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自宅を建替え中です。

計画中に所有地にある電柱を前面の私道に移設することは可能かどうか電力会社に聞いた所、近隣の人々や私有地の所有者の了解を得られたので可能だとの返事だったので
電柱を移設することを前提とした間取りにし、9月に着工しました。
ところが10月末になり、突然私道の所有者が移設を拒否したとの連絡があり慌てています。

先日電力会社の担当者から話を聞いたのですが、詳しい理由はわからないので何とも言えない、できれば後は当事者同士で何とかして欲しいとのことでした。
当初、移設が可能かどうか関係者と交渉するとの連絡があった際に、私道の所有者の方に一言ご挨拶でもと思ったのですが(所有者の方は遠方にお住まいです)
電力会社の方に任せて欲しいとのことだったので、今さら・・・という感じですが、とりあえずと思い所有者の方に電話してみたのですが、話を全く聞いてもらえません。
こちらが何か一言発すると一方的にまくし立ててくるので全く会話できない状態で、こちらの話を聞く気はお持ちではないようなのです。

できるだけ誠意を持って交渉したい、できれば一度直接会ってお話できれば、と思うのですが。。。長期戦になりそうな模様です。

長々と書いてしまいましたが、このようなケースの場合、何かいい解決方法はありますでしょうか?
経験者の方のお話、何か交渉に関するアドバイスなど聞かせて頂けたら幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

難しい問題ですが、質問者さんのように常に誠意を持って接することは大切なことだと思います。


同時に、どこで交渉を諦めるか、別の方法を検討せざるを得ない可能性についても踏まえておいた方がよいと思います。
相手の要求が正当なものか、理不尽なものかの判断は、交渉時ではなくそれ以前にある程度準備しておくことが大切です。

私道所有者の転身について
例えば、電力会社と私道所有者の間で問題がこじれた場合、私道所有者には質問者さんが電力会社側の人間と映りますので、感情的に接してしまう場合があります。
又、夫婦で考え方が違う場合、理解ある旦那さんがある日突然転身してしまい、以後話を聞いてくれなくなる場合もあります。
転身の理由にはこのようなケースがあります。

私道を所有する人の気持ち
私道にはいろいろありますが、所有者の知らない間に市が勝手に道路認定している場合があります。
特に自分はその道路を使用しておらず利益もない場合、他人が自由に使うことに対して妬ましい感情を抱くのは特殊なこととは思いません。
私道所有者の立場を考えると、自分の住んでいない地域の私道を所有し続けることなんて何のメリットもないのです。
交渉にはこの部分の理解が大切です。
逆に、使いもしない道路を悪意を持って所有し続ける人も中にはいます。
私道所有者の人間性については、ひたすら低姿勢ではなく、慎重に見極める冷静さも必要です。

電力会社の立場
電力会社が電柱移設などで私有地を使用する場合、土地所有者の承諾を得る規定になっています。
しかし、土地所有者との交渉は本来電力会社の仕事ではありません。
所有者がだめだと言えば、電力会社はそれ以上のことは出来ません。

法律の考え方
電気のための私有地使用について明確な規定はありませんが、似た法律を類推適用することになっており、これを拠り所にすることが出来ます。
これは他人の所有地を使用しなければ電気を引くことが出来ない場合に認めるというものです。
質問者さんの場合は、質問者さんの都合により移設を希望するものですから、法的な解決方法に望みを託すことはできません。

こういったことを踏まえ、引き続き誠意を持って交渉に臨むことになります。

相手が何かに怒っているのなら、立場的に弱い質問者さんはその話をひたすら聞いた方がいいです。
難しい交渉でも、少しずつ心を開いてくれる場合があります。
一通り話を聞いたら、最初に電力会社から承諾を得ましたとの話を聞いた上で設計に取り掛り、どうにもならない今の現状を正直に話して構いません。
電力会社の不手際による誤解が判明した場合には、まず質問者さんがお詫びします。
設計事務所と設計変更の可能性などについてお話をされたのなら、設計変更の難しさについても正直に話して構いません。
質問者さんの人間性は電話ではなかなか伝わりませんから、出来れば遠方であっても直接会った方が話はしやすいかと思います。

同時に別の解決方法を検討される場合、その私道を日常的に使用するのが質問者さんだけならば、その土地の購入を検討するのも一つの方法です。
おかしな人に売られても後々面倒です。
移設場所について、問題の私道しか無理なのかどうかの検討もしてください。
いろいろな検討をしつつ、こうした別の解決方法の模索は最初から正直に話さない方が良いと思います。

相手がいいと言わなければ進まない話ですから、諦めるタイミングについても検討する必要があります。
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この回答へのお礼

丁寧なアドバイスをありがとうございました。
納得することばかりです。。。

色々と考えましたが、敷地の外への移設はあきらめようと思います。
実は電話をした際、先方が話を全く聞かないことに苛立った家人が声を荒げてしまったのです(涙)
慌てて電話をかわったのですが、その時にはもう私達は「勝手になんの断りもなく電柱の移設を決め、突然電話してきて大きな声を出す」礼儀知らずになっていました。
当然のことですね。。。

所有者の方がおっしゃった反対される理由は、No.1の方のお礼に書いた通りです。
加えてその方の弟さんがおそらくはかなり反対されているようです(推測の域を出ませんが、話の中に弟が..と何回かおっしゃっていたので)
電力会社は2回先方を訪問しているのですが、1回目(この時はOKの返事でした)と2回目の間が約3ヶ月あいていますので、その間に弟さんと話をし現地を見て反対する気になられたのでしょうね。

もしよろしければ、再度アドバイスいただけるでしょうか。

仰るように電話ではおそらく同じことの繰り返しになるかと思いますので、あちらと直接お会いしてまずは不快な思いをさせてしまったことを謝り、できれば定期的にご挨拶に伺えるようになれればと思っています。
その上で、電柱を建てても資材運搬の際の邪魔にはならないことをできれば伝えたいと思っています。

また、電力会社とも再度交渉してみようと思っています。
今回の件に関しては所有者の方のせいばかりとも言えないと思うのです。
1回目と2回目の訪問の間が3ヶ月あいているのがおそらくは最大の原因ですし、何故こんな事態がおきるような中途半端な状況でこちらに移設OKの返事をしてきたのか。
移設が無理ということなら、こちらにもやりようはあったのですから。

現在は以上の様に考えております。
何かアドバイスなどありましたら、お願い致します。
よろしくお願いします。

お礼日時:2008/11/16 01:58

kuwagata2です。


対等な立場になく、法的根拠もなく、相手に利益のない状況において、相手の好意的な承諾を求める過程で逆ギレは致命的でしたね。

不快な思いをさせてしまったことに対するお詫びについては、質問者さんの誠実な人柄が見えます。
定期的に挨拶に行くことができれば、人間関係も築けそうですね。
弟が口を出す状況が推測され、私道所有者に決定権がなさそうですから、まずはお詫びと移設の話を区別しておいた方がよいと思います。
逆ギレを許してもらう前に移設の話は無しです。

また、資材運搬の邪魔にはなりませんといった説明は、不適切ですので注意してください。
なぜ邪魔にならないのかその理由と併せてする必要があります。
「自分の敷地内では邪魔なんですが、道路に移設しても邪魔になりません」なんて話では、さらに怒らせてしまいます。

電力会社と再度交渉する予定とのことですが、最初の回答に書いたとおり、電力会社に対して私道への移設について交渉するような事柄は何もありません。
私道所有者への交渉は、移設希望者がするべきことなんです。
電力会社は私道所有者へ交渉する権利も責任も義務もありません。
つまり電力会社に文句を言っても、問題が進展することはありえないのです。

こうしたわだかまりは、そう簡単にすっきりさせることは出来ません。
相手にとっても、気持ちの整理に長い時間を必要とすることが多いです。
あわてずに、ゆっくりと機会を待つのも方法だと思います。
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この回答へのお礼

移設がダメになるかもしれないと最初に聞いた時は動転して頭に血がのぼってしまいましたが、今現在はなんだか吹っ切れています。
これもアドバイスを下さったお2人方のおかげです。
この場を借りてお2人に御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。


kuwagata2さん、度重なる丁寧なアドバイス、本当にありがとうございました。
電力会社との交渉は、所有敷地内のあまり邪魔にならない場所への電柱の移設に関することと、今回のことに関して、賠償ではないですけれどもなんらかの責任をとってもらえるのかどうかに関してです。
おかしな書き方をしてしまいましたね、申し訳ありませんでした。。。
最初の説明では現在の場所から敷地内の邪魔にならない場所への電柱の移動は技術的に難しいということだったので、敷地の外へ出すという話が持ち上がったのですが、電力会社の言う「技術的なこと」も二転三転しているので問い詰めてみようと思っています。

所有者の方とはとりあえず少しでも関係が良くなれば、と思っています。
おっしゃるとおり、あわてて事を急いてはまた同じことの繰り返しになってしまうでしょうね。
今回のことに関しては少なからずこちらにも落ち度はあります、そのことをいつも頭にいれていこうと思います。

本当にありがとうございました。
また何かありましたら、アドバイスお願い致します。

お礼日時:2008/11/17 23:26

仕事に関係する上での聞いた話からになりますが、


この話を整理すると、
《当初ご自身の敷地内にあった電柱を他人の所有地に移そうとした》
ということが発端ですよね。
建物計画上で、上記ありきだと大変よろしくない。なにせ、相手に相談をしなかったのでしょう。

解決策は、行き着くところは、「金銭」かもしれませんが、
東電?との話で、民地-民地の移設には工事費が伴う。とか内容は詰めました。?
年間の地代(電力会社が支払う)は1000円/本程度(だったか。?)ですが、これじゃあね。
最初が肝心でしたね。他の回答者には、法等の解決策を指南くださる方も多いと
考えますが、相手の言い分を気が済むまで言わせて、それを聞くことが第一かと思います。
ダメなら、電力会社に支線などの計算をしてもらってご自身の敷地内の
「ここならいいや」という場所に電柱を移設するか、
若しくは、電柱移設に協力くださる他の方と相談するか、(これも電柱の支線など検討が必要)でしょう。
ですが、他人の協力は期待できないと思います。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。

仰る通り、最初に直接先方にきちんとご挨拶をするべきだったなと反省しきりです。
私道に関するトラブル、こうなって初めてネットで少し調べてみたんですが、やはり相当数あるようで。。。甘く見過ぎていました。
加えて家人が最初に電話した際、話を聞かないことに苛立ち声を荒げてしまったのです。
慌てて電話を変わったのですが、その時点でもう先方の態度がより頑なになってしまっていました(当たり前ですね)

色々と考えましたが、敷地の外への移設はあきらめ、もう少し邪魔にならない位置への移設に変更しようと思っています。
狭い駐車場がより狭くなってしまうのですが。。。

反対の理由ですが、電柱の移設費用は無料なので費用面ではなく、少し先にあるその方が所有の土地(現在は駐車場です)に
何か建設する際の資材運搬にその電柱が邪魔になるだろうとのことでした。
おそらく、その方のご自宅付近は車1台がやっと通れる道幅だそうなので、過去にそのような経験をなさったのではないでしょうか。
確かに一見邪魔になりそうな場所ではあるのですが、関係者によるとそれはないとのことですのでそれだけでもなんとか伝えられれば。。。と思っています。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/11/16 01:16

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