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No.5
- 回答日時:
コナン ドイルはスコットランド生まれですが。
アイルランド系二世だったと思います。彼の ホームズ物は面白いのですが、取っ付きは結構難しいですよ。最近の英語とは感じが結構違います。アドバイスありがとうございます。
ドイルはアイルランドと関係のある人だったのですね。
英国ではアイルランドの出身者というのは支配階級に入ることはできるのだろうかということがちょっと気になりました。
ホームズは邦訳で数作品楽しく読みましたが、英語原典は難しいのですか。。。
でももしそういった英語に親しめたならばヴィクトリア期の英国を文章から感じることができるのかなあと思うと楽しみです。
ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
戯曲に興味があるなら、George Bernard Shaw はどうですか?かれはアイルランド出身の作家、戯曲家です。
勿論「アイルランド」とは言ってもアイルランド語自体は Gaelic で英語を母国語とする人には通じませんから、書かれているのは英語です。もしbookcatさんがショーの戯曲を読んだ事がなくても絶対に知っている話はあると思います。彼の Pygmalion は My Fair Lady の原作です。その他にも彼の Candida, Arms and the Man (chocolate cream soldier!), You Never Can Tell, etc. は有名です。戯曲の場合、ト書きを除けば会話になるので読み易いですよね。わたしはミステリー、法廷物、医学ミステリーの他に恐怖小説もよく読みますが、特に Gothic horror が好きですから、勿論 Dracula も読みました。英国作家にも恐怖小説を書いた人が多いのはご存知かと思います。ホームズで有名な Conan Doyle、「宝島」の作者、Robert Louis Stevenson もオカルトに興味を持ち、後者は Thrawn Janet というオカルトの短編を母国語のスコットランドの方言で書いています。これは英語を母国語とする人でも分からないので、本の後ろに glossary がありますが、スコットランドの方言は古代英語に近く(事実「子供、赤ん坊」を意味する bairn は古代英語そのものです)ゲルマン系のルーツがよく分かります。これを現代英語に「訳した」ものもインターネットで読めます。またこれはノベラですが、Arthur Machen の The Great God Pan も興味深く読んだ話です。これは「神を冒涜する」と英国では当初発禁になったらしいですが、人間の高慢さ、浅はかさを含め哲学的にも考えさせられる面があります。アメリカ側では、H. P. Lovecraft はカルト的な人気があります。若くして亡くなったニューイングランド出身の作者ですが、英国好きで、jail も英国式に gaol と綴っています。彼の The Dunwich Horror, History of the Necronomicon, The Call of Cthulhu 等有名な短編ホラーを書いています。
でも英語の勉強中との事なので、あまり最初から無理しないで楽しく読める物がみつかるといいですね。
miknnikさん、再びありがとうございます★
あ、マイフェアレディは映画を見たことがあります。べらんめえな言葉遣いを品のある言葉遣いに改めさせたという点からも興味深そうです。
バーナード・ショウってアイルランドの人だったのですね。それにしても19世紀から20世紀にかけてアイルランドは多くの文人を輩出したみたいで、ある時期のある地域で多彩な才能を生み出すという現象はとても興味深いです。アイルランドに関しては村上春樹氏の『もし僕らのことばがウィスキーであったなら 』と映画『ヴェロニカ・ゲリン』に接してからはぜひいつか行ってみたい憧れの国となっていました。
昨日、ネットで拾ってきたオースティンの『エマ』の朗読を聴いていて、もちろんさっぱり判らなかったのですが、なんとなく楽しくて原文を読みながら朗読を繰り返し聴いたらそれはそれで何がしかの力がつきそうな気がしてきました。気のせいかもしれませんが^^
うーん、挙げて下さっている書名を見ているだけでもわくわくしております。どうにかこうにか原文を読める力をつけていけたらなあと願わずにはいられません。
たびたびありがとうございます。

No.3
- 回答日時:
格調高い英文に触れたいとのことで、もう既に読んでおられのなら別ですが、英語を読んで日本語の浮上してくる前にその意味をとる”ことを志向した「英文解釈考」佐々木高政著を、まず読まれることをお薦めします。
大学受験参考書の棚にあることが多いのですが単なる受験参考書のレベルではありません。同書冒頭の「はしがき」を是非読んでみてください。”格調高い”日本語が読み取れます。次に、お薦めの英文書の例を示します:
1. Charles Dickens著 The Christmas Books Volume1 "A Christmas Carol/The Chime(PENGUIN BOOKS)
2. James Joyce著 ”Dubliners" (PENGUIN BOOKS)
3. Bram Stoker著 ”Dracula"
4. Tennessee Williams著 ”The Glass Menagerie" (PNGUIN BOOKS)
5. T.S.Eliot著 "The Cocktail Party: A Comedy "(Harvest Book)
1番目は、児童向けの有名な”クリスマス・キャロル”ですが、実際に読んでみると、豊富なボキャブラリーが駆使されていてきちんと辞書を引くと書き込みで各頁が黒くなりました。
2番目は、ダブリン市民のスケッチで各々短編なので読み易いです。1と2には、読み上げた(カセット版)ものがあります。
3番目は、ヴァンパイア物の嚆矢となるもので、日記体の表現が特徴です。4番目は、米国の劇作クラシックで、コレクションするガラス製の動物のようにはかなく、もろいヒロイン、ローラのイメージが印象的です。5番目は、コメディと銘打たれた舞台劇の脚本ですが、中身的には含蓄が深く、応接間でのカクテルパーティが進む間に、舞台の外で事態が進行しているというものです。英文自体はセリフなので比較的易しいと思います。福田恒存の翻訳があります(創元社刊)。
参考URL:http://www.literature.org/authors/stoker-bram/dr …
回答コメントありがとうございます。
「英文解釈考」、書店で探してみます。
文法勉強用に「フォレスト」というものを購入していて、今はそれをちびちび読み始めたところです。
当方の英語力は、英検3級に毛が生えた程度です。
アイルランドの作家をあげて下さっている気配りがありがたく参考になります。
オーディオブックはぜひ手に入れてみたいです。極端なことを言ったらまずは発音さえ叩き込んで本を一冊丸暗記できたらというかつての漢文教育のような勉強の仕方も考えてもいます。
ストーカーのドラキュラ!
アン・ライスのヴァンパイア・レスタトを読んでから古きよき(?)ゴシック・ホラーにも興味がわいていました。
挙げて下さった本とその簡潔な解説をたいへん楽しく拝読しました。
もっと早くに英語の学習を始めていれば良かったという後悔と同時に、三年前に読書をはじめておいて良かったという思いがわきました。
本を読んでいて、外国文学に興味がもてるようになるとどうしても原典に触れてみたくなってしまうようです。
ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
児童文学にも興味がおありなら、小さな子供から大人にも親しまれているものに、A. A. Milne の、Winnie-the-Pooh のシリーズがありますよね。
J. M. Barrie の ピーター.パンは、ステージ、ディズニー映画で子供の話と思いがちですが、元々は大人のためのファンタジーとして書かれたものだそうです。Rudyard Kipling の、The Jungle Book シリーズでは道徳観が重んじられていることから、ボーイスカウト、カブスカウトでも勧められる読み物です。アメリカ側では、E. B. White の Charlotte's Web がまず頭に浮かびます。1952年出版ですから、20世紀半ばギリギリぐらいですが。豚と蜘蛛という奇妙なペアの間に芽生えた友情、死による別れは年齢を問わず、読者の心を打つ話です。これはアメリカの小学校低学年のクラスでよく紹介されます。もう少し年上の読者のための juvenile literature でしたら、Harper Lee の To Kill a Mockingbird はいかがでしょうか。これはアメリカの高校の English Lit の定番です。グレゴリー.ペック主演で映画も作られ、映画も名作と言われていますが、映画では伝わらないのは、narrative です。弁護士、Atticus Finch を父に持つスカウトという、差別という概念もない純真な6歳の娘の目から見た南部が、南部人独特の meandering narrative で語られるのは一読に値します。リーはこれでピューリツアー賞を受賞しましたが、著書はこの一冊のみです。Mark Twain の The Adventure of Huckleberry Finn もアメリカの高校で使われますが、これは N-word (nigger) が使われているという理由で、高校によっては ban をしているところもあります。後 Jack London の The Call of The Wild, White Fang も動物好きのティーンに人気があります。
ところで前回の投稿での訂正があります。<"Rapaccine's Daughter">は Rappaccini's Daughter です。
miknnikさん、またまた教えて下さってありがとうございます。
こうして解説してもらいながらあげてくださった本を見ているとそれだけで楽しくなってきます。
ジャングルブックてキプリングだったのですね。手塚治虫も同じタイトルのマンガをを描いていましたがやはりこれからとったのかな。
古典新訳文庫で「プークが丘の妖精パック」がとても面白かったので、とても興味があります。
ジャック・ロンドンも素晴らしいらしいですね。
うーん、眺めているだけでわくわくしてきました^^
しかし一緒に文法やらないと・・・。
とにかくありがとうございました。大変助かりました。
No.1
- 回答日時:
英語の勉強で最初から英文学、というのもちょっと厳しいですよ。
わたしも読書は好きですから、名作家の文を読みながら語学を学ぶというのには賛成です。でも長い小説だと途中で挫折する可能性もあるので、ショート.ストーリーをお勧めします。英国の作家では、Somerset Maugham, Roald Dahl, John Collier の短編は読み易いと思います。同じ英国人のEleanor Smith が著した、"No Ships Pass" は、ファンタジーのような内容ですが、人生の意味を考えさせられる話でした。アメリカでは、Edgar Allen Poe, Nathaniel Hawthorne 等がショートで有名です。ホーソンの、"Rapaccine's Daughter" も含め、短編の多くはインターネットでほとんどが全文読めるという利点もあります。
詩は短くても比喩、その他解り辛いところが多いので、初歩の方にはあまりお勧めしませんが、Walter de la Mare は児童文学でも有名で、彼の "Silver" は子供が読んでも大人が読んでも美しい詩だと思います。これは「月」の擬人化をした詩です。
http://www.poemhunter.com/poem/silver/
また他に思いついたら追加します。
ありがとうございます。
大変参考になります。
実は英語を勉強すると申しましても特にいつまでに身に着けなければならないという期限がありませんので気長に取り組もうと考えています。
児童文学は頭にありませんでしたが、興味をひかれました。
もしまた何か適当なものが思い浮かびましたらぜひご教示頂けたら幸いです。
ありがとうございました。
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