではなく、野菜やハーブ類を育てていらっしゃる方が沢山いらっしゃるようですので、野菜ができたらハーブも簡単です(野菜よりハーブの方が簡単なので)。ただ色々沢山作りたい方にはこの値段は割高なのが唯一の欠点だと思います。普通培養土は14リットルぐらいで大体400円ぐらい(もっと高いのもありますが、大体私はこれぐらいのを使っています)。プランターなら2鉢は十分、5号鉢ぐらいなら10鉢以上は出来ると思います。1リットルですので5号鉢なら1鉢分強ぐらい、何回も使えるとはいえ初期投資が結構高くなりそうです。ですが1鉢か2鉢ぐらいで楽しみたいと思われるなら構わないと思います。
http://www.culcera.com/culcera/culcera.html
 室内でハーブ栽培ですが、ハーブは大抵地中海性気候で、暖かく乾燥した所、日光がさんさんと当たる所を好みます。正直地植えで料理に使えるようなハーブなら今から地上部が枯れる物が多くなるのが現状です。その中でも室内である程度丈夫で、料理にも使える物は以下のものがお勧めです。
●タイム・・・シソ科常緑低木
 煮込み料理などの臭い消しにローリエと一緒に使ったり出来ます。寒さは比較的強いですが、夏の蒸れで茶色になって枯れてしまうことがありますので、ある程度大きくなったら梅雨入り前に半分ぐらい切り詰める事が必要です。苗が売られています。
http://yasashi.info/ta_00002.htm
●オレガノ・・・シソ科多年草
 パスタやピザに活躍します。タイムと同じで蒸れには弱いので、梅雨前に刈り込む事が必要です。苗が売られています。
http://yasashi.info/o_00016.htm
●チャイブ・・・ユリ科多年草
 アサツキに似ていますが、葱坊主がピンクなのが特徴です。寒さで地上部が枯れる事がありますが、大変丈夫ですので中で生きています。枯らさないようにして下さい。苗が売られています。
http://yasashi.info/ti_00002.htm
●パセリ・・・セリ科二年草
 イタリアンパセリにするとよりハーブっぽい感じがします(普通のパセリよりも柔らかい葉っぱで、食べてもクセが少ない)。パセリのように使ったり、ローリエとタイムと一緒にブーケガルニに使います。二年草ですので、再来年には枯れますが長く楽しめます。
http://yasashi.info/ha_00010.htm←普通のパセリですが一緒です。
●ミント・・・シソ科多年草
 おそらく最も丈夫で強健なハーブです。少々日当たりが悪くても育ちますので、数鉢窓辺に置くなら一番条件が悪い所に置いて下さい。夏場蒸れる事もありますが、そんな事では枯れません。見栄えが悪くなるので梅雨入り前に茂っていたら半分ぐらい切り詰めてください。切るだけで爽やかな香りが広がります。切った茎はバスやティーに使えますが、水栽培で楽しめますので、お風呂やトイレにコップに挿して楽しめます。寄せ植えをしない事(他の植物を負かすので)、別のミントを一緒に植えない事(雑種化します)がポイントです。非常に成長が早いので1年に1度は植え替えの必要があります。苗が売られています。
http://yasashi.info/mi_00003.htm
●ロケット(ルッコラ)・・・アブラナ科一年草
 苗でもハーブショップなどで売られていますが、種が簡単ですので種から育てたほうが簡単です。そうするとプランターが必要ですので、普通の培養土でベランダなどで育てた方が安上がりです。ゴマのピリッとした風味でホウレン草よりもクセがなく、サラダ、おひたしなどで活躍します。花を咲かさないように、花芽をコマメに摘むと長持ちします。花も食べられます。種は100均などでも売られているぐらい代表的なハーブです。
http://yasashi.info/ru_00007.htm
●ローズマリー・・・シソ科常緑低木
 お菓子やバス、料理(鶏肉の香草焼とか)、リースなど幅広く使えるハーブの代表選手です。花が咲き長年楽しめますが、やはり他のハーブと同じで蒸れに弱いので、梅雨前に少しカットして中を透かしてあげてください(タイムと同じで茶色になって枯れる事があります)。乾燥気味を好みますので、水やりは控えめに。また成長が早いので1年に1度は植え替えの必要があります。
http://yasashi.info/ro_00002.htm←これは花が咲いていませんが、ピンクや紫の花が咲きます。地味ですが(^_^;)。
●カモミール・・・キク科1年草、多年草
 今あるかどうか分かりませんが、種まきは今が適期です。我が家でもこぼれダネで既にカモミールの芽が出ています。ハーブティーとしてクセのない飲み口で楽しめます。日当たりさえよければ丈夫に育ちます。ローマンとジャーマンの2種類があり(他にもダイヤーズなどありますが)、ジャーマンはよく雑貨屋さんなんかでもキットが売られているポピュラーなタイプ、丈が高くなり丈夫ですが1年草です。ローマンは丈が低く、成長が遅いですが多年草です。どちらも育てていますがジャーマンの方が育てやすいです。種と苗どちらでも簡単です。
 今なら大体こんな感じです。春のハーブの季節になるとバジルやナスタチウム、シソなども加わってきますので、そちらも御検討下さい。またフェンネル、ディル、レモングラス、ヤロウ、ベルガモット、セージ類は簡単ですがものすごく大きくなりますので、鉢植えには向いていません。
 ハーブを育てるコツは
(1)乾燥気味に育てる。普通の培養土の場合は鉢土が乾燥して、更に2日ぐらいおいてもOK。やる時はタップリと。
(2)肥料はなし。ある程度いじめて下さい。ヌクヌクと育てると風味が薄れます。
(3)日当たりが良い所。ただし夏の西日は避ける。前述の通りそこまで暑さに強い訳ではありませんので、多年草の場合夏になると場所を考えてください。
(4)多湿に注意。何度も書く事になりますが、蒸れると見栄えが悪く、最悪茶色になって枯れます。タイムやローズマリーは注意して下さい。刈り取った物は料理などに使いましょう。またタイムはコップに水を入れて挿しておくだけで増やせます。

 ご参考までにm(__)m。
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この回答へのお礼

大変詳しい解説によるご回答を頂きありがとうございました。
参考にさせて頂きます。

お礼日時:2008/10/06 12:35

>カルセラというセラミックの土


使用経験なし。回答不能。
私が過去にやったのは、素焼きの植木蜂の破片を適当な水の漏らない容器、たとえば、使わなくなったボールとか、にいれて、粉末のパイポネックスという化学肥料を規定倍数に薄めて、一週間に一回全部の水を交換。
素焼きばちの上に買ってきた苗を置いて放置。

ただ、大きくはなりません。日照が不足していますから。
記憶違いがある・地域によって大きく変化するので、水耕栽培関係を調べてください。セラミック製土の代用品、というと、水耕栽培用のシリカ(高炉スラグ)しか知りませんから。高炉スラグを使っているというはなしを聞いて、素焼き蜂の破片でやってみたらたまたまうまくいった例ですから。
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この回答へのお礼

ご回答頂きありがとうございました。

お礼日時:2008/10/15 14:10

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