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ある小説の中で「はかなさを感ぜずにはおれなかった」という文を見ました。「感ぜず」を分解すると「感じる」の<可能>の活用形と否定の「ず」から成るんでしょうか?「しゃべる」の<可能>の活用形が「しゃべれる」のように<え>の形になります、そこから類推したんですが、自信がいまいちありません。

A 回答 (3件)

「感ぜ・ず」は文語の「感ず」の未然形 + 打消の助動詞「ず」です。


「感ず」はサ行変格活用で、「感ぜ・感じ・感ず・感ずる・感ずれ・感ぜよ」と活用します。
「感ず」の意味は口語の「感じる」と同じですから、「感ぜず」は単純に「感じない」という意味になり、可能の意味はありません。
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サ行変格活用「感ずる」の未然形「感ぜ」+打ち消しの助動詞「ぬ」の連用形です。



感ずる
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E6%8 …

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%8 …
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「感ぜず」自体には明確な回答が既にありますので、補足です。



「しゃべるsyaber-u」(五段動詞)の可能形が「しゃべれるsyaber-e-ru」のような形になるのは、江戸時代以前に「しゃべられるsyaber-are-ru」のような形であったものが「ar抜き」になったからです。この論法で言えば、「しゃべれる」に対応する「感じるkanzi-ru」の可能形は「感じられるkanzi-rare-ru」を変化させた「感じれるkanzi-re-ru」であって、いわゆるら抜き言葉となり、現代ではまだ認められていない形になります(あと100年もすれば認められるでしょうが)。可能形として「感ぜる」という形を想定するのは難しいです。
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